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MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

10巻

のだめカンタービレ 10巻

■LESSON 53■(『KISS』09号掲載)

ジャンプのように別冊もついていて、それが、(峰くんや他の人たちの)『卒業』のあたり(笑)のエピソード。(のだめは出席日数が足りずに留年+中退で留学だって。)

本誌の方ではのだめと千秋先輩がパリ生活をスタートさせています。
結構ご機嫌な千秋先輩とは反対に、フランス語ができず、どよんと落ち込んでいるのだめ。なぜか皿一杯のエスカルゴを注文しています。

そんなのだめを、千秋先輩は
「大丈夫、お前は今だって『大川弁と標準語のバイリンガルだから』(あああ、私も良く使ったフレーズ~~)」と笑うのでした。
先輩の鬼畜言葉攻め、絶好調です。(恩知らず)←飛行機にひとりで乗れない先輩を、のだめが助ける為に、同じ時期に来ました。

この2人、千秋はのだめの実家であんなに公認され、のだめも留学試験中はすべて千秋母に頼っている(らしい)のに、相変わらずな設定みたいデスネ。

く~~~!!!じれったいんだけど、
2人がラブラブになったら漫才のオモシロさも半減するしな~~

一応、千秋先輩が『本来なら6月渡仏でいいところを、自分の都合でのだめも4月に連れてきた』ことを認識し、『お前だってがんばったんだよな』と
寝顔を見守ってくれていたのは嬉しかったです。(BL読書時にくらべてなーんて欲のないワタクシ!)(BLなら、『え?部屋が無い?』とかでソク同室。朝起きたら『え?』←驚くのは千秋先輩の方? …な展開なのにな~。惜しいな~書いてるうちにそっちも見たくなったかも~v。BLじゃないけど)

下宿に、早くものだめラバーでも絶対当てウマな男の子が出てきました。
けど、千秋先輩は無反応
きっと、どんな男が出て来てのだめを好きになっても、オーボエ奏者の黒木くんの時のように先輩は、
『あいつはオレだけが好きだから』
と無意識に自信満々なのでしょう。

それよりも、ラヴェルの『鏡』を弾いて、下宿生仲間に挨拶しているのだめに
「いつの間に楽譜に忠実に弾けるようになったんだ!!!」
と思った私は正統派のだめファンといえませんか?。(レンアイよりも音楽重視?)

■LESSON 54■(『KISS』10号掲載)
のだめがすごい。
『プリごろ太』のフランス語バージョンビデオを100回くらい見る…という方法で、もうフランス語をマスターしようとしています。

おかし過ぎです。二ノ宮先生のアイディアの泉は枯れることはないのですね
千秋は枯れてても・・(しつこい)

その昔、古代への情熱に燃えたシュリーマン氏は
発掘する為にまず金を儲けよう、その為にも勉学に励もうと
色んな言語の聖書を書き写したり暗記したりして、たくさんの言語を習得したそうですが、それを体現してるのだめ…。
のだめもトロイを発見できるかもね。(でもガサツすぎて失敗もしてるシュリーマン・・)

と、いうことで、のだめの、あまりにも凄い『オタク』さに、恋の予感もあったフランス人青年が音をあげ、

彼のうちでビデオを見つづけるのだめに
千秋先輩は焼きもせず…心配はすれども…
相変わらず恋愛要素は薄いんですね~~~。二ノ宮さん。

ミラノ的願望では、好青年のフランス人(そんなものはいない??そういえば、フランツの見栄えはドイツ人ぽいかも)にフランス語を習うのだめに、千秋先輩がやきもきして
指揮者コンクールの準備が滞る…というのが好みだったのに…(BL的すぎ?)

