"おいない"の京都最新情報
[今日の情報・歳時記・催し・話題・出来事]★京都五花街の芸舞妓がそろって華やかに舞う、年に一度の合同公演「都の賑(にぎわ)い」の本番を前に各花街の舞妓二十人による合同稽古が日、東山区の祇園甲部歌舞練場であった。 今年は二十二回で、舞妓たちが念入りに振りを確認した。 稽古には、五花街の舞妓による「京を慕いて」とフィナーレの「祇園小唄」に出演する舞妓計二十人が参加し、うち十三人が初舞台となる。同じ舞台に立ち、各花街の流派で舞うのが見どころで、舞妓たちはそれぞれ異なる振りで、曲に動きを合わせていた。 <2015年の演目(出演順)> 祇園甲部:常磐津「常盤の老松」 宮川町:長唄「菊の泉」 祇園東:清元「六玉川」 上七軒:長唄「座敷舞道成寺」 先斗町:常磐津「扇獅子」 五花街合同:舞妓の賑い「京を慕いて」、フィナーレ」「祇園小唄」 日時:2015年6/27(土)・/28(日) 11時~、14時半~ 会場:南座 金額:特別席:15,000円、1等席 10,000円、2等席 6,000円★幕末に会津藩が本陣を置いた左京区の金戒光明寺で、京都で亡くなった藩士をしのぶ法要がこのほど営まれた。福島県出身者ら約一二〇人が参列して会津の苦難を振り返り、先人を供養した。 会津藩主松平容保が京都守護職に就き、京の治安回復に力を尽くす間、命を落とす藩士がいた。鳥羽伏見の戦いでも多くの藩士が亡くなっている。 今回が一一〇回目の法要。僧侶の読経が響き渡る本堂で、参列者が次々に焼香した。法要の前には山上の会津墓地に参り、静かに手を合わせた。会津高OBによる白虎隊をしのぶ剣舞も披露された。 法要は森田嘉一京都外国語大理事長をはじめ、会津地方出身の京都在住者でつくる京都会津会の主催。毎年、塔頭の西雲院で営んでいたが、節目の今回は参列者が多いため、金戒光明寺で行った。