おじなみの日記

2019/06/17(月)21:46

音月桂 主演『ドン・カルロス/Shining Rhythm!』初日/雪組公演

宝塚歌劇(955)

昨夜の星組「REON!!」の初日観劇に引き続き、今日は雪組大劇場公演 「ドン・カルロス/Shining Rhythm!」の初日を観劇してきました。 10列センターブロックで観劇。全体もよく観れたし、贔屓をオペラで探すのにも いい感じの席でした^^終演後は友人と軽くだけ呑みに行って帰ってきました。 それでもこんな時間だから・・・。 明日は、またまた連続で一路真輝さんの出てるコンサート! 一路さんの歌声が再び生で聴ける幸せに浸ってきます。 「ドン・カルロス」はストーリーは重めでコミカルな場面などはありません。 出演者が集中して創り上げ感動を作っている雪組ならではの団結力も感じた。 ずっと息苦しく重厚な場面ばかりではなく、マドリードの教会の場面では 手のひらでや指を使って40人ほどの一糸乱れず机を叩くハンドパーカッションは 素晴らしかった!みんなで呼吸を合わせテンポも乱れない素晴らしさでした! それから自分的に大絶賛なのは舞台装置!無機質で前衛的なセットもあれば、 忠実に作り込んでるようなセットもあったりで、舞台そのものも楽しめた。 照明のセンスも良くて雰囲気を盛り上げる役割をじゅうぶんに果たしてました。 ちょっと寝不足な日に観ると、眠くなってしまう人もいるかも知れないけど、 登場人物の人間関係や各自の想いなどを考えながら集中して観てると 眠くはなりませんでした。自分も昨夜は「REON!」を観てから呑みに行って すんごい寝不足のままの観劇でしたが、舞台に集中してると知らない間に 引込まれて心を震わせてもらえました。 ネタバレしてしまうと、ハッピーエンドなので最後に不幸になっていくのが 苦手な人にも安心かな。自分はバッドエンディング物が基本的に好きなんですが・・・^^; 「Shining Rhythm!」は海外からの振り付け師を迎えての斬新な振付けも楽しめる 作品でした。 若手も見せ場がいろいろあって飽きさせないショーでした。 音月桂さん・・・ 歌、ダンス、芝居、どれも安定してて不安感をまったく感じずに観ていられます。 カルロスの役は今までにも音月さんがやってそうな優しく気持ちの大きい誠実な 人間の役。こういう役は音月さんにバッチリはまるけど、次は今までに 観た事のないような音月さんを観せて欲しいと思った。 でも次は「フットルース」か・・・。「フットルース」も楽しみだけどね。 「padang padang」を歌いながらの大階段の群舞素晴らしかった! 「padang padang」のアレンジがまたかっこ良かった!最初、何の曲だろ?って ちょっと考えてしまった。 大湖せしるさん・・・ ドンカルロスの第一場の狩りの場面の衣装が可愛かった!ベレー帽も似合ってて 舞台写真発売の時はこの扮装の写真を絶対に入れて欲しい! 芝居の方では特に目立った所もなかったかな。 舞台にはよく出て来てます。セリフもそこそこありました。 ショーでは銀橋を4人の娘役を引き連れて歌い渡る場面あり! 舞咲りんさんと組んで踊る所もあったし、なかなか満足かな。 Bryan Baldwinさんの振付けの場面でも目立つ場所でかっこ良く踊ってます! 舞咲りんさん・・・ 少し前に月組公演を観劇してる舞咲さんに遭遇した事がありますが、 髪の毛を赤くしてたので、今回の役で赤毛の役なんだなと勝手に思ってました。 ぜんぜん赤毛じゃないし・・・^^; マドリードの教会の場面で机を叩く場面にも出演!めちゃくちゃ可愛かった! レルマ公女役は特に突飛な性格なわけでもなく普通でした^^; 前回の凄い役のイメージが強いので、普通もいいかと・・・。 