■LESSON 55■(雑誌『KISS』11号掲載)

いよいよ千秋先輩が、指揮者コンクールに出かけるようです。

本人、いつものように自分の世界に入ってますが、
その横では、のだめとフランクがおたく会話。

どうやら、指揮者コンクールの近くの場所で、同じ時期に、
フランスのアニメフェスティバルが催されるらしいです。

フランク:「そしてなんと今年はプリごろ太の作者が来るんだ。」
のだめ:「ふぉ~~~。ハラヒロシ来るんですか。」
千秋先輩:「おまえら、なぜ人の部屋に集う…」

先輩、「来なくていい。」と言いつつも
のだめが「絶対行きますよv」と言うと、一応嬉しいらしいです。
もっと素直になれよ

しかし、2次と同じ日に、アニメフェスタでもシャトーでパーティがあると聞き、あっさり「3次はいつですか??」と聞くのだめ。
アニメに負けている千秋先輩…υ。愛はないのかのだめ。(笑)

でも、アニメに負けて怒りはしても、のだめがフランクの実家に一週間も泊まり込むことには何のヤキモチもないのね。千秋先輩??そんなに自身満々???

なんやかんや言いつつ、一緒にTGBに乗り込む3人。
列車はフェスタに向かうアニメファンで、まるである時期のりんかい線のよう(いや、さすがにりんかい線の中にはコスはいないけど、オタク密度の高さが…)

*注:りんかい線とは、多くの人がコミケに行く時に利用する鉄道路線です。新橋からゆりかもめで行くより早いんです

おたく達の中に異彩を放って、日本人のヤな女と、スカしたフランス人の男(名前もジャン)。どうやら指揮者コンクールに出る模様。
その女言うには『ジャンはヴィエラの若手の弟子の中では一番の有望カブ』らしい。

千秋先輩、「ヴィエラの弟子…そんな奴、何人もいることくらい…わかっている」と言いつつ、実はショックかも。でもとにかく、ヨーロッパに来れて、指揮者コンに出れたことを喜び、このチャンスをものにしたいと超前向きなのでした。

クールな千秋先輩とは対照的に、

「千秋先輩だってミルヒ・ホルスタインの弟子です」

と、わけわかんないことを言ってるのだめがカワイイです。
能あるブタの爪はチョキ!!もとい、自慢はしないってことですか。二ノ宮先生。

ジャンに「『マサユキ・チアキ』と関係あるか。」と聞かれても「ノン」なんですね。渋いです~~~千秋先輩。
1次の選曲くじ引きで、指揮者泣かせのハイドンを引いてしまった千秋。

のだめは『動物持ち込み禁止!!』と、そのままアニメフェアに追いたてられ、ひとりの千秋先輩。
「ハイドンが当たるなんて光栄だ。」
と、言いつつ、興奮して寝られず、遅刻寸前だったらしい(笑)
寝癖のついた髪のまんまで、出番です。小澤になるのか??千秋先輩。

と、今回は。指揮者コンの前振りだけで終わってますね。
盛りあがり足りないとはいえ、イロイロ大切なシーンなのでしょうね。
特に、のだめが、先輩の指揮棒にプリごろ太のゆび人形を装着するところなど…(笑)

この指揮者コンクール、その名を『プラティニ国際指揮者コンクール』というそうです。
あはははは、プラティニだってさ~~~(有名なサッカー選手です)ということは、開催地はサンテチエンヌですか(プラティニの出身地のフランス中部の町です)

でも、モデルは、小澤さんや佐渡さんが出た(というか、フジミの圭クンも優勝した)『ブザンソン』ですよね。
それをイチイチ笑わせて下さるところがステキです。二ノ宮先生。

さて、次号では、2次で千秋先輩がピンチになるらしいので、
それをどう切りぬけるのか、果たしてのだめがアニメを選ぶのか、2次に来るのか、早く読みたいです。

次号は6月10日発売。そして、コミックスが6月11日発売ですね。(何を宣伝してる)

ところで、作者の二ノ宮先生は、HPでも紙面でも、『トランペットとフルートを買いました』って言ってましたけど、それって経費なんでしょうかね

■LESSON 56■(『KISS』12号掲載)

