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おじなみの日記

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2020年12月01日
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松任谷由実さんニューアルバム「深海の街」を聴いた。

松任谷由実さんの39枚目のアルバムは「SURF & SNOW Volume2」になるはずだったのが、
2020年2月苗場のコンサート以降の世界の状況を見て「SURF & SNOW Volume2」を作る空気ではないと
判断してテーマから作り直したそうです。
「SURF & SNOW Volume2」のための楽曲もその時点で何曲も出来上がっていたそうで、
一部、その時に作った曲もこのアルバムに収録されています。

前作「宇宙図書館」があまりにも素晴らしすぎて、1日に何度も繰り返して聴いてた時期があった。
なので、期待は大きく持ちすぎずに楽しみにしていました。

完全限定盤のクリスマススペシャルBOXを注文しました。
CDのみ昨日届いて、あとのLP2枚、Blu-ray、Art Bookはクリスマスに届きます。
最初はアナログ盤で聴こうと決めてて昨日、聴くのは我慢してたけど、友人からの連絡で
「ユーミンの新作最高だった!」って興奮気味に伝えてきたので我慢しきれずCDで聴いてしまった^^;

紙ジャケ仕様CD




やばい!めちゃくちゃ良い!
36枚目「Road Show」、37枚目「POP CLASSICO」と自分好みの世界に
どんどん近づいてきて、そして38枚目「宇宙図書館」で70年代後半〜87年頃にドはまりしてた頃の感覚が戻ってきた。
ずっとアルバムは買い続けていましたが遡るように1988年「Delight Slight Light KISS」まで
聴き込んで行った。
それまでに一番聴かなかったアルバムが「Delight Slight Light KISS」と「LOVE WARS」
だったかも。その2枚も今では感動して聴ける。

とりあえず今日3回通して聴いたのでアナログ盤が届くまでしばらく封印。
アナログ盤先行で発売してほしい^^;

1曲目「1920」
2曲目「ノートルダム」
3曲目「離れる日が来るなんて」
4曲目「雪の道しるべ」
5曲目「NIKE ~ The goddess of victory」
6曲目「What to do? waa woo」
7曲目「知らないどうし」
8曲目「あなたと 私と」
9曲目「散りてなお」
10曲目「REBORN ~ 太陽よ止まって」
11曲目「Good! Morning」
12曲目「深海の街」

先行配信シングルが4曲ありましたが、最初に配信リリースされた「深海の街」のみ
ダウンロードして聴いてしまったけど、あとの3曲はスタジオ録音ではまったく聴いてなかったので凄く新鮮に聴けた。「深海の街」もアルバムのラストとして聴いたらまったく違う凄い感動です。
テレビで歌った2曲はライブで聴いたけど2曲とも感動で鳥肌立った。

1曲目「1920」
1920年生まれのユーミンの母親が今年100歳を迎えたそうです。
ユーミンの母親が生まれた1920年も今の2020年の世界が共通する事が多く、
それを踏まえた上で書かれた曲のようです。
スペイン風邪の蔓延でベルギーでのオリンピックも開催されたものの不参加国がどうしても
多くなってしまった。
この曲の冒頭、アナログ盤特有のスクラッチノイズから始まるだけでゾクゾクした。
「宇宙図書館」同様に1曲目から魂を掴まれた感覚になった。

2曲目「ノートルダム」
2019年4月にノートルダム大聖堂の火災が起き、ユーミンはその時から不穏な空気を
感じ始めたそうです。ノートルダム寺院は天使と悪魔両方を感じる場所だったそうで、
それを踏まえた上でこの曲を聴くとより深さを感じて聞き入ってしまう。

3曲目「離れる日が来るなんて」
この曲もタイトルだけ見た時はあなり期待していなかった曲だけど、
「悲しいほどお天気」のアルバムの世界が浮かんだ。歌詞もメロディーも凄い。

4曲目「雪の道しるべ」
歌の力を凄く感じる曲。流れるようなメロディーと転調しまくりのコード進行。
本当に良い曲。早くアナログ盤でじっくり聴きたい。

5曲目「NIKE ~ The goddess of victory」
きっと「SURF & SNOW Volume2」に収録する予定だった曲かな。
ここに入ってても何も違和感なくアルバムの流れに綺麗にはまってる。
ギリシャ神話に出てくる女神ニケ
Kate BushのRunning Up That Hill (A Deal With God)が頭に浮かんだ。

6曲目「What to do? waa woo」
「新しい自転車で海辺を飛ばしているの」で始まるラテンノリの楽曲。
「新しい自転車」と文字を見ると「丘の上の光」が一瞬で頭に浮かんでくる。
「丘の上の光」はユーミンの全ての曲の中でベスト3に入る超絶好きな曲。
ライブ映えしそうな曲。セットリストに入ったら楽しそう。

7曲目「知らないどうし」
この曲は二度テレビでのパフォーマンスを観て聴いた。ユーミン、カッコ良すぎる!
ダンサーと振り揃えて歌うのは、アルバム「VOYAGER」に入ってる「ハートブレイク」を
彷彿させる。映像作品「コンパートメント」にも収録されています。
「知らないどうし」のアレンジが最高にカッコいい!

8曲目「あなたと 私と」
この曲もアレンジが素晴らしい。
どの曲もですが、松任谷正隆さんのアレンジは本当に凄い!と改めて感じる。
優しく綺麗な曲です。

9曲目「散りてなお」
一度目聴いただけで、胸が苦しくなるほど感動した。
ユーミンが描き出す景色や場面が自分の原風景に近いのかも知れない。
こんな事書くと失礼かも知れないけど2010年以降のユーミンは神がかっているように感じる。
ピーク時がひょっとして今なんじゃないかと思えてしまう。

10曲目「REBORN ~ 太陽よ止まって」
この曲のカッコ良さも異常です。
こんなカッコ良い新しいラテン曲なんて世界中にあるのかと思えてしまう。
この曲を歌ってるユーミンが観たい!次のツアーのセットリストに入ってくれるといいけど…

11曲目「Good! Morning」
2分30秒の短い曲です。
軽快なリズムに聴き込んで考えさえられる歌詞が乗ってる。

12曲目「深海の街」
ダウンロードで聴いた時よりもアルバムのラストとして聴くと遥かに感動が大きい。
曲が終わったと思ったら・・・・ 泣いてしまった・・・。
今回のアルバムも「宇宙図書館」同様に捨て曲なんてあるわけないアルバム。

「宇宙図書館」が1曲目「宇宙図書館」〜ラスト曲「GREY」・そして「宇宙図書館」を
再び聴きたくなる無限ループアルバムでした。それは今回も。
2021年9月から2022年7月までのコンサートツアーが今から凄く楽しみ。
60公演以上全国を回ってくれる。

アルバム「SURF & SNOW」のジャケットの二人と同じポーズです。
今の世界でのあの二人。


紙ジャケ仕様の裏ジャケ





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最終更新日  2020年12月01日 23時03分16秒
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