宏観事象と地震の予測 on 地震＠２ｃｈ

■　3/21、磁力系の異常が２件発生！　■

○ 3/14～18の間、ほぼ毎日１件ずつ発生していた「磁力系」の異常事象が、２日空けて3/21となり今シリーズでは初の複数件の発生となった。

宏観スレ348
｜＜磁力系異常＞
｜833 ：M7.74(空)：2012/03/21(水) 23:01:29.95 ID:G2rmiF9Q0
｜今朝出勤したら、パーティションにつけてた二つのマグネット(φ1.8cm)の一つが床に落ちてた
｜＠東京都新宿区
｜839 ：M7.74(チベット自治区)：2012/03/21(水) 23:18:15.42 ID:5cmqPqs/0
｜>>100
｜100を参考にバナナ釣り器に強力マグネットを取り付けて自作した地震予知器。
｜帰宅したら、反応してた（ネジが落下してた）。初めてなので、本当に地震が来るのか
｜半信半疑。＠北区

　前回シリーズの「（準）本震」、「茨城県北部Ｍ5.4 (最大震度5弱)」があった3/10以降の「地磁気系・磁力系」の異常事象は、本件を含め以下の通りとなる。

件数の形式：小計（地磁気異常, マグネット落下等の磁力系異常）
　03/10　1（1, 0）［宏観スレ343 >> 184 >> 186(新潟県燕市)］
　(03/11　1（0, 1）［宏観スレ343 >> 490(場所不明)］) ･･･（カウント微妙だが一応列挙）
　03/13　1（1, 0）［宏観スレ344 >> 319(大阪府)］
　03/14　1（0, 1）［宏観スレ344 >> 897(場所不明)］･･･（事後確認につき日付も不明か）
　03/15　2（1, 1）［宏観スレ345 >> 172（大阪府)、地震エコースレ13 >> 166（場所不明)］
　03/16　2（1, 1）［宏観スレ346 >> 469（大阪府)、>> 363（千葉県埼玉寄り)］
　03/18　4（3, 1）［宏観スレ347 >>599(埼玉志木市) >>603(千葉県) >>640(東京都多摩西部)、>>215（埼玉県新座市)］
　03/21　2（0, 2）［宏観スレ348 >>833(東京都新宿区) >>839(東京都北区)］

○ これまで3/18までは磁力系の異常件数は１日に最大１件のペースで連続的に持続、このため3/18までは件数極大（ピーク）日が特定できなかったため、「１週間前兆」としての「起点」を決定できず前回シリーズまでのような明瞭な「本震発生予想期間」を設定できない旨、記載していた。

［前回記載内容］
　｜　前々項で想定された「本震発生予想期間」も、この 3/18 の磁力系異常で広がり、
　｜3/18＋10日＝3/28までとなり「3/18～28頃」となった。･････(*1)
　｜
　｜○　3/18には地磁気系の異常も増えてきた点には注意が必要かもしれず、関東で東西に広く
　｜現れていることから、関東付近で歪みがやや広い範囲で増大中の可能性もあり、磁力系の
　｜ピークはまだ不鮮明なことからすれば現在はまだ初期の助走期間である可能性もないとは
　｜いえないだろう。ただ、前回「２～３月シリーズ」中の２回の「(準)シリーズ」では、
　｜その開始時点がピークでそこから１０日以内での発生となっていて今回もそうなる可能性も
　｜あり明瞭な磁力系のピークがないことから、どうしても多様な可能性を推測せざるを得ない。
　｜
　｜○　この後でさらに顕著な磁力系異常が出てきた場合は、ピーク日も移動し、
　｜先の本震発生予想期間「3/18～28頃」もそれに伴って後ろに移動することになる。

　ここで3/21に２件となって増えてきた件、これどう解釈すべきかはこの段階でも必ずしもまだ明瞭ではなく、現段階では次の３つの可能性のどれも棄却できない。

　１．3/18までが初期助走期間で、かつそこに実質的なピークがあったが、
　　　鋭い明示的な形にはならなかったが実際ににはピークはそこに隠れていて、
　　　「3/21の２件」は本震の「直前前兆」として現れた

