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おじなみの日記

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2024年09月21日
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1977年6月5日の発売されたアリスの3作目のライブアルバム。
初の全国縦断リサイタルの初日〜5公演目の新宿厚生年金会館での3月24日〜28日までの公演を
ライブレコーディングしたものです。
(WikipediaやこのCDにも3月25日〜28日と掲載されていて、こう書かれてるものが多く、
 新宿厚生年金会館5日連続公演を成功させた事が有名なのになぜ、25〜28の4日間に
 なってしまってるのだろ?エンドレス・ロードのツアーパンフにも3月24日〜28日と
 書かれているのに…。どれかの間違った情報をそのままコピペしてるのだろうか?
 5日間連続公演です。ライブレコーディングされたのが25日〜の4日間で24日の初日は
 レコーディングされてなかっただけなのか、1977年6月5日のLP発売の時点で間違って
 掲載してしまったのか。)


(エンドレス・ロードのツアーパンフ 表紙)






『アリス 特別企画<10年の約束>』そしてオリジナルアルバム10枚とライブアルバム7枚が
最新リマスターで発売。
ライブアルバム7枚は今回の武道館公演に合わせ9月18日に発売された。
また7枚のライブアルバムをこれまでの音と聴き比べたりしながら書くつもり。

やはり自分は7枚の中で最初に選ぶのはどうしても1番思い出の深い「エンドレス・ロード」になる。
いつかノーカットで発売してほしいと願ってたけど叶う事はなかった。
MC部分は30分はカットされてる。神戸や大阪では休憩30分合わせて3時間半以上あった。
LP2枚組にギチギチに入れて2時間ちょい。あまりにも溝が狭くなりすぎて針飛びしやすくなっています。
3枚組にしてもノーカットは難しいかも知れないけど。
休憩時間にもスクリーンに映像が流されていました。
今、DVDで発売されてる「アリス・ストーリー」という30分弱のスキー場や砂丘や駅やライブ映像を
ロードムービー的に16ミリフィルムで撮影した作品。
映像が流されているためにトイレに行かない人が多かったように思う。
観客もみんな10代〜30代がほとんどで若かったから焦ってトイレに行こうとする人もいなかったのかも。

以前のリマスターでは少し気になってたチャプターの切り方も今回のリマスターでは少しだけ
改善されているように思う。
「忘れかけていたラブ・ソング」や「遠くで汽笛を聞きながら」などカウント部分を曲の頭にするか
MCの最後に入れるかで単曲で聴く場合は印象がかわる。
ずっと流して聴く場合にはまったく関係ないのですが…。
2024年リマスターではカウントからを曲の頭にしています。


(第一部の「面影」のあとのMCはライブ盤に収録されている2倍以上の長さがありました)



(ブックレットにある解説はなぜか「ピンク・レディー」を引き合いに出してる文章。
「ピンク・レディー」のライブにも行きまくってた自分にとっては「知らないくせに」と思ってしまう。
 「ピンク・レディー」を貶している文章ではないのですが、異常なブームと人気とは別だとファンは
  理解していました。あれはテレビの中の「ピンク・レディー」
  「アリス」もテレビと生のコンサートではまったく別なのと同じ事。
 「ピンク・レディー」のライブは会場で経験してる人にしかわからない大人の世界があった。
  デビューコンサートからすでに洋楽カバーが中心のセットリストでした。
 「ピンク・レディー」の二人はもちろん子供人気も絶大でしたが、
 それはテレビだけでの「ピンク・レディー」です。ライブでは8割以上を洋楽のソウルやR&Bのカバー。
 「ピンクレディー」のライブの経験からドナ・サマーやコモドアーズを聴き始めた人も多い。
 コンサート会場というよりディスコ会場のような大人な世界でした。
 子供向けの曲なんてオリジナル曲の数曲。二人が歌いたい歌を歌ってました。
 客席に子供は2割もいなかったと思う。
 1978年に失速したのではなく「ピンク・レディー」は次の夢に向けて凄い先に石を投げただけ。
  (ブックレットの解説に1978年に失速したと書かれてたので。1978年12月5日発売の
  「カメレオン・アーミー」はオリコンで1位に、そして125万枚売れていますが)
 1978年ラスベガス公演から徐々に準備していったアメリカ進出。そしてビルボードでTOP40入り!
  最高位37位まで登った。これを失敗だと言う人はアメリカのチャート事情が何もわかっていない。
  アルバムも日本人のアルバムとしては最高の売り上げ。日本での活動する期間が少なくなったら
  そりゃそれまでの異常なブームを継続できるわけない。準備段階で日本での活動内容も変化してた。
  人気が落ちたわけじゃなく大阪厚生年金会館でも神戸国際会館でも1979年〜1980年は
  4回公演でもソールドアウトでした。もちろん東京でも同じ。
  テレビでただで音楽聴くファンじゃなくお金出してライブに行くファンは凄く多かった。
  「アリス」もセールス面だけでいうと「狂った果実」「それぞれの秋」「エスピオナージ」と
   明らかに売り上げ枚数は減った。
   でもコンサート動員数は何も変わらず凄い人気だった。それとまったく同じこと。
   アリスもピンク・レディーも異常なブームが去っただけの事です。
 もっと「エンドレス・ロード」の内容についてや、
 ツアーでのデータやセットリストが少し変わった事などを知りたい。
 「エンドレス・ロード」ツアー中のアリスの裏話的な話が知りたい。





