①書名 いたずらこねこ
②著者名 シャーリップ
③出版社 福音館書店
感想
好奇心旺盛でちょっぴりいたずら好きな子猫の日常を、鮮やかで温かみのある絵とリズミカルな言葉で描いています。ページをめくるたびに、子猫が様々なものに興味津々で近づき、時には失敗しながらも成長していく様子が生き生きと伝わってきます。 特に印象に残ったのは、子猫の表情の豊かさです。何かを発見した時のキラキラとした瞳、いたずらがバレそうになった時のドキドキした表情、失敗してしょんぼりしている姿など、どのページも子猫の感情がストレートに伝わってきて、思わず抱きしめたくなります。 読み終わった後、心が温かくなり、優しい気持ちになれる絵本です。子どもと一緒に、子猫の可愛らしいいたずらに笑い、共感し、そして少しだけハラハラしながら、楽しい時間を過ごせるでしょう。