今年で三年目になり、大きな富士山が見える広い校庭の静岡県島田市六合東小学校に行ってまいりました。
青空が広がる穏やかな日和で、ちょっと雪化粧をした綺麗な富士山を見ながら、島田までは210kmの行程です。
今年は昨年よりも生徒数が多く80名程の一年生が音楽室に集まってくれました。
最初は四季の童謡を歌いましたが、さすがに小学生ともなると歌声も大きく、
「あっ!僕この童謡大好き!」
という声と共に音楽室には童謡が響き渡り、そのあまりの歌声に思わず録音してみたくなる程でした。
「音楽の表情コーナー」は、色々な音や、メロディを聴いて、どんな気持ちになったり、どんな風に身体が動くかな?というコーナーです。
最初の頃は恥ずかしそうにしていたお子さんもいらっしゃいましたが、だんだん慣れてくると、楽しい感じや悲しい感じ、嬉しい感じや怖い感じ、またバイオリンの音には、弓をひく格好をしてくれたりと、個々に感じた“気持ち”を表現してくれました。
普段は映像や画像で見て感じる“気持ち”が多いと思いますが、こうして耳だけで聞き、それを体で表現するという事が意外と面白かったようで、最後はみんなで表してくれました。
「楽器のコーナー」では、音楽室にはあまり置いていないちょっと変わった楽器を中心に紹介し、トイレットペーパの芯で作った笛や、5円玉のバードコールなどを鳴らしてみました。
が、「へーそんな音が出るのかー」「見せて見せて~」
と感心しながら質問も多くしてくれ、皆さんどれにも興味津々のようでした。
また実際に楽器を鳴らして演奏もしてもらいましたが、毎回参加希望者が多く、選ばれなかったお子さんはガッカリの様子で、本当にこうした音楽や楽器には興味があるんだなーと毎回実感します。
その為、今回はフルーツシェーカーをたくさん用意し、最後はみんなで演奏してのあっという間の1時間でした。
3年目の島田市六合東小学校でしたが、毎回元気いっぱいの子供たちで、歌や音楽、そしてお話や楽器に興味を持ってくれます。
是非来年も元気な一年生にお目にかかりたいです!
帰路もきれいな富士山が望めましたが、やっぱり富士は日本一の山ですね!
鞠村奈緒
ohoshisama.info