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おじなみの日記

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2018年09月24日
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カテゴリ:映画
この映画、ずっとどうしても観たくて輸入盤のVHSやLDなどを探し回ってた。
完全に諦めた頃に日本で初DVD化の発表!
小学生の頃、神戸の元映の3本立てで1回目を観たように記憶してる。
2回目は何年か後にリバイバル上映で三宮スカイシネマで観たと思う。
テレビの洋画劇場でも観たような記憶があるけど・・・これはかなり自信がない。

「ジョーズ」を観てサメが怖いという印象よりも、その何年も前に観た「チコと鮫」の
サメの印象が非常に強くて、子供の頃、意思疎通ができるサメと少年の関係に憧れた。
完全なファンタジーの世界だと思うのですが、今でもその中の1%でも有りえそうな気がします。

リバイバル上映時のパンフレット









第一部
大自然に囲まれ、文明の利器に犯される少し前の南国の楽園タヒチが舞台です。
少年チコは、兄たちと一緒に漁に出るには幼く、祈祷師だった老人ココーヨに
いろいろと教えてもらうのが楽しみだった。
ココーヨが昔、魚たちと会話出来たという話に深く興味を持っていた。
ある日、この島にアメリカから観光船がやってきて、島民は商売に励んだ。
その観光船の中に少女ディアーナもいた。ディアーナは夏の間、そこで暮らす事になっていた。
チコはディアーナが気になり近づくと宝物にしていたサメの尻尾をプレゼントしたり、
島の案内をしたりと次第に仲良くなっていった。
ディアーナはこの島の有力者の孫娘だった。





その日、チコは漁の手伝いをしていた。
浅瀬の水たまりの子供のサメが迷い込んでいるのを見つける。
サメは島民にとって天敵で、あらゆる手段を使いサメを駆逐するほどに恐れられていた。
チコは子サメに餌を与え密かに集落から離れた水たまりで育て始めた。
次第にサメとチコに友情のような物が芽生え始める。






サメはチコに甘えエサをねだったり、一緒に泳ごうと誘ったりした。
名前をマニドゥと名付けた、
ある日、猟犬がそのマニドゥを見つけ何匹かで襲っていた。
チコは犬たちを追い払い、猟犬にも居場所がわかってしまったので
ここにマニドゥを置いておく事は出来ないと子ザメを海に還した。
しかし、次の日、マニドゥはそこに戻ってきていて、しきりに海へとチコを誘う。
チコはマニドゥの泳ぐ後をついていくと、岩礁と洞窟を抜けた先に誰も人が来た事のない
美しい海岸に出た。


そこにマニドゥとの居場所を作り再びチコとマニドゥは友情を深めていく。
ある日、チコはディアーナを、その場所へ招待した。
その事が気に入らなかったのか、マニドゥは沖へと泳ぎ戻ってこなかった。
そして、ディアーナも夏が過ぎアメリカへと帰る事になる。
再びチコは一人ぼっちになってしまう。

第二部
年月が経ち、タヒチの島は変化の時を迎えていた。
古い民家は焼き払われ、文明の波が一気に襲ってきた。
漁夫たちは、島を買い上げた男のもとで働くようになり昔の漁師たちの生活とは変わっていった。
島を買い上げた男は、島の有力者の孫、ディアーナの兄だった。
青年になったチコはその波に抵抗して、自分だけは頑なにそれまでの生活を続けていた。
チコの兄たちも文明の波に抵抗してそれまでの暮らしを守っていた。
ある日、兄たちと深く潜り1メートル以上あるハタ科の魚にモリを打ち込む。
魚は暴れ、そのモリのロープが兄の体に巻き付いてしまう。
大ハタは深く潜っていく。そこへ巨大なサメが現れる。
兄に絡みついてるロープを切ってチコの周りをぐるぐると泳いでいる。
他の漁夫は慌てて船に戻り、モリを構える。
チコはこのサメがマニドゥだとすぐにわかった。
漁夫たちにモリを投げないように叫ぶ。「これは僕のサメだ」と。
チコとマニドゥは昔のような生活に戻り、昔のように遊んだり、
エサもチコがマニドゥーのために獲って与える生活が始まった。
それでも文明の波はチコの兄たちも飲み込み、みんなその会社の一員になっていく。



ディアーナもこの島に戻って来た。チコもディアーナもあの夏の事は忘れていなかった。
すぐに再び親しくなっていく。
ディアーナにプレゼントしようとマニドゥが守ってくれていないと行けない領域で
特大の真珠貝を取る。
漁夫たちはチコが大ザメと暮らしていることを知っていた。
それを知ったこの島を牛耳ってるディアーナの兄は
「そのサメを殺せば自分たちもその領域で高価な真珠貝を獲る事ができる」と漁夫たちに
金属製のサメでも破る事ができない強力な網を作らせる。
その網にマニドゥはかかってしまう。チコは網を切るためのペンチを持ち深く潜り
マニドゥーを助けようと網に抜け穴を作っていく。
何とかマニドゥを外へ逃がす事が出来たが、チコは息がもたずに沈んでいく。

マニドゥを殺そうとした兄の事を知ったディアーナは怒り、兄と口もきかなくなる。
サメの網に穴が開けられ逃げられた話と、逃したのがチコで、そのチコは海に沈んだと
告げに来てた漁夫の話を耳にしたディアーナはボートで沖に出てマニドゥを呼ぶ。
その声に気づいたマニドゥがボートをある海岸へと誘導していく。
そこには、弱り切ったチコが横たわっていた。
マニドゥがチコをこの海岸にまで運んだようだ。
年老いたココーヨのもとでチコは体力を回復していく。
そして・・・






なんかほとんど書いてしまったけど、優しい気持ちになれる良い映画です。

画質は特に悪いとは思わない。リマスターはまったくされていないと思うけど、
昔、3番館で観る程度の映像^^; 画質も音も苦になることはないと思う。




チラシはEPジャケットサイズ


1962年初ロードショー当時のパンフレット







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最終更新日  2019年06月15日 04時46分19秒


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