お星さまのひとりごと・ブログ

広島の翌日は、鳥取県の岩井温泉に行ってきました。
瀬戸内から山を抜け日本海へ！
雨の中車で4～5時間程走ってようやくついた温泉は、千三百年の歴史を誇る、山陰最古の温泉で、お邪魔したのは、その中の温泉旅館「岩井屋」さん。
 

宿に着くなり取った行動は早速お風呂へ！
湯船の上には『日本秘湯を守る会』の提灯が灯り、内湯と露天と立って入れる温泉の3つ！
何でも立って入れる温泉は全国的に珍しく、全国で3番目の深さだそうです。
更に足元が源泉となっており、時折あぶくが沸いてきて、なんとも心地よい温泉でした。
 

料理も定評のある宿のようで、海の幸から山の幸、更にその場で揚げるてんぷらと、とても美味しく頂きました。
 

温泉街は決して大きな街ではありませんが、こじんまりとしたのどかな街です。
古い看板や建物、桜並木がその街の歴史を感じさせてくれます。
 

旧岩井小学校は、明治初期に建てられた洋風の小学校だそうで、もちろん随分前に廃校となっていますが、とても立派な外観でした。
出来ればキチンとした保護や管理をして欲しいものです。

街の中ほどには[ゆかむり温泉]という公共浴場があります。
この[ゆかむり]とは、この地方独特のスタイルの意味で、頭に手ぬぐいを被って入る事のようです。
その為か、街には[ゆかむり温泉][ゆかむり橋][ゆかむりの塔][ゆかむり煎餅]と[ゆかむりモノ]がいろいろありました。
  

ちょっと歩いたら、なんとスナックもありました「ゆかむりの里　スナック春…」。
が…足を踏み入れる勇気はありませんでした…。


今回泊まったお宿も、地方の民芸品やお花などが所々にさりげ無く飾ってあり、心配りも良く、木造３階の宿の雰囲気を、更によくしているようでした。
 

   

出立の時には宿の女将さんのオリジナルの[よろこんぶ]という昆布茶を頂きましたが、これが美味しく、しばらくその後の旅で持ちまわっていたほどです。
とにかく今回の岩井温泉は、まさにテレビの旅番組にそのまま出てくるような街と温泉でした。

さて宿を出立して向かったのが、富浦海岸。
湾に面した町並みを眺めつつ、ぐるぐる回るイカと[いか墨ソフト]なる看板を目にして一旦停車！
いわゆるスルメイカを干す専用の[ぐるぐるイカマシン]ですが、思わず覗き込んでしまいます。
[ご当地ソフト]は一応食べてみなくては…と食べた[いか墨ソフト]は、思った以上にイカ墨の匂いがしなくて普通に美味しかったです。
 

その後はお決まりの鳥取砂丘へ行き、らくだを見、鳥取市内で遅い昼食となりましたが、初めて食べた[素ラーメン]は、確かに素の味で、ちと物足りない感じが…、一緒に注文した卵とじうどんもカツ丼も素…的な感じがしてしまいました…。
 

また行きたい度
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岩井温泉[岩井屋]
★★★★★
鳥取県岩美郡岩美町岩井
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素ラーメンのお店[○○食堂]
★
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