【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

おじなみの日記

おじなみの日記

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

全て | カテゴリ未分類 | ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透) | Black Metal・Death Metal・Grind、Death core | ゴジラ・ガメラ 他・特撮 | 宝塚歌劇 | 昭和歌謡・流行歌・アイドル | ROCK・Pop | 演劇・ミュージカル | 森進一 ・畠山みどり ・水前寺清子 | 中島みゆき・ 松任谷由実 | ヤングジャパン アーティスト | QUEEN | フォーク | HEAVY METAL | プログレッシブ・ロック | Black Sabbath ・Ozzy Osbourne | Jazz・Blues・ラテン | お笑い | 天地真理 | 映画 | 昆虫・動物・植物 | Bruce Springsteen | ニュー・ミュージック | ピンク・レディー | 新野新・ぬかるみの世界・浪曲 | 鉄道 | R&B・Soul music・Gospel | シャンソン | | マンガ | 童謡
2024年12月13日
XML
谷村新司さんの初期のアルバム10枚目までが2024年リマスターで発売されました。
ソロアルバム第二弾「海猫」からが本格的にちんぺいさんオンリーワンの世界を作り始めたアルバム。
昨日書いた「蜩」はほとんどの曲がアリスのアルバムに入っていても違和感のない曲でした。
タイトル曲「蜩」と「恋唄」はアリスのアルバムだと浮くかも知れないと思います。
アリスの音楽自体、どんなジャンルでも消化してアリスの音にしてしまうので、
究極、どんな曲が入っていても驚きはしませんが…。
「ラ・カルナバル」にしても驚く事は特になくラテン系の曲はそれまでにもあって
本格的にサンバの音を取り入れただけで、これもアリスって感じで聴いてました。
そりゃ「ALICE V」の1曲目にいきなり「ラ・カルナバル」が入ってたら当時なら驚きまくると
思うけど、「ポイント・アフターの夜」辺りから何でもありの世界が徐々に作られてきてたように思う。
「ポイント・アフターの夜」もちんぺいさんが初めてラジオで流した時に「ALICE IV」では
いろんな挑戦をしてみたと語ってたのを思い出した。
「♪ババ バッ ババ バッ ババ バッ ババ バッ バババ〜」の低音コーラスはちんぺいさんが
歌ってるのですが、この部分を持ち出してバンバンとよく笑っていました。
何か変な事ばかり急に思い出したりする。本当に思い出したい事はなかなか思い出せないのに…。






「ALICE IV」が凄く好きなアルバムなのは、音楽性がバラエティに飛んでいて、
どんなジャンルも吸収して消化しようとしてるのが小学生の自分にはカッコ良く感じられた。
「とっちらかっててまとまりがないアルバム」とか書いてた評論家もいたけど、
そこからアリスはもっと幅広い音楽を作っていく。「ALICE VIII」でも同じ事をその評論家は
書いたのだろうか・・・。爆売れしてからのアリスにはきっとそんな風には書いてないと思う。

2ndソロアルバム「海猫」
ここにはちんぺいさんがアリスに持ち帰ってアリスとしての幅を広げる実験的な事も含まれてると
思っています。

アリスのコンサートでは「サンセット(蒼い夕陽)」をよく演奏してました。
きんちゃんはガットギターを弾いていました。
かなり複雑なコードを使ったボサノバです。
きんちゃんは「サンセット」のガットギターの練習をかなりしたそうです。
ライブではイントロから「♪涙にくれる私をあなたは知らない」まできんちゃんのギターのみ。
「♪沈む夕陽の色は悲しすぎて」の少し前からベーヤンのオブリが入りカッティングで
リズムを取るようなギターを弾き始めます。
1番と2番の間のべーやんのGソロは毎回、めちゃくちゃカッコ良かった!
次のGソロではべーやんが速弾きから始まりちんぺいさんのストロークも激しく入ってきます。
3人だけで演奏する「サンセット」は本当に絶品でした!
アレンジも少しずつ変わりましたが、「サンセット」も再結成で一度は聴きたかった。
3rdアルバム「引き潮」が発売された後もしばらく「サンセット」はセットリストに入っていました。「熱い吐息」と「サンセット」が2曲ともセットリストに入る事も珍しくなかった。

(最初にCD化された時のもの。CA32-1216)




1曲目 「ハーバー・ライト(港の灯)」
2曲目 「ひまわり」
3曲目 「ぬくもり」
4曲目 「雨やどり」
5曲目 「夢行燈」
 
6曲目 「サンセット(蒼い夕陽)」
7曲目 「讃歌」
8曲目 「都忘れ」(with 水沢有美)
9曲目 「海猫」
10曲目 「砂の道」

このアルバムの事も何度か書いています。
2020年8月7日のブログにいろいろ書いてます。

今回の2024年リマスターは音圧は上がり各楽器の細かい音もLP並みに聞こえるようになった。
2024年リマスターで特に良くなったと思う曲の事を・・・。

「ハーバー・ライト(港の灯)」のドラムの音とベースの音がカッコ良すぎる。
ジャジーな世界を本格的に取り入れたナンバーで、ここからどんどん、jazzやbluesの
大人の世界を作り上げていきます。
26歳のちんぺいさんはきっとかなり背伸びしてる感覚を自分でも持ってたのかも知れないけど
アレンジャーやミュージシャンの渋さにも助けられ凄い曲を完成させたと思う。

「ひまわり」はメロディの美しさと圧倒的なちんぺいさんの歌唱力を堪能できる曲。
子供の頃から物凄く好きな曲で50年近く聴き続けても最初に聴いた時の大好き度合いが
まったく変わらない曲。

「夢行燈」は子供の頃はアルバムの中で唯一、苦手だった曲ですが、
この曲があったから八代亜紀さんに提供した名曲「哀歌(エレジー)」が作る事ができたと思う。
八代亜紀さんも50周年のコンサートでもコンサートラスト間近かに歌われました。
50周年を記念して作られたアルバムにも、山ほどあるオリジナル曲の中からセルフカバーとして
新たにレコーディングしたほどです。
「夢行燈」、40歳過ぎた頃からどんどん好きになってきた曲。

「讃歌」は初めて聴いた時から大好きな曲。小学生の心にも深く入ってきた歌詞とメロディ。
そして何よりちんぺいさんの熱唱に心が震えた。
アレンジもGソロもカッコいいし!

「海猫」は物悲しいマンドリンの音がさらに悲しく響くように感じる。
ちんぺいさんのファルセット歌唱も堪能できる曲。
今日、爆音で聴いてて本当にいい曲だと改めて思う。こんな曲、25歳で作ってるとか・・・。

「砂の道」はやはり心の奥底に響く。
ちんぺいさんがいなくなってから余計にこの曲の重みを感じて胸がつまる。
どんな思いで毎日のようにこの曲をあの頃、歌ってたのだろう。
26歳の肩にのしかかる物としては重すぎるし厳しすぎると。


(最初に発売されたカセットとCDがQ盤シリーズで再発されたもの)




歌詞カードに掲載されたメッセージの最後は
「出来る事なら ほんのひとかけらの後悔と
 微笑を道づれに最後の瞬間を迎えたい」
そんな事を20代の若者が考えてる事に、ものすごい重圧があったのかと思ってしまう。


(1976年4月に「帰らざる日々」のシングルが発売になり、その記念のサイン会の時のもの
 シングル購入と「ALICE V」の予約で参加できたような。はっきり思い出せない)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年12月13日 06時53分58秒
[ALICE(谷村新司・堀内孝雄・矢沢透)] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.