|
カテゴリ:花紀行鼻紀行
先日伊豆に参り、初めてパラグライダーで空を飛んできました。
![]() 今回伊豆に参りましたのは、20数年前からお世話になった方の“偲ぶ会”があっての事ですが、その会で出会った方が、「伊豆フライトハウス」のオーナーの鈴木さんで、さまざま思い出話をしているうちに、「せっかくだから明日飛んでみる?」となったのです。 場所は伊豆稲取の三筋山、細野高原で写真は着陸地点でスーツを着た私です。 因みに飛ぶのは写真の右後方の山頂からで、標高差は400m以上との事です。 ![]() ![]() 車で三筋山山頂へ移動し、テイクオフポイントへ到着し、ワクワク感いっぱいのところです。 ![]() スタートの時は、合図と共に山を駆け下りるようにひたすら前進するということで、一生懸命足をバタバタしている内に、あっという間に空へと浮かび上がりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 足元が大地をフワーッと離れ眼下を見ると、桜や新緑の木々のじゅうたんが広がり、まるで大きな景色の絵葉書の上に浮かんでいるような気がしました。 更に左を見れば、真横をトンビが飛んでいて、まさに鳥になったような雰囲気を味わってきました。 また、今回は遭遇しませんが、時々鹿や猪の群れが移動する様子もなども見る事ができるそうです。 ![]() ![]() そしてこちらは鈴木さんと一緒にタンデム飛行をした際に撮って頂いたフライト中の私です。 この後コントロールの綱を持たせて頂き、右に左にターンしたりしましたが、とにかく怖いといった感じは全くなく、楽しく素敵な時間でした。 ![]() ![]() またこちらの写真は、同じようにタンデムで飛行した当事務局長が空から撮ったものですが、淡い緑のじゅうたんの中に、白い桜が綺麗です。 ![]() ![]() 初めてのフライトにも関わらず、カメラを手にして飛び、景色を撮っていたものの、景色だけでは写真に実感が出ない…と思って自分の足も入れたようです…。 お隣は着陸地点へ近づいた時の写真ですが、中ほどに座って待っているのが私です。 ![]() ![]() とにかくあっという間の空中散歩で、もっと飛んでいたいとも思いましたが、この日のコンディションは良いほうではなく…というよりギリギリのコンディションだったそうで、そんな状況の中でも飛んで頂いた鈴木さんに感謝です。 また、この三筋山は山菜狩りで有名な場所で、たくさんの人たちがワラビやぜんまい等を採っており、私たちもちょっとワラビ狩りを楽しんできました。 そんな中かわいいスミレが咲いていましたが、環境保護団体の方に伺いましたところ、絶滅危惧種のスミレだそうです。 ![]() こちらの写真は伊豆フライトハウスさんのログハウス前での写真です。 野性味たっぷりのオーナーの鈴木さんとスタッフの恩田さんとのショットですが、後ろに建っているのは、なんとオーナー自らの手で建てられたそうで、とても暖か味があるログハウスなのですが、更に暖か味を増してくれたのが、生まれて間もない4匹のうさぎの赤ちゃんでした。 ![]() ![]() この近辺はみかん畑も多く、丁度夏みかんやニューサマーの時期のようで、とっても甘~いみかんでした。 ![]() ![]() ところで三筋山の往復の時に気になったのが、写真のトラックです。 荷台が頑丈そうな檻なのですが、帰りにもう一度見たら納得しました。 鹿刺しや猪鍋など山海料理を出す、その名も「ハンター」という宿のトラックのようです。 ![]() ![]() 今回の会が行われる会場近くで宿を探したまたま出会ったのが「稲取リゾート」さんです。 星空や夜景が一望できる露天風呂はとても気持ちが良かったです。 ![]() そして朝は鳥や鶯の鳴き声で目覚め、久々の爽やかな朝を向かえられました。 ![]() それにしましても、今回の初飛行は、偲ぶ会での最後のお誘いだったような気がしてなりません。 きっと千の風になった故人が、より近い空で最後のお別れにと、一緒に飛んでくれたのでしょうね。 鞠村奈緒 www.ohoshisama.info お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 19, 2008 10:41:42 AM
コメント(0) | コメントを書く |