2006/01/18(水)13:07
養老先生の本
以前からいくつか読んでいましたが、「バカの壁」で大ヒット。
まぁ、異論もあるし、すべてがすべて納得できない本だけど、それがあとがきで養老著作ではなく、しゃべったことを活字にしたとあって納得。
私と姑の間には確実にバカの壁が存在する・・・。
で、最近その続編「死の壁」を読んだ
こちらも養老先生がしゃべったことを活字にした本。これは面白く、バカの壁より納得できた。あっとゆうまに読めてしまった。
「どうせ人は100%死ぬ」ということや「人を殺してはいけない」理由を解剖学者の視点から述べていた。理由はそれだけではないと思うけど、一理ある。
これを読んで今話題に登っている「移民問題」を考えた。
日本では移民は新たな問題を産むだけでなんの益もない。フランスより酷い状況になると思った。
それからついでに読んだのが「まともな人」
これは是非読んで欲しい本!「バカの壁」より「死の壁」より良本だと思う。
これは養老先生が雑誌向けに書いたコラムを集めたもの。
これを読んで、少々怒りっぽいのが少なくなった。
なんだか怒るのがバカらしくなってきたから・・・というのは私だけかもしれません。