アート・ブレイキー『Art Blakey Big Band』/1959年アルバム
1959年1月発売の「アート・ブレイキー」のアルバム。タイトル通りに全曲ビッグバンドとの共演でレコーディングされています。ビッグバンドでアルバム全曲ドラムを叩くのは珍しかったようです。「 The Jazz Messengers」とはまた全然違う印象でこのアルバムは好きでよく聴いてる。ビッグバンド好きなので気持ちよく楽しめるアルバム。1994年発売のドイツ盤2007年に日本盤でリマスター盤が出てるようなので買い換えようかと思ってる。音圧がやや低いだけで特に問題なく気持ち良く聴けるんだけど。1曲目「Midriff」Soloist – Bill Hardman(Trumpet), John Coltrane(Sax), Walter Bishop(Piano)2曲目「Ain't Life Grand」Solois – John Coltrane(Sax), Ray Copeland(Trumpet), Walter Bishop(Piano)3曲目「Tippin'」Bass – Wendell MarshallDrums – Art BlakeyPiano – Walter BishopTenor Saxophone – John ColtraneTrumpet – Donald Byrd4曲目「Pristine」Bass – Wendell MarshallDrums – Art BlakeyPiano – Walter BishopTenor Saxophone – John ColtraneTrumpet – Donald Byrd5曲目「El Toro Valiente」Soloist – Art Blakey(Drums), Jimmy Cleveland(Trombon), Sahib Shihab(Sax)6曲目「The Kiss Of No Return」Soloist – Frank Rehak(Trombon), Idrees Sulieman(Trumpet), Jimmy Cleveland(Trombon), Sahib Shihab(Sax)7曲目「Late Date」8曲目「The Outer World」Soloist – Idrees Sulieman(Trumpet), John Coltrane(Sax)ジョン・コルトレーンが作った4曲目「Pristine」はアルバム聴き終えてから、もう一度聴いてしまう曲。気持ちいい演奏。5曲目「El Toro Valiente」も凄く好きな曲。ラテンジャズは生で聴きたくなる。ビッグバンドのジャズが聴きたくて「アロージャズオーケストラ 」を聴きに行ったりしたけどジャズナンバーはあまり演奏しなかったのが残念。有名なスタンダード曲や歌謡曲をジャズアレンジで聴くのも好きだけど、やはりこのアルバムに収録されてるような曲が聴きたいと思ってしまう。6曲目「The Kiss Of No Return」も聴き行ってしまうムーディな曲。1曲目の「Midriff」は派手で豪華なアレンジでわくわくしてくる。Bill HardmanからJohn Coltraneに繋がるソロとか鳥肌です。この1曲目でつかみは完全にOKって感じです。