
写真は明治時代に撮影されたもので、真ん中が鞠村奈緒の祖母です。
明治時代の写真は多数残っていた中で、台紙に貼られていないものでしたので、何処で撮影したものかも判らないと思い、整理も後回しになっていましたが、先日よく見ましたら左下に文字が押されていました。
《一時間寫眞》という大きな字が見えますが、他にも《シウセイ》と《シロキヤ》というカナも見えます。
一時間寫眞ということは、撮影して一時間で出来る写真と言う事のようで、その為立派な台紙に貼られていない状態だったのかもしれません。

明治時代の一時間写真と言う事は、現在のスピード写真の感覚だったと思われますが、この時代にこうした写真があったと言う事も驚きです。
《シウセイ》とは《修正》のことでしょうか?
また《シロキヤ》はかつて日本橋にあった白木屋デパートのことかも知れません。
白木屋は三越よりも古い江戸時代の寛文2年(1662)に創業し、その後大名や大奥などを顧客にする大呉服店となります。
明治36年には洋風3階建ての新館を新築し、更に明治44年には一部5階建てに増築しますが、この時呉服店としては初のエレベーターや回転ドアなどを取り入れます。
写真はこの頃に撮影されたと思われますが、白木屋が新しくなったと言う事で、当時跡見学園在学中だった祖母と友人で行った時に撮影したのかも知れません。
いずれにしても100年ほど前に、こうした1時間写真があったのですね。
詳しくは、ホームページ内《昭和からの贈りもの》をご覧下さい。
お星さまの贈りもの
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