1曲目の「メドレー: イントロダクション~アリスの飛行船~走馬燈~面影~羊飼いの詩~ブラウンおじさん~“演歌”ブラウン~僕の想うこと~好きじゃないってさ~あなたのために」は
今回もチャプターはついていません。
約26分を1曲してカウントするのはずっとおかしいと思ってる。
途中でMCも入っているのに。
プログレのライブ盤で20分ある曲でも区切りつけてチャプターを入れているものが多い。
Disc2の1曲目「メドレー: ポイント・アフターの夜~飛び立てジェット・プレーン~熱い吐息~最後のアンコール~もう二度と……」にもチャプターはつけてほしい。
これも17分45秒を1曲とカウントしてるのはどう考えても変。
5曲ともほとんどフルコーラス演奏してるのに。
ここが改善されてるかどうか、期待したけど何も変わってなかった。
そんなに面倒臭い事ではないと思うけど。怠慢だとしか思えない。
歌詞カードなどの表記も変えないといけないのが面倒臭かったのかもね。


「エンドレス・ロード」を観たのは東京5公演を終え、6公演目の4月3日神戸文化ホール公演。
(ツアーパンフにも神戸が6公演目扱いになってますが、実は4月2日に西脇市民会館で
6公演目がありました。神戸は7公演目というのが正しい。4月2日は行けてないのですが、
ひょっとしたらバックバンドなしで通常のコンサートを開催したのかも知れない)
5月の大阪公演を3daysのうち2公演と京都公演に行きました。

「エンドレス・ロード」の資料や写真は雑誌などにもほとんど掲載されなかった。
 2枚組ライブ盤まで出したのだから、もう少し何かあればと思った。

(このチラシは、5年目のアリスのプロモーションとして関係者に配られたもの。
 写真と文章のバージョン違いのチラシもあります。また今度載せます)





(エンドレス・ロードの神戸と公式には削除されてる西脇公演のチラシ)




Disc 1

1曲目「メドレー: イントロダクション~アリスの飛行船~走馬燈~面影~MC〜羊飼いの詩~MC〜
    ブラウンおじさん〜MC〜“演歌”ブラウン~MC~僕の想うこと~MC〜好きじゃないってさ
    ~あなたのために」
2曲目「忘れかけていたラブ・ソング」
3曲目「ページ99」
4曲目「僕を育ててくれたあなたへ」
5曲目「矢沢透のコーナー」
6曲目「引き潮」
7曲目「ハーバー・ライト」
8曲目「春雷のあとで」


Disc 2

1曲目「メドレー: ポイント・アフターの夜~飛び立てジェット・プレーン~熱い吐息~最後のアンコール
    〜きんちゃんドラムソロ〜最後のアンコール〜もう二度と…」
2曲目「ロンリー・ロンサム・ナイト」
3曲目「砂の道」
4曲目「遠くで汽笛を聞きながら」
5曲目「今はもうだれも」
6曲目「帰らざる日々」
7曲目「さらば青春の時」


(第二部からはAliceの電飾が登場!この電飾は1976年クリスマスコンサート時にすでに使ってました
 「熱い吐息」を歌っている場面)


(「演歌・ブラウンおじさん」を歌っている所。
  「♪緑の芝生のその〜中で〜〜〜」のためている場面は後ろを向いてました。
  歌い終えアウトロの場面)


(「僕の想うこと」を歌ってる場面。ステージ上にちんぺいさんもべーやんも3つ並べられた
  椅子に座ってリズムをとっていました)


(ちんぺいさんのコーナー。「引き潮」はこの衣装で客席の下手扉から登場)


(「引き潮」を歌い終えると下手袖に入って、このコートを着て「ハーバーライト」を歌った)


(「ロンリーロンサム・ナイト」を歌っている場面)




(「砂の道」では後ろの電飾が緑に)



(神戸公演と大阪公演で配布されたパンフレット)


(1977年7月22日 高知公演のために空港に降り立った所)


(1977年7月22日 高知)








(ライブ盤「エンドレス・ロード」の予約特典だったポスター)





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最終更新日  2024年09月21日 05時44分28秒
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