クリスマス前の12月19日、東京ど真ん中の、東京タワー近くの芝公園保育園に行ってまいりました。
当初は100人を超える園児たちと一緒の予定でしたが、インフルエンザが発生したため、園児の半分がお休みとなり、更に0才~2歳児はインフルエンザがうつる恐れがあることから、一緒にコンサートを聴くことが出来ないという事になりました。
そこで急遽0~2歳の乳幼児の為に、別のお部屋でミニコンサートを実施することになりました。
丁度娘の学校がお休みでしたので、二人で童謡を歌いましたが、子供たちは丸い目を大きくし、ジーッとこちらを見つめながら、身体全体でリズムをとったり、声を出して楽しんでくれました。
そして場所を変えてもう一度コンサートの開始です。
今回のお出かけコンサートはお母様方からのお招きで実現しましたが、会場は風船でいっぱい飾られ、子供たちは入場するなり早速風船をみて喜んでいました。
3歳から5歳の皆さんは、人数こそ減ってしまいましたが最初から大きな声で一緒に歌ってくれました。
特にクリスマスソングは、思わず録音しておきたくなる程、息もぴったりの合唱のようでした。
また、「音を聴いてどんな感じがするかなー?」のコーナーでは、初めなかなか自分の感じてる言葉が出なかったお子さんも、だんだんと嬉しさや悲しさ、怖さなど身体や言葉でどんどん表現してくれました。
毎回思いますが、ほんの少しの時間で、どんどん変わって自分を出してくれる事が嬉しいです。
楽器の紹介は今回は娘が担当してくれましたが、トイレットペーパーの芯の笛で演奏した時は、お子さんよりもお母様方の拍手の方が多かったようでした。
最後はお母様方と子供たちの代表に楽器を実際に演奏してもらい、みんなでシェーカーを持って一緒に歌って演奏してあっという間の1時間でした。
さて今回のコンサートは風船がいっぱい並んでいましたが、実は公演の10日程前に一度伺い、内容の打ち合わせをし、お母様方はお子さんに配る風船をつくる練習をしました。
その結果、リボン、剣、音符、風船の中に又風船などが入ったものがたくさん出来て、子供たちも大喜びでした。
インフルエンザが流行っていて、お休みのお子様もいらっしゃいましたが元気一杯の皆さんにお目にかかる事が出来、寒さも飛んでしまいました。
お母様方のご協力のお蔭です。
ありがとうございました。
鞠村 奈緒
www.ohoshisama.info