|
全て
| カテゴリ未分類
| ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透)
| Black Metal・Death Metal・Grind、Death core
| ゴジラ・ガメラ 他・特撮
| 宝塚歌劇
| 昭和歌謡・流行歌・アイドル
| ROCK・Pop
| 演劇・ミュージカル
| 森進一 ・畠山みどり ・水前寺清子
| 中島みゆき・ 松任谷由実
| ヤングジャパン アーティスト
| QUEEN
| フォーク
| HEAVY METAL
| プログレッシブ・ロック
| Black Sabbath ・Ozzy Osbourne
| Jazz・Blues・ラテン
| お笑い
| 天地真理
| 映画
| 昆虫・動物
| Bruce Springsteen
| ニュー・ミュージック
| ピンク・レディー
| 新野新・ぬかるみの世界・浪曲
| 鉄道
| R&B・Soul music・Gospel
| シャンソン
| 食
| マンガ
| 童謡
テーマ:今日聴いた音楽(73689)
カテゴリ:お笑い
「女ひとり」ってタイトルなので、蝶々さんの半生を綴った
ミュージカル「女ひとり」の実況録音盤あと思ってる人も多いと思う。 これは完全にレコードのための企画物です。 アナログ盤をやっとCDに焼いて、いつでも聴けるようになりました^^ 自分の半生の語りを挟みながら歌っていく構成です。 蝶々さんが7歳の時から南都雄二さんと別れる所までの壮絶な物語です。 中にもちろんクオリティの高い笑いを散りばめストーリーは進んで行きます。 52歳の蝶々さんのいろんな面が収録されてる2枚です。 DISC 1 1曲目「女と小舟」 今から舞台が始まるように開演を告げる場内アナウンス。 そして拍手。 ライブ録音のような効果を入れての、この名曲が始ります。 歌には自信がないといつも言ってた蝶々さんだけど、説得力のある歌唱で 素晴らしい。大女優だけあって一瞬でドラマを感じさせる歌唱です。 2曲目「ミヤコ蝶々舞台挨拶」 まずは、ミュージカル「女ひとり」の千秋楽の挨拶から。 この作品の企画ができた理由や自分の生まれてからの事を語ります。 そしてフェードアウトすると、スタジオでの蝶々さんの語りがシンクロしてきます。 3曲目「母さんはひまわり」 子供の頃のママハハの事を語ってこの曲を歌い始めます。 この曲も胸が熱くなる良い曲です。 4曲目「語り〜むらさき小唄」 子供で座長として全国を回ってた話。 そして、その時代背景の光景が見えて来るかのような語りにも感動です。 5曲目「語り〜乙女心の港の町で」 思春期の思い出を語り始めます。 和歌山の劇場主との恋を語ります。 そしてこの曲は和歌山の劇場主とのデュエットしてる形式になってます。 微笑ましいナンバーです。 6曲目「語り〜幸せすぎてこわいの」 ここからは三遊亭柳枝さんとの逸話を語り始めます。 蝶々さんより17歳年上で奥さんもいる柳枝さんと隠れ家で住み始める。 そしてこの曲は柳枝さんとのデュエット形式になってます。 7曲目「語り〜星の流れに」 三遊亭柳枝さんの奥さんに「人間は取ったものは必ず取られる」と言われ、 それでも三遊亭柳枝さんと結婚する所までの語りです。 蝶々さんの歌う「星の流れに」も抜群に良い! 8曲目「語り〜裏切ったのは誰」 三遊亭柳枝さんとの関係に暗雲が立ちこめはじめた頃から 弟子の鈴夫(南都雄二さん)との関係がはじまる頃の話を語ります。 9曲目「語り〜おしどりチンドン屋」 南都雄二さんと漫才を始める頃からの話。 お金もなく貧乏してる中、それでも二人でそれなりの幸せを感じている。 この陽気なナンバーが逆に物悲しさを感じさせる。 DISC 2 1曲目「漫才 運と災難 ミヤコ蝶々 南都雄二」 Disc 2の最初は15分にわたる「蝶々・雄二」の漫才がたっぷり聞けます。 やっぱり蝶々さんは凄い!そして雄二さんの凄さも子供の頃は分からなかったけど 今では雄二さんが蝶々さんを輝かせてるのが凄くわかる。 2曲目「語り〜時計」 蝶々・雄二が売れて有頂天になってた頃、蝶々さんは妻の役割を疎かにしてしまい 、雄二さんは他に子供を作ってしまう。 グラシェラ・スサーナさんで有名な「時計」をドラマチックに 歌い上げる蝶々さんは最高です。 3曲目「語り〜明治一代女」 南都雄二さんと別れてからの一人で生きて行く決心のようなものを 感じさせる語りとこの曲。蝶々さんの歌う「明治一代女」はまたひと味違った 魅力があるのでおすすめです。 4曲目「語り〜恋心」 エンリコ・マシアス作のタンゴシャンソン。 この曲もいろんな人が歌ってるのを聴いてるけど、蝶々さんの「恋心」も 凄く良いですよ! 5曲目「夫婦善哉」 ラジオ放送かテレビ放送の実況録音をそのまま使ってます。 MCとして素人の出演者を見事に回してる蝶々さんの凄さを改めて感じさせられます。 6曲目「インタビュー」 蝶々さんへのインタビュー。 これも興味深く蝶々さんの素晴らしい受け答えに感動。 これは芝居として作られてるのだとは思うけどおもしろい。 7曲目「小唄 おたがいに」 8曲目「小唄 梅は咲いたか」 小唄を2曲。さすがに芸達者で何をさせても素晴らしい。 9曲目「語り〜キサス・キサス・キサス」 シャンソンの超有名曲「キサス・キサス・キサス」を蝶々さんが歌うと こうなるのか!ときっとシャンソンファンも感動するんじゃないかな。 52歳の蝶々さん 10曲目「インタビュー〜女と小舟」 街頭インタビューで 「あなたはミヤコ蝶々さん好きですか?」と、どんどんインタビュアーが 街を行き交う人に問いかけていきます。 「好きですよ」「あまり好きじゃないです」「普通です」・・・と答えて行く。 その声にシンクロしてくるように蝶々さんのナレーションが重なると鳥肌ものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月17日 01時35分03秒
[お笑い] カテゴリの最新記事
|
|