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2015.09.06
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カテゴリ:読んだ本
新聞広告で「恋も愛もすべてはテクノロジーが勝利する。ネットで話題騒然の「恋愛工学」の全貌がはじめて明らかに!現代の男女関係を生き抜くための戦略的恋愛小説。」とかいうコピーを見かけて以来、これはちょっと読んでみたいなぁ…と気になっていた本。

「ぼくは愛を証明しようと思う。」

【楽天ブックスならいつでも送料無料】ぼくは愛を証明しようと思う。 [ 藤沢数希 ]

読みやすい文章、かつ構成も面白く、数時間でさくっと読めてしまいます。

女の人との会話が弾まない、続かない。
女の人にモテる方法が知りたい。
女の人の口説き方がわからない。
付き合ってみた…愛してる…けど、なんか都合よく金づるとして利用されてる気がする…。

こういう悩みをお持ちの男性は、
一読してみる価値はあるかと思います。
なんかこう目の前がぱーっと開けるかもしれません…。

そうではなくても
主人公と一緒に非モテ男からモテ男へと成長し
よりハイレベルな女性をモノにする「狩人」として
覚醒していく感覚(錯覚?)を味わえるでしょう。



主人公はこれまで「非モテ人生」を歩んできた真面目で実直な弁理士。
一応最近彼女ができたものの、
彼女の態度や二人のLINEのやりとりを拝見する限り
残念ながら「一番大切な本命の彼氏」として愛されているようには見えません。
(どう見ても本命は別にいて、ただのキープ兼、金づるってところ)

こういう女性を彼女だと信じこんで一途に愛し、
金銭的に尽くしているのに浮気され、挙句捨てられてしまうくだりは
読んでて悲しくなりますね。
そりゃこんな卑屈な態度じゃ相手に舐められるってば…。

愛してる人に裏切られたんなら、とりあえずちゃんと怒ろうよ…(脱力)。
浮気を問い詰める前から(愛してるから許そう)なんて発想がもうね…ダメです。
意味不明やし、ええ人過ぎるにもほどがある。


とまあ、仕事は割と順調なのに
女性関係ではさっぱり冴えない主人公でしたが、
ある日見事な口説きテクを持つモテ男に巡りあい、
彼からモテるためのテクニックを初級(?)から順に
実践で学んでいくことで徐々に目覚めてゆくのです…モテ男に。
この本の一番の見どころはこのプロセスでしょうね。

女性に対して引っ込み思案だった主人公が
一日に何十人もの女性をナンパする修行?を経て
「声をかける事、ふられる事への恐怖感」をまず克服。

さらに出会った女性との会話で
伝授されたテクニックを行使してみると
本当に女性との会話が急に楽しく弾むようになったりするので
なんだか読んでる自分も一端のモテ男になったような気分になり
ワクワクします(笑)。

彼にモテる方法を伝授してくれる
粋な師匠の教え方も非常にユニークなんですよね。
女性を口説く方法を、ひとつひとつ、まるで数学の公式のように簡略化して丁寧に解説。

また一気にテクニック全てを教えてしまうのではなく
主人公が最初の関門をクリアしてから次のステップの課題を与える、という具合に
モテ男としての成長度合いを確認したあとで次のテクニックが伝授されます。

モテ師匠は教師としても素晴らしい才能の持ち主ですね。

そうこうして主人公の付き合う女性ランクもステップアップしていき
いつしか師匠の扱う「Sランク美女」をも落とせるようになっていきます。

ここまでのレベルに到達すると
モテたい男性視点からすれば「勝ち組じゃん!やったじゃん!おめでとう!!」
って拍手喝采したくなるところなんでしょう。

でも結局のところ主人公は
「ランクがより高い女をより多くセ/フレにする」という女漁りゲームに没頭して
鼻高々になってる「誠実さの欠片もないモテ男」になっただけなんですよね…。

複数のハイグレードな女達をセ/フレとして同時期にキープしている彼の目には
周囲の女性など「俺が手をのばす価値のある獲物か、そうでないか」としか映ってない。

これはどこにも書かれていないので勝手な妄想ですが
最初付き合ってて金品だけ取られて振られた彼女への復讐めいた気持ちが
主人公の中にあって、
それが彼の女性観を「人」から「獲物」へと完全に変え
自分の人格も歪めてしまったのかもしれないな…と
思ったりしました。

