お星さまのひとりごと・ブログ

2008/11/07(金)23:01

昭和11年 東京市立第二中学校の平林寺グランド 他

昭和からの贈りもの(71)

写真は昭和11年当時の東京市立第二中学校(現都立上野高校)のグランドです。   随分と広いグランドですので、当初は大学時代のものと思っていましたが、写っているのが中学の担任の先生との事で、昭和11年頃と判りました。 とは言っても、上野にこんなに広いグランドは無いはずですので、再度写真に写っている叔父(大正7年生まれ)に聞きましたら、 「これは平林寺のグランドだよ!」 との事でした。 この当時の学校のグランドは現在の埼玉県新座市野火止の平林寺というお寺の敷地を借りていたようで、現在も平林寺の一部は埼玉県の史跡に指定され、公園として整備されているようです。 ところで、右の写真には竿に張られた旗が見えますが、何かマラソンの大会だったのでしょうかね?そして次は宇都宮市近くの大谷寺で、現在も岩に囲まれた同じ姿を見せてくれます。   隣は境内にあった開運大黒様を撮ったようですが、作者は左甚五郎となっています。 左甚五郎といえば、江戸時代を代表する彫刻師で、日光東照宮の眠り猫などが有名ですが、《左甚五郎作と称されるもの》も数多くあるとの事です。 真贋は不明ですが、この大黒様は現在も寺の宝物殿で見ることができるそうで、《左甚五郎作と伝えられる大黒様》との事です。 そして最後は宇都宮市内や大谷近辺の絵葉書で、タイトルは「宇都宮 大谷の奇勝を探る」となっています。 大谷近辺は古くから観光名所だったようですが、その中の1枚の昭和初期の宇都宮市内の繁華街の写真も時代を感じさせてくれる1枚です。 詳しくは、ホームページ内『昭和からの贈りもの』をご覧下さい。お星さま事務局 http://www.ohoshisama.info/

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