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カテゴリ:つれづれなること
昨日および今日未明は発達した低気圧による強い風が道東、道南など太平洋側で吹き荒れました。風圧Pは次の計算式で求められます。風速が2倍になれば風圧は4倍。 P=0.5ρv2/g v:風速: m/s g:重力加速度 9.8m/s2 風速 風圧 10m/s 6kg/m2 20m/s 25kg/m2 30m/s 56kg/m2 40m/s 100kg/m2 80m/s 400kg/m2 ●昨日の最大瞬間風速: えりも岬 35.1m/s 釧路 30.1m/s 室蘭 27.6m/s 函館 26.4m/s 室蘭では1平方メートルあたり48kg、函館では44kgの荷重が加わったことになります。風速10mから枝や揺れ傘がさせなくなります。10m超えたらお年寄りや子供は外出禁止ですよ。 気温0℃の空気密度は1.293kg/m3で気温15℃の時よりほど重くなり風圧が5%ほど増えます。●風速80mはわが国でも竜巻などで存在します藤原スケールもF3レベル。この時の風圧は400kgにも達します。 わが国1位 1966年9/25 沖縄県宮古島 85.3m/s 原因は台風18号 世界1位 1934年9/12 USAワシントン山 103.3m/s 原因は竜巻 ところで空気の重さは水の約1/800です。ザックリいえば、1/1000と覚えてかまいません。氷は水の9/10。万物は流転し、流転の根本に空気と水がある。空気も水も物質の基本であることに今も昔も変わらない。お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月29日 13時04分42秒
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