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テーマ:今日聴いた音楽(75867)
カテゴリ:ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透)
1974年7月5日発売のアリス2作目のライブアルバム「セカンド・ライヴ」の2024年リマスター。
このアルバムは唯一のカバー曲満載のライブ盤です。 1974年3月31日神田共立講堂でレコーディングされました。 この時のライブだけがカバー曲だらけだったのではなく、1976年前半頃までは この「セカンド・ライブ」ぐらいの曲数のカバー曲が多いライブは普通にありました。 「リサイタル」と呼んでてバックバンドがしっかり付いてるコンサートの時は 1部、2部に分かれている事が多く、1部でカバー曲を多めに歌う構成だったように思う。 (1974年12月のリサイタルの写真だったと思う) 中でも一番派手にカバー曲をセットリストに入れたのは1975年12月の東京と大阪での リサイタルではないかと思う。 1975年12月23日神田共立講堂でのリサイタルでは 「Can't Buy Me Love」「アリラン」「Act Naturally」「誰もいない海」「キサス・キサス・キサス」「ほほにかかる涙」「トロイカ」「東京音頭」「ホワイトクリスマス」「赤鼻のトナカイ」 「きよしこの夜」と11曲ものカバー曲をバックバンドを従えての熱演でした。 「Can't Buy Me Love」の二人のボーカルとリードボーカルを取るべーやんの歌唱は最高です! 「アリラン」はきんちゃんのソロで大受けでした。 ビートルズもカバーした「Act Naturally」はジョニーラッセルの曲でべーやんの歌の上手いのが よくわかるカントリーナンバー。 「誰もいない海」はちんぺいさんが越路吹雪さんのモノマネをかなり誇張して爆笑でした。 「キサス・キサス・キサス」はそれらしくスペイン語に聴こえるようになんちゃってスペイン語で 歌うちんぺいさん。これがめちゃくちゃカッコイイのでびっくりです。 ボビーソロの「ほほにかかる涙」は真面目にカンツォーネを歌い上げるちんぺいさん最高です。 「トロイカ」はコサックダンスありできんちゃんのソロで歌った。 20数名の踊りが登場して3人も浴衣で歌った「東京音頭」 こんな感じで「セカンド・ライブ」が特別なわけではなかった。 12月30日大阪フェスティバルホール公演では神田共立の1週間後なのにカバー曲が大幅に違った。 「傷だらけのローラ」「花とみつばち」「私鉄沿線」「Can't Buy Me Love」「誰もいない海」 「危険な二人」他…。 新御三家のコーナーがあってちんぺいさんが順に3人に扮してモノマネして歌った。 他にも演歌も数曲歌ったと思うけど、はっきり覚えていない。 いつだったかのリサイタルであいざき進也さんの曲も歌ったと記憶してる。 セットリストも東京と大阪ではかなり違っていました。 1975年末で大阪フェスで昼、夜2回公演を軽く満席にしていました。 かなり広い大阪フェスの舞台に歌謡ショーのような電飾が縁取られたエプロンステージを作り バンドのビッグバンドが入っていてかなり豪華なショーになってました。 この時、ラスト間近かで歌った「やさしさに包まれて」の感動が忘れられない。 ソロアルバム「海猫」からと「言葉にならない贈り物」から数曲ずつ歌ってくれた。 1976年クリスマスリサイタルは自分が観た回はべーやんがいなくて2人のアリスだったので、 予定通りの構成では出来ずに普段3人で回ってるコンサートの曲を入れて、 クリスマスソングコーナーとソロアルバムのコーナー。べーやんが途中で病院から戻ってきて ギター1本で「ロンリー・ロンサム・ナイト」を歌ってくれた。 この日、初めてちんぺいさんリードボーカルの「遠くで汽笛を聞きながら」と「あの日のままで」を聴いた。 1977年のクリスマスは「トワイライト・タイム」とタイトルがつけられて、 1部ではロック系のバックバンド、2部では生ストリングスのバックがついて 違った雰囲気を楽しませてくれた。 生ストリングスが豪華に入った「街路樹は知っていた」が最高でした。 そして生ストリングスをゴージャスに使った「この空の下」も強烈に最高だった! この時はべーやん作曲で庄野真代さんに作った「ラストチャンス」と 中村行延さんにべーやんが書いた「ハード・ブレイク」の2曲をアリスとしてアレンジしなおして 演奏しました。特に「ハート・ブレイク」のきんちゃんのドラムが最高でした! たしか、べーやんはエレキギター弾いてたような記憶があるんだけど。 クリスマスソングコーナーは大学のグリークラブの分厚いコーラスで 「雪の降る街を」「もろびとこぞりて」「ジングルベル」「ホワイトクリスマス」 「サンタが街にやってきた」の5曲を歌った。 (1977年トワイライトタイムツアーの記事。クリスマスソングの最後の決めポーズ) 「アリス・セカンド・ライブ」 1曲目「イントロダクション 春がいっぱい~マサチューセッツ」 2曲目「LOVE」 3曲目「メドレー 春が来た~春の小川~花~恋は水色」 4曲目「冬が終って」 5曲目「アンチェインド・メロディー」 6曲目「明日に架ける橋」 7曲目「バイ・バイ・ラヴ」 8曲目「ルイジアンナ」 9曲目「噂の女」 10曲目「かもめ」 11曲目「アリスのメッセージ」 12曲目「青春時代」 13曲目「青春の影」 14曲目「おまえ」 15曲目「さよなら昨日までの悲しい思い出」 2018年リマスターと比べて2024年リマスターはボーカルを少し引っ込めて妙に浮いてた感じを 抑えてる印象です。これも好みで音圧高いのが好きなら2018年かな。 でも、イイ音になってると思う。 (セカンド・ライヴのカセット版はA面最初に「二十歳の頃」と「青春ノート」が収録されています。 LPと値段同じでお得でした) このライブ盤の事も何度か書いてるので詳しくは書かないけど、改めて思うのは、 20代半ばの3人が落ち着いた大人のステージを当たり前のようにパフォーマンスしてる事に 驚きと感動です。 このライブ盤はオリコン36位まで上昇するほど売れたのだから2枚組にするべきだったアルバム。 入れるべきオリジナル曲が何曲もあったのに。 誰か、ノーカットで収録しているはずのマスターテープから2枚組にMIXしなおして くれるような人はいないのだろうか。 ライブバージョンになっていない「星物語」「雨降りは大好き」「涙化粧」「地図にない街」など「ALICE III」からの楽曲のライブバージョンが残せるのに。 1975年末のリサイタルもライブ盤にしてほしかったし、毎年全てのリサイタルをライブ盤化しても、クオリティはどれも高かったので何の問題もないはず。 (1974年3月10日京都でのコンサートのポスター) (1974年最後は神戸国際会館。この4日前は大阪厚生年金会館でした) (1974年8月号の記事。読みにくいかな) (これも1974年の春頃の記事だったと思う) (どっちがオリジナル^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月23日 07時20分43秒
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