2186818 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ママチャリライフ

ママチャリライフ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

tama@sanuki

tama@sanuki

楽天カード

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

バックナンバー

2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11

ニューストピックス

2016.03.06
XML
カテゴリ:読んだ本
サブタイトルに「拝啓、『日之丸街宣女子』から思いを込めて」とあります。

昨年発売前から話題になり、ベストセラーになったものの
激しい弾圧を受けた漫画「日の丸街宣女子」の著者による愛国と弾圧の記録。


【楽天ブックスならいつでも送料無料】日本が好きでなぜ悪い! [ 富田安紀子 ]

冒頭~前半は、著者独特の語り口のせいか、
ちょっととっつきにくい文章かも…と思いつつ読み進みました。

出版社は圧倒的にサヨク系で、
中でも漫画編集部に関しては100%だという実話を交えた暴露話は
著者の生活がかかってる切迫した内容だけに興味深かったです。

中盤の「新保守のヒストリー」から、一気に読みやすくなります。
ネットや取材で少しずつマスコミの報じない真実に触れて
覚醒していく様の描き方が秀逸。

著者と同じように日教組の自虐史観で教育を受けた私のような世代には
共感できる点も多く、
そして今初めて知るような事もあって非常に勉強になりました。
ここから後半にかけて非常に面白かったです。

私の小学校や中学校の卒業式では、
君が代の音楽を申し訳程度に流すだけで
声を出して歌うことはありませんでした。
国歌斉唱、と言われても、先生はもちろん誰も声を発しない。
君が代なんて恥ずかしくて到底歌えない、そういう雰囲気。

日本は悪い国だったから
国旗や国歌を愛でるのは軍国主義で恥ずべきこと、という意識がありました。

でも斉唱なんだし、口を引き結んでいるのもなんか変だし…というわけで、
とりあえずみんな声を出さず、腹話術のように微かに口パクする。
それが「国歌斉唱」だと思ってました。

時代は移り、子供たちの入学式や卒業式はまったく違いました。
全員規律し、大きな声で君が代をはじめて斉唱した時
なんだか感動して、嬉しくて、
卒業の喜びとは別の意味で胸が熱くなったのを覚えています。

(ああ、卒業式で国歌を思う存分声を出して歌ってもいいんだ。
 いい時代になったなぁ)と。

今思うと、その発想自体かなりおかしいんですよね。
幼いころの刷り込みってほんと恐ろしい。

その分、日教組の罪は深い。

尚、著者の漫画は一部ネットでも読むことができます。
漫画で危機拡散 Project『街宣!街宣!』

こちらが去年話題になりベストセラーになった漫画。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】日之丸街宣女子(vol.1) [ 岡田壱花 ]



ここから余談。

香川県内で書店といえばほとんど「宮脇書店」、なんです。
(むしろ宮脇書店以外にあるのか?というレベル)

そんな中、昨年の秋
高松市の瓦町FLAGに広大な売り場面積を売りにした
「ジュンク堂書店高松店」がOPENし、
地元ではニュースにも取り上げられ話題になりました。

さすがの規模で、専門書なんかも充実しているのは良かったですが、
エスカレーター上がってすぐの入り口の目立つ場所にある
特設コーナーっていうんですかね?

そこにSEALs云々とか
戦争法案反対とか
日本の民主主義を守れ、とか、
日本はヘイトだとか差別主義だとか
アホノミクスとか…

まあ要するに
民主や共産系の主張を叫ぶタイトルの本ばかり
ズラリ大集合してる訳です。


まあそれはいいとして。

じゃ、保守系の本とか、あとよく売れてるはずのシンシアリーさんの本とか
一体どこにあるんだろう?と
平置きしてる場所とかレジ周辺とか目立つ場所をあちこち探してみたけど
さっぱりわからなかった。むしろそっちの方が問題です。

売り場が広大すぎて回りきれないから、
おそらく目立たないどこかにひっそり置いてるのかもしれないし
置いてないのかもしれない。

でもこういう左派ゴリ押しの売り場構成をしちゃう店の店員さんに
保守系の本どこですかって聞く度胸はさすがにないわ。

表現の自由が保証されてる国なので、
本屋でサカキバラの本並べようが
(ぶっちゃけ表紙が目につくだけで胸糞悪いけどね。
 殺人を犯した人間の犯罪暴露本出版に関しては今後法律で厳しく禁止すべきだと思う)
小保方さんの「私は悪く無い」な主張本を並べようが
そりゃ本屋の勝手です。
売れるなら置かざるを得ないでしょうし。

