2009/09/13(日)18:47
戦場のヴァルキュリア 24話感想。
セルベリアVSアリシアの超人対決となった24話。
マクシミリアンを守るために全てを賭けて戦うセルベリアに対し、戦う意義を見出せないアリシア、どうしても押され気味。
次第に不利になってゆく戦況の中、アリシアはヴァルキュリア人収容施設(表向きは孤児院)でパンを分けてくれた少女が今のセルベリアであることに気付く。
セルベリア回想シーン…
どうやらヴァルキュリア人の中でもセルベリアの能力が突出していたため、実験体の候補として選ばれて檻の中に監禁。
脱走するたびに暴力にさらされ、過酷な運命をたどったんですね…。
当時は名前もなく番号で呼ばれていたのか…
セルベリア以外のバルキュリア人の子供たちは処分せよ、という風に指示が下りていたので、見捨てられた子供たちも哀れですが。
脱走しバラの花園の中に逃げ込んだ彼女は、マクシミリアンと出会い、彼にその場でバラの名「セルベリア」を与えられる…
セルベリアにとってマクシミリアンは全てだったにもかかわらず、そのころマクシミリアンはガリア公国の皇女に停戦協定を持ちかけ、条件として自分の妻になるよう迫っていた。
(おいおいおいおい、ちょ…停戦協定とか言いながら、いきなり俺の嫁宣言って…)
ヴァルキュリアの末裔であるコーデリア姫と婚姻を結ぶことで自分はこの国の王になれる…と笑うマクシミリアン。
すると姫はいきなり自分の髪をひきはがし…(えええええ?)
なんと、カツラをとって現れたのは黒い髪!
「私は…ダルクス人です」
ええええええええ?! 私も仰天したけど、殿下ボーゼン。
ダルクス人となんか結婚するわけにゃーいかんな…
よっしゃ…かまへん。もう攻撃してええぞー
…という指示が後方で待ち構えていた帝国軍に伝えられます。
……これが伝家の宝刀…な戦闘機??なのかな…
城ほどもある巨大な戦車がガリアの城に頭首からつっこんでいきます。
塀ぶちやぶり城に突っ込み…
もうめちゃくちゃやな~…ていうか、ヴァルキュリア人セルベリアという最終兵器を出した時も思ったけど、最初からこんな武器あったら出せよ~(笑)。
一方のアリシアはこてんぱんにやられてKO寸前でしたが、自分にも大切な守るべき人たちがいることを改めて思い出し、再起動。
(もーちょいなあ…思い出すきっかけとか…ひと工夫欲しかったかなあ…)
二人は刺し違えるような形になりますが……倒れたのはセルベリア。
しかしアリシアはとどめを刺さなかった。
生きていればまたなんとかなる…生きて大切な人の所へ戻ってほしい…というアリシアに対し、敗北した自分にはすでにもう価値などないのだと自嘲するセルベリア。
そこへ、とどめを刺せー…と現れたあのへっぽこダモン将軍率いるガリア正規軍。
セルベリアはアリシアの制止も聞かず、その場で自爆……
核爆発のような大爆発が起き、一瞬で消滅するガリア正規軍とダモン将軍
……セルベリアが最後に一筋涙を流すのが切なかったですね…。
うーん…殿下はあんなんだしなあ…今。
ちなみにこの頃、ウェルキンと第七小隊の一同は、たとえ軍規にそむくことになろうとも、アリシアの元に向かうことを決意していた。
(ここはかなりのベタ展開)
このへんからもうマクシミリアン殿下がどんどん化けの皮がはがれてる…というか、魅力も地に落ちるというか…
殿下をそこまでイヤなヤツにしちゃうのか…??となんか見てて悲しくなってきたんですが…。
セルベリアとの連絡が途絶えた、と報告するカールに対し、
「そうか。まだ利用できたのにな」と表情ひとつ変えずに言い捨てるマクシミリアン。
セルベリアに淡い想いを抱いていたカールは、さすがにその言葉に激高し、殿下の前に立ちふさがってあんまりだと抗議する。
(うん…カールの言うとおりだ)
だがそのとき銃声が……
目を見開き、その場に倒れるカール。
相変わらず顔色も変えぬままの殿下の手に握られていたのは煙のたちのぼる銃…
(げえええーーーー…撃ったのか…)
「私の行く先に立ちふさがる者は、こうなる」
こうなる…って…そんなー。
私の背後に立つな…とかいう人も以前いてましたが…さすがに味方は殺してなかったよ…
マクシミリアン殿下の表情も壊れつつありますが、キャラも崩壊しつつあるのか…orz
う~~ん…
次回はウェルキンVSマクシミリアン…なのかな?
どこへ向かう殿下…
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