2019/06/16(日)03:25
宝塚歌劇 月組公演『1789』/2回目 宝塚大劇場
月組公演、2回目観劇。
今日は母の日スペシャルと言う事で座席は当日抽選。
パンフレット1冊とキューピーのドレッシングとかパスタソースとかオマケに付いてました。
幕間休憩にはプレゼント抽選会と2幕終了後は龍真咲さんの挨拶もありました。
貸切公演では定番のコースです。
かなり前、キリンが主催の貸切の時はビールがもらえた事もあった。
呉春が主催で貸切したら・・・ないか^^;
近くの白雪でもいい・・・秋鹿の酒蔵も宝塚に近い。
秋鹿なら「秋鹿 純米酒 千秋バンビカップ」がある。これなら女性でもうれしいかも。
で、「1789」
これまでも「ロックミュージカル」とか「ロックのサウンドで」とかを売り文句の一つに
してた作品がたくさんあったけど、ほとんどの公演がえ?ロック?って思う物が多かった。
今回は斬新だと思う。Eギターの歪み系のアルペジオリフだけで歌い出す曲とか、
プログレっぽい音作りの曲とかアレンジや構成は斬新。
でもシンセプログラミングに頼りすぎてる感じもする。
2回目観て前よりも音も自然に思えたし頭に残る良い曲もいくつかあった。
宝塚歌劇でのROCKを使った作品で、
一番度肝を抜かれたのは一路真輝さん主演の「マ・ベル・エトワール」のオープニング。
Symphony Xの「The Damnation Game」の中から数曲を組曲のように繋げてツーバスドコドコの
宝塚とは思えない強烈なインパクトだった。
有名なメタルバンドじゃなく、まだ発売されて間もないSymphony Xの新しいアルバムの曲からの
チョイスには本当に驚いた。
これまた一路さん、高嶺さん、轟さん、香寿さんたちの歌唱がめちゃカッコよくて
生で1回目の観劇の時は驚きすぎて呆気に取られて感動しまくった。
ただ、打ち込みカラオケだったのが残念。
「The Damnation Game」「Dressed To Kill」「A Winter's Dream, Pt. 2: The Ascension」の
インパクトのあるフレーズを繋ぎ合わせた構成には驚かされた。
今ではSymphony Xのような様式美メタルはまったく聴かなくなったけど・・・
今でも宝塚の全てのショーの中で一番好きなオープニングは「マ・ベル・エトワール」です。
6分近いメタルのメドレーのあと、間髪入れずに主題歌の「マ・ベル・エトワール」
これがもろ宝塚サウンドでコントラストの凄さに鳥肌でした。
今でも「マ・ベル・エトワール」のCDを聴いたりDVD観ると感動してしまう。
あ〜、めちゃ「マ・ベル・エトワール」が観たくなってきた^^;
星条海斗さん・・・
今日も最高でした!今回の衣装やメイクのビジュアルも役作りも星条さんの全ての役の中で
ベスト3だと思う。
もう1曲ソロ歌があれば言う事なしなんだけど。
重厚でカッコよく冷酷なペイロール伯爵を早くまた観たい。
凪七瑠海さん・・・
凪七さんの今回の役も当り役で凄く似合ってる。存在感もじゅうぶんすぎるほど出てきてるし
ダンスのカッコ良さは宙組下級生の頃から凄かったけど、あの頃の何倍も素晴らしくなってる。
今年の「おとめ」にも好きだった役の中に「UNDER STUDY」のキャロル役が入ってる事が
何よりうれしく感じる。
あの時の汗だくでがんばってる凪七さんを観てるから、ずっと応援したい気持ちは変わらない。
映像では映っていない端で踊ってる姿も頭に焼き付いてる。
龍真咲さん・・・
元気でやんちゃなイメージの龍さんにバッチリな今回の役。
PUCKも似合ってたけどロナンはあて書きかと思ってしまうほどはまってる。
Eギターのアルペジオやストロークだけで歌う時もノリがしっかり感じられるし凄い。
歌声も伸びやかで心地良い。トップになってからもどんどん良くなってると思う。
早乙女わかばさん・・・
オランプじゃない時は何をしてるのか調べてなくどの場面に出るのかも知らなかったけど、
出て来たらスターのオーラで一瞬で見つけられた。
貴族の役でいじわるそうな表情とか驚いた表情も美しすぎる。
フィナーレのパレードは早乙女さんの笑顔に釘付けでした^^;
美城れんさん・・・
美城さんが作り上げたルイ16世はこれまでの誰かが演じたルイ16世とは被らない
オリジナリティを感じる。
セリフ的にもベルばらでのセリフに近いものも多いのですが、これまでとはまた違った演じ方で
惹き付けられる。
沙央くらまさん・・・
革命家の沙央さん、凪七さん、珠城さんが中心になって繰り広げられる場面は
どの場面も凄く良い。そこへ龍さんが入って来て、より分厚い層を感じられる。
沙央さん演じるダントンは柔らかく知的な役。
アレクセイ・カラマーゾフの柔らかく知的なイメージとはもちろんまったく違う芝居で
役作りの引き出しの多さに感動。
沙央さんも「おとめ」に好きだった役にアレクセイ・カラマーゾフが入ってるのがうれしい。
この作品はダンス場面が多いので大きな役がないキャストも出番が多いのもいい。
また振付けも斬新な物が多く楽しめる。
大勢のキャストがユニゾンで同じ振りをする場面の一体感は鳥肌ものです。
この前は凪七さんの写真を載せなかったので
キャロル役とPassionの凪七さん
昨日発売の「ミュージカル誌」の表紙が蘭乃はなさんと花總まりさんです!
中身では花總さん、蘭乃さんのカラーページでのインタビュー。
城田さん、井上さんたち主要キャストのインタビューも2Pずつ掲載。
「エリザベート」のチケットも花總さん2回、蘭乃さん3回と確保。
8月分も何とか何回かは観たい。東宝の先行は8月分も全滅だったけど・・・
とにかく6月が待ち遠しい!