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MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

高口里純 作品

【美しい男】


原作:高口里純
発売元:パイオニアLDC


【レポ予告編】

あ~~ちょっと待って下さい。

これは、アレですね、高口里純さんのお話のCDなのですか?

パイロットの話です。

石田さん演じる天才パイロットが、天才すぎて飛んでさえいれば良いらしくって

国家が彼を必要とする時だけ起きて、後は、コールドスリープさせられているのですね。

凄い設定ですね。(でも里純さん好きだから、マンガも読んでみたいです)

ライナーも何もないので、もう一度聴いてから出なおします。


でもね、資料が揃うのを待てずに書いてしまうんです!。


だって


何がビックリってあなた!!!

石田さんが歌ってるんですよ!!!

ではまた後で。


【レポ本編】

はい!お待たせしました皆様

読んだマンガは『Chara COMICS 美しい男』(高口里純)でございます。

本の方は1,2巻を読んだのですが、まだ続いているようですね。捜索中。


CDの方は、その、1巻に載っている第1話に、オリジナルストーリーを組み込んだ形になっています。
(第2話以降は、哀しくってクヤしいんだよ~。これが!
あ~はやく続きを読みたい…ような気もするし、悲しいから読まなくてもよい気もする今日このごろ。)

【CDのストーリー】(BGMにスターウォーズとかかかってる感じ)

宇宙歴156年、惑星ソラヤ。そこではパイロットの精鋭集団『ダンスマニア』の3人が集められていた。
若き天才肌のエース、マロイ(遠近孝一さん)
ベテランで、理論とデータ分析に長けるクラウド(家中宏さん)
名門の次男で、飛行センス抜群のステラスタ(子安さん)
達である。

『ダンスマニア』は、惑星スカヤの防衛軍において、テストパイロットの最高峰『グレイトキャリア』の中でも精鋭だけを集めた集団である。

彼等3人は,現在、惑星ラムゼーに起こったクーデター鎮圧の命を受けていた。
「たった3人で?」と尋ねるマロイに、上官のケサック大佐(真殿さん)は
「正確には4人だ」と説明する。

そこへ到着して、その途端コケタのが、M2(エムツー)・リムスタイン(石田さん)
30年前、ダンスマニアは、彼の為に発足したと言っても良かった。
天才的パイロット、M1の息子にして、同じく類を見ない天才パイロットである
M2は、その技術保存の目的で、今日までコールドスリープを施されていたのだった。つまり、軍が必要とする時だけ、解凍されて飛ぶのである。
(そのせいで、まだ体がナマっていたのか。)

実はケサック大佐と同期、同室だった彼である。人の良さそうなケサック大佐が
「ケサックだ。クレイトキャリアの同期だよ。(ダンスマニアではなかったらしい)」
と言うと、起きたばかりのM2は
「こんなジジイに知り合いいたっけ」と、毒舌だ。

「同室だよ。30年ぶりだ。」と言うと、思い出したのか
「昨日の酒かえせよ」
と、少々時差ボケしているようだ。

M2は、もっと上官のマリッツ将軍ともお友達だ。
(しかしケサックもマリッツもイイおじさんであるのに対し、M2は22歳の美しい青年である)
マリッツが、「君の吐いたゲロなら汚くはない」というくらいの仲良しさんらしい。

さて、現在のダンスマニアの3人のところにやってきたM2は、またコケて
床の新素材に文句を言った後、新型戦闘機『ミシャップ』の説明に入る。(古い人なのに、新型をへとも思わず受け入れるところが天才なのか?)
ひととおり説明した後、唐突にマロイに
レベル10のバーチャルシュミレーションをさせるM2。

よくわからないが、レベル10とはブレーンシステムと言うから、
多分、脳と、計器や動力操作システムを直接つないでいるのではなかろうか
(SFには詳しくないのだ)

「そんな!死にますよオレ!」と反論するマロイに
「狂うだけだ!」と訂正するM2。

「だってオレ何も知らないし」と言っても
「安心しろ!オレも初めてだ」と微笑むのだった。(クールな石田さんもステキ)

シュミレーションとはいえ、抜群の成果を上げた後、気絶したマロイ
微かに覚えているその後のM2のフライトテクニックに脅威と尊敬を覚え
次第に引かれて行く。
M2が、作戦終了後、また眠るとも知らないで…。

そして彼等は、任務地惑星ラムゼーにて、鮮やかに任務を追行するのだった。


と言うのがCDの半分で、

あとの半分は、そのM2が、ホントに若い時の30年前の話です。
真殿ケサックとか梁田マリッツも若いの~~。

M2が、義父ガンディ(大塚明夫さん)の歪んだ愛情に縛られ、悩み、それを
(マリッツの助けを得て)絶ち切るまでのストーリーが書かれています。

前半では、マロイに対して、クールに偉そうに、KISSしてやったりしてるM2なのですが、
後半の話では、義父にやっぱりやられちゃってる石田さんです(この為にオレは呼ばれたのか!!!って思っただろうな~)。


ケサックとマリッツとM2で飲みに行くと、2人はケサックをつぶして
高い酒を注文し

現代のダンスマニアでカラオケに行った時も、大佐を立てる振りをしてまたケサックをつぶしてます。
石田さんが『コールドスリープブルース』を歌い、子安さんも歌ってます。
一応、2人とも、カラオケで歌ってるという設定ですね。
演歌です。(石田さんってばこれがイヤで歌わなくなったんじゃなかろーな。ハハ…)

それで、タイトルの『美しい男』ってダレなんだ!!やっぱりM2・リムスタインのことなのか???
と、思うでしょ。

それがあなた!!!

