ルチオ・フルチ監督『ビヨンド』/1981年 イタリア映画
年末に友人たちと飲んでて、ルチオ・フルチ監督の話で盛り上がった。最近、ルチオ・フルチ監督作品をあまり観てなかったので正月はBlu-rayとDVDで5本観た。「ビヨンド」「地獄の門」「墓地裏の家」のカトリオーナ・マッコール主演作3本と「マーダロック」「ルチオ・フルチの恐怖!黒猫」の5本。有名どころばかりだけど「ビヨンド」「地獄の門」「墓地裏の家」の3本は外せない。「サンゲリア」も嫌いじゃないけど、世界観が似ているその3本は定期的に観たくなる作品。クエンティン・タランティーノ監督もルチオ・フルチ監督を物凄くリスペクトしている事も有名な話。カトリオーナ・マッコールは映画版「ベルサイユのばら」でオスカルを演じた女優です。「ビヨンド」のプロローグは1927年のルイジアナ州。この部分はセピア色の映像ですが、それでもかなり痛々しい残酷な場面はインパクト大。最近、この映画のBlu-rayがDVDと2枚組で発売された。Disc2のDVDは豪華な特典映像のみで170分収録。ここに1927年の場面のフルカラーバージョンも収録されています。Blu-rayジャケと昔、出たDVDジャケが同じ映画だと思えない^^;1927年ルイジアナ、セブン・ドアーズ・ホテルの36号室。死後の世界を描いている画家が、地獄と現世をつなぐ7つの門がこのホテルの地下にあると知る。このホテルのある村に不吉な事ばかり起きると村人がこの画家をなぶり殺しにする。そして1981年、廃墟となってるホテルを一人の女が買って、あらたにホテル経営しようとする。その女がカトリオーナ・マッコール。画家がリンチされ磔状態で死んだホテルの地下は原因不明の水が溢れ出し池のようになっている。その地下に溜まってる水を放水して改装しようと業者が入る。想像通りに^^;残酷な死を遂げる。これ以上ストーリーは書かない。これが1927年に顔を溶かされ殺された画家今回発売されたBlu-rayのジャケットの場面。この写真だとどんな映画かまったくわからないのもいい。このBlu-ray、4,5年前に発売されたけど、もう売っていないかも。この犬を連れてる女性がアップになるとこんな目なんだけど・・・。最後はカトリオーナ・マッコール とデビット・ウォーベックもこんな目になってしまうんだけど。特典映像はカトリオーナ・マッコールもインタビューや、この映画のついてのトークショーなども収録されています。「ベルサイユのばら」より「ビヨンド」を選ぶカトリオーナ・マッコールいい!1927年場面のフルカラー映像。この場面は本来セピア色だけど、カラーだとグロさが増す。リンチ受けて顔を溶かされる画家Blu-rayのジャケットの場所でディレクターズチェアに座るルチオ・フルチ監督Disc2のメニュー