結局どんな美女を巧みな恋愛工学で手に入れても
「本命の彼女」にするわけではなく「気に入ったセ/フレ」どまり。

それでもいい、というお互い割り切った気持ちで付き合える相手ならいいんですが
普通の女性ならいくら魅力的だろうがこんな「浮気がデフォ男」なんて
願い下げですよね。

一時は順風満帆だったモテ男人生ですが
やがてセ/フレが一人、また一人と離れていきます。
焦って町でナンパしても空振りばかり。

途方に暮れて師匠に相談してみたところ
また新たなる助言を得て見事復活する主人公(笑)。

(どうでもいいけど、
この師匠ほんとすげえ。
モテ男としては、もはや悟りの境地に達してる)

女性視点から言わせてもらうと
今結婚する気はないんだ…程度ならまだ許せても
同時に複数のセ/フレをキープしてる…とか言語道断。

付き合うだけ時間の無駄。

主人公もそのあたりは葛藤するようになります。
なぜ一人の女性に一途に尽くしていた誠実なあの頃の自分が非モテで
今の誠実さの欠片もない自分がこれほどモテるのか…と。

で、そんな彼に怒ったセ/フレの一人から
ある日思いもよらぬ報復(社会的制裁)を食らってしまうわけで──


モテ男としてのスキルは身につけたものの
代わりに全てを失った彼。

「真実の愛」を見つけ、幸せになる日はくるのか?


ラストではそのあたりが描かれています。
ぜひ主人公と一緒にドキドキしてほしいので
詳しいあらすじは書きませんが、
読後感もスッキリしており、なかなか楽しいオススメの一冊です。



モテない事で悩んでいる男性はとりあえず読んでみるといいでしょう。

男女問わず、他人とのコミュニケーションがうまく取れなくて困ってる…という人にも
オススメです。

相手に好感を持たれるにはまず何をすべきか、
共感を引き出す会話はどう組み立てたらいいか、
見知らぬ人とどう会話を続かせるか、
相手の興味をどう引き出すか、
自分の魅力をさりげなく相手に伝えるにはどうするか。

モテテクニックというより
会話を弾ませる基本的なノウハウが詰まっています。

(相手の目を見て話す、とか、まずは聞き上手になる、とか
 誰とでもそつなく会話できる人にとってそのへんは目新しい事ではないですが
 女性との会話がイマイチ弾まない周囲の男の人見てると
 なんかこういう根本的なところから見直すといいような気がする…)

息子がいい年して彼女が一度もできないようなら
こりゃやべーわ……と
変な女に引っかかる前にこの本をすすめるかもしれません。

旦那?…勿論すすめません(笑)。

仲良く暮らしているのに、
こんな火種を私から与えてどーするよwww

あえて旦那に浮気させて
慰謝料ふんだくってきれいに離婚したいって場合は
さりげなく目のつくところに置いておくと効果が出る…かも。
(※保証はしない)

もちろん女性が読んでもなかなか面白いですよ。

師匠や主人公のようなモテ男のストレートで無慈悲な女性観に
ちょっとダメージ受けるかもしれません。

女を見た目でランク付けしてターゲットを選別するくだりなどは
腹が立って女性蔑視だーと叫びたくなるかもしれない。

でもまあ女性だって、彼らほどではなくても
男性を見た目である程度までは選別する訳ですしね…。

恋愛相手にイケメンかどうかは特に求めない私でも
(そりゃイケメンなら嬉しいけど)
清潔感がなく、生理的に近寄りがたいタイプは
やっぱ恋愛対象としては見れないもんなぁ…。
清潔感は重要。


出会う女を性欲処理の相手としか見てない男に狙われがちな若い人ほど
敵を知る、という意味で
一読しておくといいかもしれません。


【追記】

本文に禁止ワードが入ってるとかでなかなかアップできなくて参りました…(苦笑)



~電子書籍版~



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最終更新日  2015.09.06 14:04:16
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