おじなみの日記

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2014年03月28日
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カテゴリ:映画
2004年に日野日出志さんの原作を映画化した作品。
短編3本ずつ第一夜、第二夜と2回に分けて公開。
これはその全6本をまとめてDVD BOXとして発売したものです。
BOXには映画6作品とサントラCD1枚の7枚組です。
この「爛れた家」の音楽もかなり雰囲気を高める素晴らしいものになっています。
多分、買った当時にも書いたように思いますが…久々に観たので。

今回は「蔵六の奇病」なのですが、原作と設定も大幅に変えてあって、
まったく違う作品のようになっていますが、これはこれで哀しい作品に仕上がってます。
原作の方もあまりにも哀しい作品で子供の頃に初めて読んで心が痛みました。
ホラー漫画なのですが、これは逆に心の濁りが少し取れるような感覚になります。

日野日出志

蔵六の奇病 

蔵六の奇病

昭和初期なのか戦後すぐなのか…そんな時代の山里の村。
穏やかで心優しい青年の蔵六は父、六太郎と母、志づ、そして妹の春子と貧乏な4人暮らし。
頑固そうで掴みどころのない父親と働き者の母、蔵六になついていつも付きまとう妹。
蔵六の奇病

ある朝、蔵六が歯を磨いていると、突然歯茎が痒くなり指でこすってみると
出血と同時に歯が抜け落ちた。
蔵六の奇病

その夜、蔵六は耐え難い痒みに襲われぼりぼりと掻いていると目を覚ます家族。
蔵六の奇病

家には医者に見せる金もなく日に日に悪化していくデキモノを母親と妹は看病する。
蔵六の奇病

原作は父母、兄弟の4人家族で弟の蔵六は怠け者でいつも絵ばかり書いて働かない。
少し顔にデキモノが出来ていたのを、近所の子供たちが蔵六をバカにして石を投げる。
その石が顔面に命中して出血。その日からデキモノがどんどん大きくなっていき、
このままでは家ごと村八分にされると心配した家族は森の奥の空き家に蔵六を住まわせる。
と、いう話。

村長の息子の白橋は蔵六の妹の春子に恋い焦がれている。
しかし春子は白橋の事を嫌っている。

蔵六が謎の奇病に侵され重病だと噂が広がる。
村長は一度、父、六太郎に聞いてみるが大丈夫だと聞かされる。
しかし、蔵六を見た者の話から村長は六太郎の家にやってくる。
必死に隠す家族だが、強引に家に押し入る白橋たち。
蔵六を庭に引きずり出してくる。
蔵六の奇病

家族は蔵六の苦しみが日に日に激しくなると、父は苦しむのを見てられないと、志づに
殺した方が蔵六のためだと話す。
そして・・・

原作とは全く違うけど、幻想的で哀しい物語になっています。

蔵六の奇病

公開初日の挨拶。一番手前が日野日出志さん。そして監督の熊切和嘉さん
蔵六の奇病 9.jpg

蔵六の奇病


爛れた家






最終更新日  2019年06月17日 00時59分26秒


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