ただ「戦争法案反対」を主張する政治関連の本を入り口にコーナー作って並べるなら、
「安全保障法案は戦争法ではない」という反対意見の本も
多少なりとも並べないと。
左派の意見ばかりゴリ押ししてくるのは、
偏向報道のひどい日本のテレビ局と同じ。
そういうの、もうウンザリだよ。

せっかく香川初の大規模書店参入という事で楽しみだったんですが、
実際に売り場構成を見ると
ネットの評判どおりの傾向の書店なのだな…という印象を受けました。



こことは違い、近所の図書館で
政治コーナーの蔵書を見ると
思想的にリベラルと保守のバランスが
絶妙にとれているので、ホッとします。
ちょっと笑いそうになるほどに。

(まあこれが当たり前なんだけど)

図書館法の中の
「図書館の自由に関する宣言」の中には

「検閲は、権力が国民の思想・言論の自由を抑圧する手段として常用してきたものであって、国民の知る自由を基盤とする民主主義とは相容れない。
検閲が、図書館における資料収集を事前に制約し、さらに、収集した資料の書架からの撤去、廃棄に及ぶことは、内外の苦渋にみちた歴史と経験により明らかである。
したがって、図書館はすべての検閲に反対する。

 検閲と同様の結果をもたらすものとして、個人・組織・団体からの圧力や干渉がある。図書館は、これらの思想・言論の抑圧に対しても反対する。」

とあります。

そういえば
ツタヤに図書館運営を丸投げした自治体で
実際にひどい図書選定(10年前の資格本とか価値のないツタヤの不良在庫と思しき本ばかり図書館に購入させ、新書を購入しない)が行われて問題になってましたね。

やっぱり企業に図書館法を守る気などさらさらないよなー…っていうのは
まあ予測できたとして
公金で自分の会社の在庫処分をしちゃうような体質の企業に
図書館運営を丸投げする自治体が
まだまだ後を絶たない…って事の方が正直恐ろしいです。

地元の図書館は
ツタヤに魂を売ったりせず
公立図書館として今後も頑張ってほしいところです。



でも書店は図書館とは違いますからね。

そりゃ見た目おっかないコワモテな団体が
「この本は良くない本だから並べるなゴルアー!」と圧力かけてきたら
ビビって引っ込めたくなる気持ちはわかる。

だからといって、その団体の主張する本ばかり並べるのはちと違うだろー。
言論の抑圧には断固対抗する!っていう書店としての意気込みとか
利用者の知る自由を守る矜持とか、そういうもんはないんか。

ヘイト本を置いた本屋は許せない!
電話で抗議する!本屋に突撃だ!不買運動だ!…とか
出版前からヤイヤイ騒いでいる人達がいましたが
自分の気に入らない人の書いた本は置かせない…じゃ、ただの言論弾圧です。

まるっきり習近平や朴槿恵のやってる
気に食わない意見や言論の弾圧行為と一緒。なんら変わらない。

(ヘイト、レイシストと日本で叫んでる人やマスコミに限って
 なんでか日本ヘイトを年中やってる中国や韓国の批判を一切しない。
 その上、外国人参政権よこせって主張するんだよなぁ…。
 どこの国の回し者だよ)

本に腹が立つなら内容きちんと読んでから
「この本のこの点はおかしい」と、
気に食わない部分を批判するなり反論するなりすればいいだけのこと。

本当にその本が読むに耐えない悪書であるなら、
レビューは低評価になり、自然と淘汰されていくでしょう。
書店に並ぶ前に気に食わないから排除しよう!というのは、おかしい。

気に食わない相手にはとりあえず「ネトウヨ」「差別主義者」「レイシスト」と
レッテル貼って、自分の方があたかも正義の味方気取り。


言論の自由に圧力かける団体は、
どんなに正義ぶろうと、悪の組織でしかない。

どちらの主張も読んだ上で
自分がその問題について判断できる、そういう環境が大事。

「あれはヘイト本だ、嫌韓本だ、排除しろ」という
一部のデマを信じて読まないのは別に自由ですが
内容も読まずに、排除活動に勤しんでるなら情けない。

そういう人が読んだら多分拍子抜けすると思いますよ。

ヘイトではなく、
ただ、マスコミの報じない真実が羅列されてるだけの本ですから。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.03.06 10:16:42
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.