ピーター・ガブリエル Peter Gabriel『Peter Gabriel 1』/1977年 ソロ1st
イギリスのプログレッシブロック「ピーター・ガブリエル」の1stアルバム。(最初の4枚はアルバムタイトルがなく、このアルバムは「Car」と呼ばれる事があります)1967年にプログレバンド「ジェネシス」を結成。リードボーカルとして1975年まで在籍。このアルバムは1975年にジェネシスを脱退してからの初ソロアルバム。何度かピーター・ガブリエルの事を書いた気でいたけど、初めて書くような。ずっと長い間、聴いてなかったし・・・。1980年代、ソロのピーター・ガブリエルもよく聴いてましたが、いつの間にかほとんど聴かなくなってた。アナログ盤からCDに移行する時の1988年にソロ1st〜5thまでと1枚のサントラ盤、そして2枚組のライブ盤「Plays Live」、そして「Solsbury Hill」の8cmシングル盤も付いた9枚組のCDとハードカバーの本「Peter Gabriel: An Authorized Biography」まで付いてるBOXセットを買った。当時でもかなり高かった記憶だけど、1st〜Soまで一気にCDに買い直せるし、ライブ盤も当時まだ聴いた事なかったサントラ盤まで付いてるので気合で買ってしまった。でも、よく聴いたので元は取れてる^^;今はきっとボーナストラックが多く入ったリマスター盤とか出まくってるのだろうな・・。まったく調べた事もないけど、Soまで持ってたら満足してたし。その後の「Us」と「Up」は買ってるけど、そのあとはわからない。12cmCD8枚+8cmCD1枚+ハードカバー本のBOX1000セットのみの発売だったらしく、あまり中古屋とかでも見ないかも。BOXナンバーが封入されていて、自分のは1000セット中630番でした。メンバー構成Voice, Keyboards, Flute, Recorder – Peter GabrielAcoustic Guitar, Electric Guitar, Pedal Steel Guitar – Steve HunterElectric Guitar, Classical Guitar, Banjo – Robert FrippGuitar [Solo Guitar], Backing Vocals – Dick Wagner ( 6, 9)Bass, Tuba, – Tony LevinDrums, Other – Alan SchwartzbergKeyboards, Vocals – Jozef ChirowskiSynthesizer, Programmed – Larry (Wires) FastPercussion, Performer, Vocals – Jimmy MaelenOrchestra – The London Symphony Orchestraロバート・フリップとこのアルバム共演したトニーレヴィンはこれをきっかけにキングクリムゾンに入ったとか。めちゃくちゃ久しぶりに聴いたんだけど、曲の事や、曲にまつわる話とかその頃の事をいろいろ思い出した。1曲目「Moribund The Burgermeister」2曲目「Solsbury Hill」3曲目「Modern Love」4曲目「Excuse Me」5曲目「Humdrum」6曲目「Slowburn」7曲目「Waiting For The Big One」8曲目「Down The Dolce Vita」9曲目「Here Comes The Flood」1曲目「Moribund The Burgermeister」はやはり強烈に良い!構成がワクワクする。華やかなアレンジも鳥肌です。2曲目「Solsbury Hill」はシングルカットされた曲。ASIAの「Only Time Will Tell」を初めて聴いた時、この曲思い出した。そんなに似てるわけじゃないけど「Solsbury Hill」を聴いてるんだろうって思った。3曲目「Modern Love」も結構、思い入れある曲。今でもめちゃくちゃカッコいい曲に感じてゾクゾクする。4曲目「Excuse Me」はトニーレヴィンがチューバ吹いてるコミカルなナンバー。5曲目「Humdrum」はこのアルバムで一番好きだった曲。歌詞の意味がいろいろ取れて楽しめるのと、曲の構成が強烈に感動的です。7曲目「Waiting For The Big One」は普通じゃないブルースナンバー。どの楽器のパートもカッコいいし、歌唱は当然凄い。8曲目「Down The Dolce Vita」はロンドン交響楽団の素晴らしい演奏との共演。4分43秒じゃなく、もっと長く8分、9分でも聴きたくなる演奏です。9曲目「Here Comes The Flood」この曲もロンドン交響楽団との共演。感動的なバラード大作。