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2016.08.27
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カテゴリ:読んだ本
管理画面が刷新されて初めての更新。

しかし使いづらいので
(なぜか勝手に本文全部がリンクありになってしまう…)
以前の投稿画面に戻っちゃいました。

以前から気になっていた「中国(チャイナ)4.0」をようやく読みました。
簡単に感想など。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】中国4.0 [ エドワード・N.ルットワーク ]



中国4.0 暴発する中華帝国

2000年以降、「平和的台頭」(中国1.0)路線を採ってきた中国は、
2009年頃、「対外強硬」(中国2.0)にシフトし、
2014年秋以降、「選択的攻撃」(中国3.0)に転換した。来たる「中国4.0」は?
危険な隣国の真実を世界最強の戦略家が明らかにする。

(表紙折り返し部分より引用)
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「平和的台頭」路線(中国1.0)以来、虎視眈々と国力を増強させてきた中国。
ところが日米の没落を目の当たりにして
“ついに俺の時代が来た”と勘違いし、
対外強硬路線(中国2.0)に舵を切る、という大失態を犯してしまう。

近隣国と衝突しまくる中国に対し、
警戒感を強めた周辺国が反中同盟を形成。

「中国2.0」が失策だったと遅まきながら悟った中国は
反発・抵抗の強い所(インド、日本、ベトナム)への攻撃姿勢はやや控え、
(といっても挑発は決してやめないのだが)
反発しない所(フィリピン)等を集中的に攻撃するという
一見2.0よりもソフトな「中国3.0」路線を採るようになる。

が、この路線もまた大きな失敗だと筆者は断じている。

強い反米感情により、
米軍基地を一旦は追い出し、お祝いムードに包まれていたフィリピンだったが
中国の侵略行為のため、
再び米軍に戻ってきてくれと頼みこむ羽目に。

やられた分だけ中国に対しやり返したベトナムの対応は
中国のような国家に対して有効だそうな。

しかしアメリカ頼みで
いつまでも中国にやられっぱなし、というのは良くない、
アメリカは確かに本土は守ってくれるだろうが
尖閣のような小さな島までいちいち守ってはくれないと肝に銘ずるべき、
それぐらいは自分の国でしっかり防衛すべき、と
日本やフィリピンの弱腰姿勢に警鐘を鳴らしている。

第四章 「独裁者、習近平の真実」より

「とにかくここで重要なのは、彼が健康であり、三つの重要な役職を兼任して、
美しい妻をもっているということだ。しかし彼が持っていないものがただ一つある。
彼に真実を伝えてくれる人材だ。誰も彼に真実を伝えていないのである。
 たとえば、彼に対して「今回の訪米は完全な失敗でした」と伝えるメディアがない。
つまり彼には、正確な情報をフィードバックするシステムが存在しないのである。」

まさに裸の王様、ですね。

文体も読みやすく、タイムリーかつ興味深い話題が多いので
短時間でさくっと読めます。

なかなか面白かった。





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最終更新日  2016.08.27 17:20:38
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