　２．3/18までは初期助走期間で、そこにはピークは明示的にも暗示的にも
　　　現れてはおらず、「3/21の２件」が新たなピークとなった

　３．3/18までは初期助走期間で、そこにはピークは明示的にも暗示的にも
　　　現れてはおらず、「3/21の２件」はそれ以降に現れる新たなピークに向かい
　　　加速を始めた段階である

　これらの各場合の「本震発生予想期間」は以下の通りとなる。

　１．の場合　→　3/21＋（１～５日）　＝　3/22～26頃 ･････(*2)
　２．の場合　→　3/21＋（６～１０日）＝　3/27～31頃 ･････(*3)
　３．の場合　→　（未定）

　(*2)は(*1)に含まれるが、(*3)は(*1)を一旦棄ててから新たに設定されるもの。この１．と２．が両方棄てられないことから、現段階では（すでに経過済みの日を除いて）「(*1)または(*3)」→「3/22～31頃」を想定しておかなければならないということになる。

■　並行発震の流れから見た本震の予想　■

○　3/18後の「Ｍ４以上」の並行発震の状況は以下の通りで、3/14の三陸沖Ｍ6.8と千葉県東方沖Ｍ6.1発生後の余震が継続していた中で、3/21夕方ぐらいからは、本震発生定番の「茨城県～福島県方面」のやや遠方海域で(★2)(★3)などとなっていて、徐々に規模が増大しつつあるのかもしれず、これが結果として定番の本震に繋がる可能性が高いかもしれない。

　2012年3月19日　2時37分 岩手県沖 4.1（最大震度１）
　2012年3月19日　11時56分 青森県東方沖 4.7（最大震度３）
　2012年3月19日　19時23分 根室半島南東沖 4.5（最大震度２）
　2012年3月20日　7時06分 茨城県沖 4.0（最大震度２）
　2012年3月20日　8時35分 三陸沖 5.1（最大震度１）
　2012年3月21日　1時53分 千葉県東方沖 4.0（最大震度１）
　2012年3月21日　3時03分 中米(メキシコ) M7.8 ･････(★1)
　2012年3月21日　17時33分 福島県沖 4.8（最大震度１）･････(★2)
　2012年3月21日　21時01分 福島県沖 5.0（最大震度１）･････(★3)

○　(★2)(★3)の前には、海外でＭ７級(★1)と規模の大きな発震があった。USGSデータによれば、(★１)は

　MAP M7.4 2012/03/20 18:02:49 16.662 -98.188 20.0 OAXACA, MEXICO

であり、またその少し前にはインドネシアでＭ６級の発生があった。

　MAP M6.2 2012/03/20 17:56:19 -3.830 140.220 66.9 PAPUA, INDONESIA

　今回の海外Ｍ７級(★1)の前の宏観異常事象の件数低下は、やはりこれまでの傾向通りで、およそ半日から１日前に始まっていて、単純に投稿件数自体の低下も見られた（いわゆる過疎化）。典型的な電気電子系の事象の投稿は3/20の午後からは1日数件のみとなっていて、逆に恒常化していた電波時計の秒ズレがむしろ正常化したなどもあったほどだった。

　こうした場合でも、磁力系の異常が現れているシリーズ中では、海外の大規模発震による日本側での歪みの高まりが完全には緩和されてしまわず[修正＠3/22 05：09]の緩和は完全ではなく、規模はぎりぎりのＭ５級程度となっても陸域で最大震度４以上（定番の場所では５弱以上）の結果が出るのが確実となっていたことは昨年からも既載の通りで、今回もそうなるものと思われる。

○　日本側と海外の側とで海洋プレートの対岸同士の歪みの釣り合い状態となっていたところで、どちらが先に破壊するかで、規模の大小が決まってくると考えられ、海外側で先となれば海外側の規模が大きくなり、その結果として日本側での歪みの増大状況が緩和されて（現在のような事象件数の低下状態が続く限りは）日本側では規模がＭ５級前半程度で済むという傾向にあった。

　今回もそうなれば、(★2)(★3)の流れからすると上記のように定番の「茨城県北部～福島県浜通り」方面で「Ｍ５級の最大震度5弱以上」程度が、数日後の（(*2)の場合となりその前半である）3/22～24頃となる通常型の可能性が高いのではないだろうか。

Copyright (c) 2011-2012 Gua2011 All Rights Reserved.
（初出 3/22 02:30頃、表現修正 3/22 05：09頃）