なんとか2次予選を通過して、評判も上々のようです。
でも、今回は、千秋先輩予選の様子だけだったので、少々物足りなかったです。(予選の様子は、フジミを読んでる人なら、結構想像できるので目新しくはないし、フジミの時は、1冊で結果までわかり、二人も充分ラブラブできて終わるので、こっちの『おあづけ』は苦しいです~~)

アニメフェアにどっぷりつかってるのだめが3次を見に来てくれるのか、読者も心配してますし、ちょっとおつかれ気味の先輩も待ってる様ですから、次回はのだめちゃんの方からスゥイートに攻め応援してあげてほしいものですね。

なんやかんや言って、千秋にはのだめが必要なんですから。

大川に行く時も言ってたでしょう?

「おれさまを2度も振ったら、許さない。」って。

深層真理では、分かってるんですよ。

でもね、何となく、何となく~~ですけど、
ひょっとして、千秋がのだめにちゃんと『好きだ』と言う日は、(マンガでは)来ないんじゃないかと…恐れてる私です。
その危機感が、また、読みつづける原動力にもなってるのかもね。

■LESSON 57■(『KISS』13号掲載)


えーと、この号(『KISS』13号のLESSON57)は、まったく不本意だったので、
最初は日記にも感想を書いていませんでした。

でも次の回ですごーく満足したので、
そこではじめて先週の感想も書ける状態となりました。
故にこれは、58話を読んだ後で書いた57話感想です。

■Lesson57 指揮者コンクールの3次予選が始まりました。

聴衆の人気は フランス人でヴィエラ(千秋あこがれの指揮者)の弟子、『ジャン』と、千秋と分かれているようです。
それに加えて、オケのメンバー達は、もう1人の日本人、片平も気に入っている様子。この人ってば、どんな魅力があるのでしょう。

最初はジャンの登場。千秋も気になるので見に行く事にしたようです。のだめもフランクと客席に来ています。

ジャンの一曲目、ラヴェルの「道化師の朝の歌」、私は浮かばないのですけど、キラキラとした感じが絵からも伺えます。片平は
「流麗、色彩豊か」と表現していますね。
2曲目はシュトラウスの「テイル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」で、千秋と同じだそうですが、こちらもジャンはその魅力をタップリ披露した様子。

あせる千秋
楽屋でジュースをこぼしたり、蝶ネクタイをつけ忘れたりしています。


ついに千秋のと登場。緊張したまんまらしいです。
1曲目はラヴィルの「亡き王女の為のパヴァーヌ」静かな曲ですね。水無月も大好き。
ホルンに「小さく」との指示を出し、ちょいカチンとさせてるかもしれませんが、美しくまとめたようです。のだめも聴衆もうっとりしている様子。
しかし、2曲目で、ジャンとの差をつけようとあせったのか千秋。またホルンに「小さく」と厳しいことも言い、他のパートにも次々と高飛車な指示をして行くうちに、オケのムードがあっという間にとげとげしいものになってしまいました。

(フジミの圭もハンガリーかどこかのコンクールでやってましたよね~~。自分本意すぎる指揮…もともと指揮者は自分本意なのでしょうが)

「また(千秋先輩カズオ化)ですか」
と、口をとがらせるのだめ。
どうしたの?千秋先輩?…(うるうる)とならずに、エラソーなのが、のだめらしいです。


■LESSON 58■(『KISS』14号掲載)

ふぉおおおおお!!!

