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カテゴリ:宝塚歌劇
今日は14振りの再演「キス・ミー・ケイト」を観劇してきた。
前回は一路真輝さん主演で3カ所で長期公演でした。 2002年7月3日〜27日 帝国劇場 2002年8月3日〜29日 中日劇場 2003年8月3日〜29日 梅田コマ劇場 今回の再演は全国ツアーで14カ所29公演と長丁場。 関西での公演もあるのですが、どうしても早く観たくて東京公演に行ってきました。 今回のプログラム。1000円。内容も充実してるのに低価格。 14年前と比べて明らかに一路真輝さんの歌唱力がより強力になっていました。 前は歌うことにかなり集中して高音を出してましたが、今回は余裕でどのナンバーも歌い上げて、 芝居も歌一点集中じゃなく、余裕のある演技で素晴らしかった。 声量、歌唱力、表現力ともに非常に高度な技量を要するナンバーばかりですが、 14年前のクオリティを遥かに上回るリリーとカタリーナを観ることが出来て感動でした。 今回の再演、もう一つの楽しみは水夏希さんが出演している事! 前回は伊織直加さんが演じたロイス&ビアンカ役。 想像以上の可愛さと美しい身のこなしでした。ダンスもある役なので水さんに合っててハマってた。 松平健さんの役は前回は今井清隆さんが演じてた役です。(梅田のみ鈴木綜馬さん) 存在感と大物オーラが半端なかった。 カーテンコールの最後は「マツケンサンバ」か「マツケン・マハラジャ」を全員で踊り歌うのも いいんじゃないかと思ってしまった。 どっちかなら「マツケン・マハラジャ」の方が好きですが^^; あ、・・「マツケンパラパラ」もあった。あれはかなり忙しないので・・・ 「マツケンパラパラ」はMidnight Mixってブルージーなバージョンもあるけど、 あれはカーテンコールには合わないし・・・^^; 松平健さんの楽曲なら、ロッカバラード「優しい風」は秀逸の名曲です。 「闇に光を」も名曲です。 前回、ギャング二人は伊吹吾郎さんと太川陽介さんでした。 今回は太川陽介さんと杉山英司さんの二人に。杉山英司さんはお笑いのスギちゃんです。 今回のコンビも飄々とおもしろおかしく見事に演じてました。 二人のナンバー「パクろうシェークスピア」も素晴らしかった。 この曲を聴くと、どうしても汝鳥玲さんと立ともみさんが二人で歌ったこの曲の場面を思い出す。 バウホールでの公演でしたが、あれは名場面でした。 生演奏じゃなくてもオケ音質も良くまったく気にならなかった。 低価格でハイレベルのミュージカルを観せるのが目的でもある、今回の映画演劇文化協会の趣旨は 見事に達成してたと思う。舞台装置も低予算とは思えない、素晴らしい造りでした。 キャスト全員のレベルも非常に高くて「Too Darn Hot」も前回以上のクオリティを感じる事が出来ました。 来月、また観劇できるので楽しみです! 今日の公演チラシ 2002年版 初演の「キス・ミー・ケイト」のプログラム。 初演は1966年2月3日〜28日 東京宝塚劇場 A席1500円 B席1000円 C席700円 D席300円 この時の訳詞は岩谷時子さんで、今の歌詞とはかなり違ってます。 江利チエミさんと宝田明さんが主演。 ギャングは堺駿二さんと谷幹一さん。 ロイスは山吹まゆみさん、ビルは岡田真澄さんほか、豪華キャストです。 プログラムの裏拍子は江利チエミさんの薬の広告。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月15日 06時40分13秒
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