ゴロゴロしている昼下がり。
YOUTUBEで音楽でも聴こうかと繋げてみると往年の名作「妖怪大戦争」が期間限定でUPされていた。
さんざん観たことのある映画。
でも、つい観てしまった。

大映の社運が下降気味であった時期の映画だがその特撮技術は素晴らしいし、脚本も無理がない。
おどろおどろしい怪談ものとは一線を画した所謂妖怪もの。
妖怪たちが愛らしく親しみやすく描かれていて好感がもてるのは私だけだろうか?

ただただ脅かしたりするホラー映画とは違う。
もちろん子供世代の支持を期待しての作品ではあるのだろうが私は好きだ。

1964年作。
前作には「妖怪百物語」や「東海道お化け道中」なんてものもある。
こちらも脅かすホラーではないのだが一種の暗さがあったりする。

なつかしい時代に迷い込んだ。
そんな感覚に陥った秋の一日。
少し肌寒くなった。