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MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

小説感想

とうとうマ王を読み進めるうちに

『コン×ユーだと、先行き切ないかも…』と言われたワケが理解ってしまいました。

うそ~~~~~~~

マーメイドメロディ・ピチピチピッチで、カイトがルキアのことを忘れちゃった時よりもショック!!!!(比べていいのか?)

ベイブレードで、仲間だと思っていたカイが、ロシアチームから出場してきた時よりもショック!!でイヤだ~~~~!!!!!(よけい分からない例えかも)


あああああああ


3巻目の『大脱走』くらいでは、グウェンとユーリがずっと一緒で、微笑ましいお話だったし、面白い~~だけで済んだのに。

外伝1の『トサ日記』で、なんですと???という情報がもたらされ。

「そういえば、『ユーリ』って『7月』のドイツ語じゃなかった?
でもって、フランス語だと『ジュリエ』だよね。」

「…ユーリ=ジュリアか~~~?」

「う~~~ん。それを知ったらユーリ、ちょいとツライかな?。」

と、思っていた矢先、本編5巻目、6巻目の

『陽が昇る』『夕暮れに』あたりではどんどん切なくなってるじゃーありませんか????
極めつけがその後の2冊!!!!!

一体、どうしたんですか???

楽しく可笑しく幸せに、ハンサムなお兄さん満載の時代劇的勧善懲悪番組だと思っていたのに…(番組ってそんな)

(つまり時代劇だから、1話完結で、最後から40ページあたりで見せ場があって…真中あたりに入浴シーンがあって…って安心して読みたいんですよ私は)

5巻目からは、大河ドラマになっているではありませんか??
(ただ、何冊にもわたっていて長いと言いたいらしいです)

これは、…アレですかね。

担当さんが注文したのですかね。

担当さん「長く続けるためにですね~先生!もうちょっと切ない路線で行きましょう」

喬林センセイ「そうですね。もともとコンラッドの設定は切ないですし。」

担当さん「そうそう、そのところをもっと強調して、2人を引き離したりして、読者を泣かせましょう。」

センセイ「だ、大丈夫でしょうか?」

担当さん「大丈夫ですよ。ミラージュをごらんなさい。2人の環境が哀しいものになる程、読者は最後にハッピーになった二人を読みたくって、本から離れられなくなるんです。」(ミラはそれでも哀しかったけどな)

センセイ「そうでしょうか?」

担当さん「そうですよ。一旦つかんだファンを釘づけにして、長~~くひっぱるには、切ない路線しかありません。直江(ミラージュの主人公のお付きで恋人)だって敵方の人間になったりしてますし。」

センセイ「わかりました。やってみます。」


そういうわけで、私達は、泣かされているんですよ。きっと。
(決めつけ)



実は木曜日の12時ごろ

「寝なくちゃ~~」

と思いつつ5冊目を読み始め、

「止まれない~~」

と、コーヒーを入れてまた、6冊目を読みつづけ。

「いやーん!コンラッドの行方がわかるまで寝れない~~。」

と、7冊目8冊目を天才的速読法で飛ばし読み…

一応話が終わってもコンラッドが帰って来ないので、がっくり落ち込み

「うそ~~~~~!!!」
「イヤ過ぎて眠れない~~~。(心の中は春の嵐)」

と、もんどりうっておりました。

今日、息子マを読んで

「そうよね~~ちゃんと事情があるのよね~~」

と、コンラッドを信じつつも。
なので『ショック』というより『イヤ』というカンジ
『海の果て』を買って来てはまた速読しては、

「あ~~まだ切ないよ~~」
「完結してから手をつければ良かった~~~」

と嘆いております。

でも仕方ないので、今のうちにMに徹して、哀しみに浸っておきましょう。めそめそ。ちゃんと読んでおかなくちゃ。


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