千秋先輩がのだめを部屋に連れ込んで…×△○□☆!!!!←一応、巻頭ではネタバレしたくないので寸止め。日記トップに出ちゃうと反転もできないので


フランクを先に帰し、千秋のホテルを訪ねるのだめ。
フロントに堂々と『妻』だと言うのだめもカワイイし
間髪を入れず「帰れ」と返す千秋もらしい(笑)

『アン・プー(すこし)』と頼み込むのだめ。

部屋に入ると、妖怪でも出てきそうなトーンをしょった先輩が
「何しに来た…」と魔王のような声で…いやマ王じゃなくてホントのひく~~い声で(聞いたのか!)威嚇してます。

落ち込んだ先輩を励まそうと、一生懸命に話してます。

「一曲目とってもステキだったんですから」とか
「ただ、オケの人に嫌われちゃっただけですヨ。」とか
「先輩、誤解されやすいんですよ。粘着の完全主義だから。」
「でも良かったんじゃないですか?(鼻が)ポッキリ折れて。」
「人間、負けて大きくなるんデスよ!!!」

と、話せば話すほど、墓穴を掘って…
とうとう最後にゃ~首を締められてますけど…(苦笑)

一応、気分を変えて、食事に行くと、そこにはジャンと日本人の嫌味な彼女が。
彼女が千秋を笑うのに対し、ジャンは
「全然気に病む必要ないよ」
と言ってくれました。イイ奴なのか?慰めなのか?

つか、嘲笑するジャンの彼女に対し
「なめくじに塩をふるようなこと言わないで下さい」と言うのだめが、実は一番鬼畜な奴なのです。

でも、優しく上辺の言葉で慰められるよりも、案外千秋は厳しく苛められた方がイイのかも。

野球選手で言えば?
「がんばってね。今度は大丈夫よ」
と言うよりも
「いや~~!!!今日の三振も、振りだけはダイナミックだったね~~!!!(誉めてるつもり)」
と言われたいシトみたいな。(マソか??)

そんなジャンの言葉に少々浮上したのか、
のだめが彼等の食べなかったミルフィーユをたなぼたしてる間に
千秋は飲酒モードに突入。
ワインを自分で注ぐ姿がカワイイです。

ホテルに帰っているジャンは、なぜか急にお勉強モードになったそうです。なぜですか??千秋の指揮の中に、ヴィエラ先生のエッセンスを感じた???(でも千秋が指導を受けたのはミルヒだけだぞ)

酔っ払った千秋先輩、
ホテルに帰りつつ
「のだめ!帰って飲みなおすぞ!」
と、すでに亭主のようです。

のだめが「フランクの家に帰らないと~」と言うと
「バーカ、電車なんてもうねーんだよ!」

などと意味深な発言を吐き、おもむろにのだめの手を引っ張ってる~~~~~vvvv

「それって…先輩の部屋に泊まってもいいってことでしょうか」
「うん。べつにいいんじゃない?(もうどうでも)」
ですって!!!

キャー!!!!のだめ、これからはいつでもワインを持参だ!!(千秋は酔うとラブラブモードになりやすいらしい=50へえ)

…しかし

のだめは(せっかく下着の心配までしたのに)ソファーでもんもんと1夜を過ごしたらしいです。

のだめ、お前は本当に少女マンガのヒロインか??(なんでそんなにもんもんなんだ)

というより、

千秋!お前はホモか!!!

なんでパリにまで連れて来て、ここまで一緒にいるのを許していて手を出さずにいるんですか??

…多分…「手を出したらオレの負けだ!」(何と戦ってるんだ?)とか思ってるんだろうな~(笑)

さて、一応2人で、3次予選二日目の片平の指揮を見に行きました。なんと、彼の指揮は『ジャンピング指揮ダイナミズム!!!』

片平は、超独創的な、滞空時間まで計算されているらしい狂わないリズムのジャンプで
わかりやすく指揮をしていたのでした。

体全体を使って楽しそうに表現する片平に、大喜びののだめ。
そんな彼女を見ながら

「オレも 喜ばせたかったな…」(エコー、エコー)

とモノローぐ千秋。

(私達も、のだめを喜ばせて欲しかったよ。先輩。)

千秋は、のだめが側にいて、また、『音楽を楽しむ事』の大切さを実感したのですね。
やっぱりのだめがいないとダメじゃん。

「もう一度チャンスがあったら」

と、3次通過を切に願う千秋。
のだめも(私も)、この次の先輩の指揮を早く見たいですよ。



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