おじなみの日記

2019/06/15(土)06:30

森進一『慕情 ~天草の女~』/1971年 19thシングル

森進一 ・畠山みどり ・水前寺清子(276)

森進一さんの1971年のシングル。 中島みゆきさんの「慕情」を聴いてて、森さんの「慕情」のB面がどんな曲だったのか気になってきて 久しぶりに聴いてました。 A面「慕情 ~天草の女~」 作詞 山口あかりさん   作曲 平尾昌晃さん  編曲 小谷充さん この曲の聴かせ所は、最後のフレーズ「♪天草の〜〜 恋が 散るとき〜〜」の部分。 これは画期的な変拍子です。この部分を意識して作ったんじゃないかと思われる曲があって、 映画「色即ぜねれいしょん」の中で渡辺大知さんが歌う「エロチシズム・ブルー」の最後のフレーズ。 作ったのは高校時代のみうらじゅんさんなので、有りえるかもと思う^^; 映画「色即ぜねれいしょん」は、みうらじゅんさんの青春を描いた映画でおすすめです。 「エロチシズム・ブルー」に続いて、渡辺大知さんが歌う「君は君で僕は僕」も名曲です。 宝塚歌劇にあったようなタイトルだけど^^; 話は「慕情 ~天草の女~」に戻って・・・ この曲はポンポン船のSEから始まる、正統派演歌曲。 「望郷」や「おふくろさん」はライブでもよく歌っていて、ライブバージョンもいくつもありますが、 「慕情」は、セットリストにも入ってる事もあったけど、ライブ盤にはメドレーでしか入ってなかったような気がする。 元々、タイトルは「慕情」だけだったようですが、映画「慕情」のテーマ曲を日本語歌詞を乗せて 多くの歌手が歌い出していて、混同されないために、サブタイトルをつけたとか・・・。 「女」シリーズの一環として考えてもいい曲かも。 「女のためいき」「女のなみだ雨」「女の波止場」「女ですもの」「女の酒場」「他国の女」 「女の岬」「女のギタ-」「伊豆の女」「湯の町の女」「年上の女」「女の四季」「女のワルツ」 「銀座の女」・・・ 1971年発売のシングル「慕情」までだけでも、これだけの「女」シリーズがあります。 これはシングルB面曲も含む。アルバム曲を入れると、もっと多くなる^^; シングル「波止場女ブル-ス」「女の明日は南の果てに」「女の願いよ花になれ」は 「女」シリーズ外っぽいので入れてません。どれも名曲ですけど。 1972年以降は「女」シリーズは落ち着いてきて「火の女」を最後にシングル曲としては、ないと思う。 B面「女の歴史」 作詞 安井かずみさん  作曲 城美好さん  編曲 小谷充さん この曲も変拍子が印象に残る演歌曲。 「♪そして それから〜 いつも負け いつも負け」のフレーズを聞くと、すぐにこの曲を思い出した。 安井かずみさんが作詞してるのも珍しい所です。 これも「女」シリーズ。 「慕情」を発売した頃のライブリハーサル風景 1971年6月

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