マロイ、クラウド、ステラスタも入れた、4人全員のことナンデスヨ!。みんな麗しい~~~の。

やっぱり哀しいかもだけど、先を読みたいかもです~~~~。



【叫んでやるぜ1~4】

グウェンダルの歌がチョ~ステキvv!

じゃーなくて、大塚明夫さんの歌声にヤラれました☆☆

ご存知?高口里純さんのコミックスを、里純さん自らCDにしたもの?(多分)です。

なので、お話はコミックスに忠実に再現されてます。

(キャスト)
高校生に見える33才の受け声声優、久江信乃(金丸淳一)
信乃が高校生の時に生まれた息子、久江南夏也(岩永哲也)

信乃の尊敬する、シブ声声優、小泉天竜(大塚明夫)

信乃を狙う、タレント上がりの声優、水沢輝志(置鮎龍太郎)
天竜の後輩で、信乃を目のカタキにする、香取虹介(保志総一郎)

南夏也が好きになる、アイスホッケーの先輩、映日(松本保典)
天竜の先輩声優、川辺(小杉十郎太)

と、まぁ、豪華な声優陣なんです。
お話は
コミックスレビューで書いてる?(確認してる)

あ~~~充分ではないので書き足しますと

南夏也は、母親が死んで、初めて、父親である 信乃のもとへ行くわけです。
母親の『操』は、信乃が俳優志望なので、邪魔にならないように、妊娠したことだけ告げて、身を隠していた設定です。
(高校生同士?少なくとも信乃はそうだったのに…偉い娘だったのね~~)

で、南夏也に来てもらって喜んだ信乃が、稼ぐ為に仕事をBLCDにまで広げます。
最初、南夏也は「そんなの演るな」と、怒ったりもしますが、後では理解します。
岩永さんの南夏也は、岩永さんらしく(笑)、ちょっと硬質ですが
若い感じが良く出てます。

相手役(攻め)としてしょっちゅう絡んでいる天竜は
だんだん信乃を気に入ってるようで、
眠ってる隙にKISSしたり、思わせ振りなコトバを低音でささやいたりします。
大塚さんの声はグウェンよりはもっと低めなので、
聞いてる分にはグウェンでなく、天竜のビジュアルを思い描いてました。
(今度、グウェンを思い出しながら、聞いてみます。あああああ…@@@←もう悶えている)

バイを自認している声優、水沢も
しょっぱなから信乃を狙って
こちらは、正々堂々と騙して連れ込んで、KISSしてしまう。
でも自分が「久江さんの元の奥さん以外では一番~~!!」と、思っていたら
天竜が「オレが先だ」と…ラジオで言いました。(ありえね~~)
置鮎さんは、普通のさわやか声で攻めてます。
(コミックスのビジュアルも、オッキーっぽいのです。置鮎さん、痩せてセクシーリーダーになったし…笑)

お話は、
信乃が、南夏也と住んで、嬉しい反面、
(彼と映日(あきひ)との情事などがあって)南夏也がひとり立ちした後などを考えたり、休日の親子連れを見たりして
寂しくなってしまうとか。
そんな信乃が、天竜に甘え…るのだけど
彼の気持ちを受け入れるには抵抗があって
勧められた見合いにココロが揺れる…とか、
紆余曲折を経て、結局は天竜を受け入れるわけですけど、そこに至るまでの葛藤が人間的で、説得力あるし、同時進行の声優の仕事の様子も面白いのです。

話は原作に忠実だったので、特に予想と反したところもなく
楽しめたのですが、『4』の2枚目に収録されていた歌声にもー

くらくら来ました

みんな歌上手いです~~~~。
最近のCDには、歌ははいらないことが多いので(置鮎さんの歌声は、良く聞くけどね~。)
目からウロコ…という感じでした。

グウェンがカッチョ良く歌ってるんですよ~~~~vv
マ、マ王でも、歌のCD、出してくれないかな~~~~



■君には勝てない■


2004年7月23日発売
マリンエンターテイメント制作

高口里純原作、穂波ゆきね画の、同名コミックスのCDです。

キャスト:

自分の土地を学校建設用地に貸した、田舎の男のコ雄飛 (高城元気)

雄飛の兄で、秀育学園で教師をしている酉島(とりしま)森生 (井上和彦)
学園の理事長で、酉島兄にちょっかいをかけている 江崎 (堀内賢雄)

秀育学園 生徒会長で、学園ベストオブメガネの筒井参吾(野島健児)
副会長で、ワイルド(ヘアもドレッドっぽいし)な三木カンジ(石川英郎)
書記の美青年、江崎三つ子にも目をつけられている北条ハヤテ(鈴村健一)

雄飛に寮のことを教えてくれるけど、黒幕三つ子の手先でもある猫田 (宮田幸季)

理事長の息子で影の生徒会を牛耳る三つ子、江崎 陸(成田 剣)
同じく、美少年好きでよくハヤテにちょっかいをかける、江崎 海 (神谷浩史)
同じく、カワイイもの好きな、江崎 空 (吉野裕行)


■どっぷり男だけの世界、秀育学園での、雄飛の生活(染まりぐあい)を描いた(笑)このCD。
短いエピソードをたくさんつないで、めくるめく男子寮の世界を高口チックに描いてます。



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