桐まみれの日々 by さきさん

2006/08/04(金)16:25

世論 ウソつかない

ひとりごと(215)

 去る2日、亀田の日。試合結果はこうき君の判定勝ちだったけど、これが多くの人の反感を買うこととなった。それは決してこうき君本人の責任ではなく、そう言う判定を下した審判の責任だが、戦った本人が、どうしても叩かれる結果になる。  明らかにこうき君優勢の試合であったなら、こんなにも世論は盛り上がらなかったはずだ。さらに、納得の行かないこうき君の勝利により、ランダエタ選手は逆に敗者であるにも拘らず、賞賛される結果となった。仮に「俺が勝ってるじゃないか!」と審判に訴えていれ場ば、こうはなっていなかったが、彼は、凛として審判の判定を受け入れ、毅然とその場を立ち去った。しかも、対戦相手のこうき君への賞賛も忘れずにだ。これぞ、スポーツマンの真髄と言わずになんと言おう。あのあどけない笑顔の下の、本当にオトナなココロ。男の中の男とは、彼のような人のことを言うのだろう。 ☆ランダエタ選手 バンザイ☆  共栄ジムはこうき君の手にしたライトフライ級のチャンピオンベルトを返還する事を考えているという。世論がここまで言わなければ、それはなかったのか、或いは、世論がどうであろうと、ボクシングのプロとして、ベルトにふさわしくない試合で手にしたベルトは、返還するのか?いずれにしても、今後を見守りたい。  もし、返還と言うことになっても、こうき君には今後もプロボクサーとして、凛として戦って欲しいし、間違っても、ただの用心棒のような生涯を過ごすことのないよう、頑張って欲しい。今回の誤審は、こうき君のせいではなく、審判によるものなのだから。

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