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おじなみの日記

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2025年09月13日
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イギリスのプログレッシブ・ロックバンド「The Moody Blues」の
初ベスト盤「This Is The Moody Blues」 1974年10月発売。
「The Moody Blues」は1964年結成、1965年10月にデビュー。
プログレッシブ・ロックの元祖と言われるバンドです。
プログレバンドの中ではやっぱり「The Moody Blues」が一番好きだと最近特に思えるようになった。数多くの名盤を創りあげ1970年代プログレの先頭を走っていた印象です。

自分が一番好きなアルバムは1981年発売の10枚目のアルバム「Long Distance Voyager」です。
このアルバムからリアルタイムで聴き始めて過去のアルバムを遡って聴きました。
「Long Distance Voyager」はかなりスペイシーなプログレでしたが、過去を遡ると
ここに辿り着いた過程がよくわかってどの時代の「The Moody Blues」も凄い事がわかった。
10th「Long Distance Voyager」は全米1位に!

このベスト盤は1972年発売の8枚目のアルバム「Seventh Sojourn」までの楽曲で構成。
「Seventh Sojourn」は全米1位獲得したアルバム。
ブログでもプログレバンドの中では「The Moody Blues」の事を一番多く書いてると思う。


(アナログ盤で聴くと感動もまた違う。裏返して、ディスクを入れ替えて…。こんな作業がうれしい)





Disc 1
A面
1曲目「Question」   (6th「A Question Of Balance」1970年)
2曲目「The Actor」   (3rd「In Search Of The Lost Chord」1968年)
3曲目「The Word」   (3rd「In Search Of The Lost Chord」1968年)
4曲目「Eyes Of A Child」(5th「To Our Children's Children's Children」1969年)
5曲目「Dear Diary」   (4th「On The Threshold Of A Dream」1969年)
6曲目「Legend Of A Mind」(3rd「In Search Of The Lost Chord」1968年)

B面
1曲目「In The Beginning」   (4th「On The Threshold Of A Dream」1969年)
2曲目「Lovely To See You」  (4th「On The Threshold Of A Dream」1969年)
3曲目「Never Comes The Day」(4th「On The Threshold Of A Dream」1969年)
4曲目「Isn't Life Strange」   (8th「Seventh Sojourn」1972年)
5曲目「The Dream」      (4th「On The Threshold Of A Dream」
6曲目「Have You Heard [Pt. 1]」(4th「On The Threshold Of A Dream」
7曲目「The Voyage」      (4th「On The Threshold Of A Dream」
8曲目「Have You Heard [Pt. 2]」(4th「On The Threshold Of A Dream」


(2枚組でダブルジャケット。見開きの中はメンバーのデビュー当時からの写真)



Disc 2
A面
1曲目「Ride My See-Saw」     (3rd「In Search Of The Lost Chord」1968年)
2曲目「The Afternoon: Forever Afternoon (Tuesday?)」(2nd「Days Of Future Passed」1967年)
3曲目「And The Tide Rushes In」  (6th「A Question Of Balance」1970年)
4曲目「New Horizons」       (8th「Seventh Sojourn」1972年)
5曲目「A Simple Game」             (シングル「Ride My See-Saw」B面 1968年)
6曲目「Watching And Waiting」       (5th「To Our Children's Children's Children」1969年)

B面
1曲目「I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)」(8th「Seventh Sojourn」1972年)
2曲目「For My Lady」                             (8th「Seventh Sojourn」1972年)
3曲目「The Story In Your Eyes」        (7th「Every Good Boy Deserves Favour」1971年)
4曲目「Melancholy Man」          (6th「A Question Of Balance」1970年)
5曲目「The Night: Nights In White Satin」(2nd「Days Of Future Passed」1967年)
6曲目「Late Lament」            (2nd「Days Of Future Passed」1967年)
   
