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おじなみの日記

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2014年09月11日
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カテゴリ:宝塚歌劇
宙組バウホール公演「SANCTUARY サンクチュアリ」2回目観劇してきました。
各出演者の進化、成長が素晴らしく、初日の感動を更に上回る2時間でした。

舞台装置のセンスの良さや照明の美しさは初日に感じたように作品に大きく効果を与えてます。
それから衣装の豪華さと細かい拘りを感じるデザインも作品に大きく力を与えてると思う。
全てに於いて丁寧でプロフェッショナルな拘りを感じる作品で凄く気に入っています。

愛月ひかるさん(主演 アンリ・ド・ナヴァール役)・・・
初日に観劇した時に既に愛月さんの魅力にハマったのですが、
今日2回目観劇してカッコ良さも芝居力も何もかも倍増してるかと思うほどに
アンリの人間性などをより深く感じる事が出来たし、
毎日の積み重ねと努力がここまで成長させるのかと驚きでした。
プロローグの殺陣の場面も結構激しい殺陣をカッコ良くこなして見事でした。

伶美うららさん(マルゴ役)・・・
伶美さんの成長にも驚きでした。
初日の時は早口で歌うソロナンバーも歌詞が聞き取りにくい箇所があったり声が弱くなる部分も
あったりしたのですが、今日は素晴らしかった。
芝居が抜群に上手いから歌にも感情が溢れていて歌詞を聴きながら表情を見ていると
鳥肌もんの感動でした。
高らかに笑いながら登場する最初の登場の仕方はかっこいい。
ここから一気に役に入り込んで母親との会話でどんどん深い所での芝居になっていき
完全にマルゴになっていく様にも鳥肌です。

花音舞さん(ルグジュリ役)・・・
初日よりも魔女度が上がってかなり不気味さもアップ。
プロテスタントを皆殺しする場面での市民役としてのソロ歌は今日も素晴らしかった。

純矢ちとせさん(カトリーヌ・メディチ役)・・・
シャルル、アンジュー、マルゴの母親。
純矢さんも怖さ倍増。深さも倍増。
政略結婚でアンリとマルゴが結婚させられる式の場面で誓いを立てる返事をなかなか言わない
マルゴを見る目が強烈に怖かった^^;
芝居も歌も完璧!

凛城きらさん(ギーズ役)・・・
プロローグで一番最初にトップライトに照らされた瞬間から感情MAXの怒りと嫉妬の塊です。
毎公演、終演するとグッタリとしてるんじゃないかと心配してしまうほどに
テンションも異常に高く神経擦り減らすほどの感情を露にして役にのめりこんでる。
凄い圧迫力で舞台全体に重苦しい圧力を一番掛けていると思う。
最後、ずっと憧れだったマルゴの腕の中で死に絶える最後の最後まで
観てる側に恐怖を感じさせる徹底した役作りに感動です。

松風輝さん(コリニー提督役)・・・
コリニー提督も不敵な表情や笑みに拍車がかかって役としての魅力が倍増!
初日以上に凄くおもしろくなった。

春瀬央季さん(アンジュー役)・・・
マルゴの兄で心に闇を抱えてる冷酷な男を見事に演じてます。
春瀬さんも初日よりも何倍も役がおもしろくなってたし、セリフ一つ一つに引き込まれた。
彩那音さんっぽく見える瞬間と沙央くらまさんっぽく見える瞬間があった。

オルトン役の七生真希さんの芝居も凄く良くなってて涙を誘っていた。
シャルル9世役の秋音光さんの芝居も狂気が倍増で怖かった。前よりさらにぐっと良くなった。

この作品の出演者は誰もが役に入り込んで作品を深い物にしています。
なかなかここまでまとまりのあるカンパニーを創るのは難しいだろうと思うほどに
全員の気持ちが一つになってるように思える感動作品でした。
前にも書いたけど「翼ある人びと」とこの「SANCTUARY」は今年の宝塚オリジナル作品の中で
1位.2位だと言っても過言じゃないほどに良く出来た作品だと思いました。

愛月ひかる





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最終更新日  2019年06月16日 06時08分07秒


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