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MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

『少年舞妓千代菊がいく』

■千代菊新刊『多岐流お家騒動』奈波はるか

千代菊も、もう11巻目だそうです。
そろそろ声変わりして、舞妓を廃業しなくてはならなくなるんじゃないですか??

とか言いたくなる私。(イジワルじゃなくてさ~~ラブの方の展開が欲しいのよ)

今回は、急死した家元と、彼が目をかけていた20歳の美青年師範との関係を探る話です。
モチロン、千代菊は美青年師範の味方です。
その師範、祥太郎が千代菊をくどかないので(笑)、楡崎も力を貸しています。

しかし、実はこのシリーズの半分を占める『謎解き』や『ゲストの悩みを解決してあげる』部分は片目で読んで、
もうひとつの『モテモテ千代菊はどうなる』話の部分ばっかり喜んで読んでいるワタクシです。

それからすれば、本命の楡崎は今回、力を貸してはくれますが、おとなしすぎて変化なしですし

対抗の紫堂なんて、もー、何巻も忘れられてますし

大穴の従兄弟、宏章(櫻井さーん)も、ちょっとしか出て来ないので物足りませんでした。
まーだ、楡崎が本性を出しすぎて危なかった前回の方が楽しめました。

でもねー、ひょっとして『千代菊、サザエ化???』の恐れを抱いているワタシです。
千代菊の正体が楡崎にバレル日…ワタシが待ち望んでいる展開…は永遠に来ないのかも。




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