改めてこのベスト盤を聴いて、曲順、構成の完璧さに感動した。
違和感をまったく感じさせない流れ。
アルバム未収録のDisc2A面5曲目「A Simple Game」が収録されてるのもうれしい。
3rd「In Search Of The Lost Chord」に収録されても違和感なく聴けると思うけど、
完璧に完成されてる中には入れにくかったのかとは思う。
凄く好きな曲です。

アルバムのオープニングを飾る「Question」はいつ聴いてもワクワクする。
かっこ良すぎる12弦ギターのイントロ。
1970年にこんな凄い曲を完成させてたのは驚くばかりです。
この曲はベトナム戦争に対してのクエスチョンで、怒りをぶつけるタイプの反戦歌じゃなく
冷静に疑問を投げかけてるように感じる。
シングルカットされ大ヒットしました。
ロンドン交響楽団とのコラボで1988年に物凄く素晴らしいバージョンも作り上げています。
このバージョンは「Moody Blues Greatest Hits」を買えば聴けます。
この曲はロック史上かなり重要な楽曲だと思う。

Disc1のA面は違うアルバムからのチョイスなのにコンセプトアルバムのように思える流れです。
Darkなブルージーナンバー5曲目「Dear Diary」が挟まれてるのが最高にかっこいい。
そして6曲目「Legend Of A Mind」は凄く好きな曲。
邦題は「ティモシー・リアリー」とまったく違うタイトルなのですが、この曲の内容が
「♪ティモシー・リアリーは死んだ いやいや、奴はまだ生きている
  ティモシー・リアリーはとっくに死んだよ いやいや、あれは噂だよ」

Disc1のB面は「On The Threshold Of A Dream」のオープニングの2曲。
人間の創造者と霊魂との会話のセリフから始まり、同じアルバムから「Never Comes The Day」までの繋がり方が鳥肌です。
Disc1のB面は4th「On The Threshold Of A Dream」で構成されていますが、
その間に8th「Seventh Sojourn」から「Isn't Life Strange」が組み込まれてるのが最高です。
この曲が入るとまた全然違った景色になったりする。
そして4th「On The Threshold Of A Dream」のラスト4曲でB面が締めくくられる。
この4thアルバムのエンディングは完璧すぎる。


(ブックレットはバンドの歴史と歌詞と訳詞です)




Disc2のA面は派手に「Ride My See-Saw」から始める。
1968年にこの曲を作ってるのが凄い。1973年〜1976年頃になるとこんな感じの曲はハードロックやプログレの中でも普通にあるように思う。
この面のラストは大好きな曲「Watching And Waiting」
この曲を聴いてしまうと、もう1面あるのを忘れてしまいそうになる。

Disc2のB面の1曲目はシングルでも大ヒットした「I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)」!
疾走感がたまらないロックナンバーですが、決して他の同じような曲とは違う。
アレンジ、演奏ともに個性が光っています。
2曲目「For My Lady」 は「I'm Just A Singer」と同じアルバムからの曲。
アコギのスリーフィンガーのフォーキーな楽曲。
この曲も普通にフォークな曲とは違って聴き込むと必ずハマる要素がそこここにあります。
この曲、自分のバンドのライブでやった事もあるので思い入れある。

3曲目「The Story In Your Eyes」は7thアルバムから唯一この1曲だけが選ばれた。
イントロからのゾクゾク感が半端ない曲。
7th「Every Good Boy Deserves Favour」は超大ヒットアルバムなだけに選曲が少ないのは
少し謎に感じてた。日本でもオリコン7位にまで入るほどだった。
アメリカではビルボードチャート2位にまで上がった。
ラスト曲の「My Song」は何回聴いてかわからない。

1967年発売で大ヒットした「The Night: Nights In White Satin」はプログレのバイブルと
言っても過言じゃない楽曲。
2ndアルバムのラストに収録されています。
1964年に結成、1965年7月発売のデビューアルバムから2年で完璧に近い形にバンドが成長しています。2nd「Days Of Future Passed」は上質なミュージカルをオーヴァーチュアからプロローグまで観終わったような感覚になれる凄いアルバムです。






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最終更新日  2025年09月13日 05時46分52秒
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