次はまた濃い濃いな役を期待。 ショーでも大活躍!超高音ソロは凄かった!あそこまで高いキーで歌わさないと いけないのか??と思う程に凄かった!もうマイクいらないだろ!ってレベル。 此花いの莉さん・・・ 芝居ではトレド公女役と舞咲さんと同じくハンドパーカッションの一員です! ショーではカッコいい大人の女を演じ歌ってました! 今までダンスはそんなに印象に残ってなく、歌の素晴らしさばかりに気を取られてましたが、此花さんはダンスもなかなかカッコいい!パワフルで良かった! 今回は全出番をチェック出来なかったので、来週2回目観劇する時に見逃さないように全出番チェック! 彩風咲奈さん・・・ 立ち姿が更に洗練されて芝居、ショーとも目立ってました。 フィナーレではソロ歌唱もありました。歌も観る度に上手くなってます。 彩凪翔さん・・・ 彩凪さんも目立つ場面は凄く多かった!芝居でもプロローグから目立ってました。 ショーでは何と言ってもロケットボーイ! ラインダンスの足上げはしないと思ってたのに、みんなと一緒に同じ振りで頑張ってました! 透水さらささん・・・・ 全ての若手の中で確実に一番歌が上手いと思う!エトワール最高でした! エトワールで鳥肌が立つのは和音美桜さん以来かも。 上手さと言うか声質の美しさがエトワールでは大切なように思う。 七瀬りりこさんも凄く上手かったけど鳥肌が立つまではいかなかったかな。 早霧せいなさん・・・ 芝居でのボーザ侯爵役は脚本的に何となく書き込みが弱いように感じた。 暗転前の思わせぶりな表情とか見逃さないようにすれば分かりやすいかも。 ショーではBryan Baldwinさん振付け場面の真ん中です! 早霧さんのダンスもカッコいい! 群舞のときのキリッとした早霧さんの表情も最高です。 緒月遠麻さん・・・ この公演で雪組としての緒月さんを観るのは最後かとしみじみ思いながら 観劇してました。 何か、雪組の舞台に緒月さんがいないとか想像出来ない。 でも、次は宙組で大の仲良しの凰稀かなめさんを支え、更にしぶい男役芸を 磨いてほしい。雪組の緒月さんのいろんな場面が頭に浮かんで来て、 ちょっと寂しい気分になりましたが・・・。 舞羽美海さん・・・ レオノール役はどうしても「♪レオノーラ~ あ~なたが生きている~ そ~れだけが我が望み~」が頭をぐるぐる回る。 劇中、レオノールと呼ばれる度に「♪レオノ~ラ~」が流れる。 炎にくちづけをで花總まりさんが演じたレオノーラです。 同じ木村先生の作品で同じスペインもの。衣装も似てる感じなので 炎にくちづけをが観たくなってしまう。牢獄の場面、火あぶりの刑、キリスト教、・・・等、どうしても重なってしまう。 「炎にくちづけを」は凄い回数観劇したけど(東京まで通った)、 まったく飽きない最高に好きな作品の一つです。あれは毎回震える程に感動したのを思い出す。 可憐で純粋なレオノール役を見事に演じてました。 未涼亜希さん・・・ フェリペ二世役。フェリペって最近、何の芝居で聴いたのだろ? 何度もフェリペって呼ぶ芝居があったように思うけど・・・何だったか思い出せない。ルーナ伯爵風なイメージでした。役的はまったく違うけど。 カルロスの父親役です。最後は未涼さんの芝居が締まってるので泣ける場面に なっていきます。 連城まことさんも愛加あゆさんと二人で銀橋で歌う場面もあって、印象に残った 人も増えて来てると思う。 香綾しずるさんは芝居では少しだけ観客の緊張感を解くような役割もしてるし、 ショーでもスペインの場面では目を惹きました。 来週また観劇の時はもっといろいろ集中して観ないと^^

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