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2016.03.02
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カテゴリ:読んだ本

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ん、鈴木光司さん?
ホラーなのかな…
でもめっちゃ分厚いなぁ~…しかも上下巻やし…と
読もうか読むまいか迷いつつ
最初の数ページに目を通したら、
壮大な(宇宙レベル)ミステリーの気配がビシビシ伝わってきました。


見渡す限り自分達以外誰もいない
広大なアメリカの田舎の大地を
今夜の宿を探しながらドライブしていたある夫婦。

日も暮れ始めたというのに、いつまで経っても町に辿り着かず
どんなに走っても対向車線に車が現れる気配もない。

もしかすると次の町はまだうんと先で
このまま進むより、Uターンした方が宿を見つけられるかもしれない…と
運転していた夫は内心焦り始める。

そう思い始めた矢先
道路の先にポツンと停まっている車を発見。
次の町までどのぐらいの距離があるのか尋ねようと、
夫は近くに停車し、その車に近づいてみる。

まさについ今しがたまで
誰かが乳児連れで乗車していた形跡があるにも関わらず
車の中にはなぜか誰もいない。
もちろん周囲を見渡しても誰もいない。

不安になった夫が自分の車に戻ると、助手席にいたはずの妻もいない。
そして背後に何か不穏な気配を感じた夫も消えてしまう……

という不可解な失踪事件。



スーパーコンピューターの性能検査(だったかな?)で
円周率を延々計算させるっていうのがあるらしいんですが
それがいきなり途中から0が並びだす…

という常識では考えられない怪現象。


互いになんの繋がりもないような冒頭の二つの事件。

日本での失踪事件を追いかけていたTV番組制作スタッフと
その協力者達(主人公含む)によって
謎の失踪と円周率の異常とに関係がある事が次第に判明していきます。

どう関係あるかって?

えーと…

そこは理系なお話かつ私にはハイレベルな内容すぎて
かいつまんでの説明とか無理でした…(オイww)

でも実際に本読んでもらうと
文系脳でもなんとな~くわかったような気持ちになれるかと。

とにかく
いろんな不可解な現象を解明していくうちに
これって…もしかして世界の終わり、みたいなのが来ちゃう前兆なんじゃないか?!と
気付いてしまった主人公達が、
最後まで諦めずに生き残る方法を模索するお話です。

霊的なものを感じる人物が出てきたりはしますが
ホラー、ではなくミステリーといった感じ。

数学的な考え方や科学的な説明が非常に多く、
展開はSFっぽかった。

しかし最後の最後に非科学的などんでん返し的オチが待っていて
思わず「え…ええ?」と動揺のあまり
ヘンな声が漏れ出てしまいました。

ずーっと科学的な話の流れだったので
まさかのオカルトなラストにちょい面食らいましたが
読み物としては面白かったです。

世界の終わりが明日来ると言われたら
自分なら何をするだろう…

やっぱり家族と最後の晩餐かな。





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最終更新日  2016.03.03 02:21:09
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