MILANO‘S REVIEW

2006/06/14(水)05:09

『バッテリー』『THE MANZAI』あさのあつこ

その他BOOKS(17)

6月末からの仕事関係の用事と、娘の月イチの喘息薬を取りに行ったら 時間がなくなってしまい、 「マン喫はガマンして買おう」・・・・ と、何気にカウンター近くに並んでいた『THE MANZAI』を1冊買って帰ったのが1時ごろ。 (他にも買ったけど、腐女子系なので日記は分けとこうかな) 夕方には、別の用事で出かけるのを言い訳に、商店街の本屋に書け込み 「え、『THE MANZAI』ないの?これって結構話題だよ。CDも出るし、若い子(自分とは区別)好きみたいよ。 『バッテリー』書いた人。あ、そっちはあるの?じゃー4冊とも下さい」 と、別の話も買い、気に食わないけどツタヤでマンザイ2も買って   そして、夜中には、まんざい2冊と バッテリー4冊を読み終わっておりました。 こちらが先に出たほうですね。 岡山の瀬戸内海側から、山あいの小さな都市に引っ越して来た巧(中一にして既に天才的なピッチャー。でも性格は唯我独尊) と そこで会った、人の良いキャッチャーの豪クンを中心に 天然・癒し系の弟、昔監督だった祖父、野球部の仲間などを書いた小説です。 根性コンジョーしてないところがステキです。 主人公の巧は、努力を苦しいと思わず毎日トレーニングしているし 弟がメチャ可愛い。 巧の性格が悪いので、お話全体のムードは固めですが、どんどん読めました。 続きが文庫本になるのが待ちきれないかも。 昔に出版した児童書サイズのまで探してしまいそうです。 対する『THE MANZAI』は、もっと和やかムード。 一時は登校拒否をしていたカワイイ系中学生の歩が クラス一背が高くて、サッカー部のエースの秋本に「おつきあい」を申し込まれて ビビッタら(笑)漫才の相方になれということだった。 ・・とつかみはオッケイですよ。まず(笑) そして、彼を断わりきれないまま、話は文化祭で「漫才版ロミオとジュリエット」をやることになり 気の強い女の子だの、委員長体質の同級生だの、面白い友達もできてきて 「あら、『フラワーオブライフ』みたい・・・。しかもほんのりラブ風味つきの。」と思いました。 (フラワーオブライフには、クラスの仲間のあいだではラブなしだもんね。) とにかく会話が面白いので、こちらもオススメ。 買っても損ないですね。 既に、お持ちの方、やっぱしCD買いますか??石田さんでしたっけ?? 私は今、迷ってます~~~。

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