昔、よく行ってた喫茶店のマッチいろいろ 神戸・大阪編
10代の頃から喫茶店やレストラン、食堂などのマッチを集めるのが好きだった。20代半ばになるとマッチ集めはいつの間にかやめてしまった。この前、片付けをしてたらマッチをいっぱい入れてる箱が出てきたので懐かしくてずっといろいろ見てた。リプトンのデラックスティーバッグの30cm×20cmほどの缶の空き箱に貯めてました。神戸から。神戸で喫茶やカフェによく行ってたのは14歳〜17歳の頃。高校生になると三宮に行かずに大阪の梅田か難波に行く事の方が多くなった。中学生の頃はまだ三宮中心に遊んでた。まずはこの店!三宮サンプラザの地下にあった「グールマン」この店は待ち合わせによく使ってた。そして新野新さんと鶴瓶さんがやってたラジオ「ぬかるみの世界」の神戸ぬかる民が集まるお店でもあった。店内のテーブルの上に「ぬかるみノート」が置いてあって、ぬかる民はみんなそこに何か書いてた。伝言やその週の放送の感想などが書かれてた。このお店の料理の感想なんかも書いてる人も多かった。中学2年の頃から高校3年まで月に2〜3回は必ず行ってた。思い出すメニューは、ドリアセット。中学生の頃はドリアが珍しくてよくそのセットを注文してた。小さい器のグリーンサラダが付いてて、パプリカの粉が振りかけられてた。それとポタージュスープが付いてたように思う。パンケーキやクレープは一度も注文した事がなかったように思う。当時から甘い物があまり好きじゃないので食事するのはドリア。飲み物だけならアイスティーばかり注文してた。コーヒーは今でも嫌いじゃないけど、紅茶が好きすぎてどこでも紅茶。次は三宮交通センターの山側にあった「パスワード」どんな店内だったかよく覚えてないけど、こげ茶色のテープルに肘をついて紅茶飲んでた光景が浮かぶ。阪急会館、阪急シネマでの映画までの時間潰しや、ここも待ち合わせに使ってた。次は今はなき旧、神戸国際会館の直営の喫茶店「花時計」はコンサート前によく入った。ほとんどがアリスのコンサートのために神戸国際会館に行ってた。バス道の道路側から正面入り口まで階段があり、その正面がチケットもぎりの入り口。ホール入り口の右側に「花時計」があった。このマッチにはいろいろ店の名前が載ってますが、国際会館にあった店は「花時計」だけです。あとは、そごう新館の店や神戸文化ホールの中の店など直接、神戸国際会館とは関係ない店ばかりです三宮は他にもピザパーラーの「イタリコ」(さんちか)とか、「ニュー・トーキョー」(さんちか)やカレーハウス「いんでら」(さんちか味ののれん街)のスコッチエッグカレーが好きだった。三宮にもまだまだよく行ってた喫茶店とかあるけど、大阪へ。西梅田の「Don Shop」ここは朝の5時まで開いてたので、朝までここで飲んでたり、始発待ちしたり、時間つぶししたりJAZZのライブを聴きに行ったり・・・。当時、珍しかったタイ料理が何種類かメニューにあった。スイートチリソースを初めて使ったのも「Don Shop」だったと思う。甘いのにめちゃ辛い。タイ風さつま揚げをスイートチリソースにつけて食べるんだったと思う。バーボンの種類も多かったし、カクテル系も多かったので男も女も朝まで飲めた。次は北田辺駅から少し歩いた駒川1丁目にある「さんりんしゃ」この店は。アリスファン、谷村新司さんファンの聖地。ほんとによく通った店。中学3年の秋に「さんりんしゃ」に行った時にオーナーの女性に「あの方が谷村さんのお母さんよ」って教えてもらい、その女性がお母さんに声をかけてくれたのでちんぺいさんのお母さんが自分たちのテーブルに来てくれた。毎日、一度は「さんりんしゃ」に来てるようで、その後も何度もお会いできていろいろ話してもらえた、この店でちんぺいさんのお母さんと仲良くさせてもらうようになって家に何度もあげてもらったのも良い思い出。「さんりんしゃ」からちんぺいさんの自宅までの間に、ちんぺいさんが一人暮らししてたマンションがあった。そのマンションの一室で名曲が何曲も生まれた。ちんぺいさんの自宅は今はもうないのですが、あの辺りの地理は地元でもないのに完璧に把握してた。ちんぺいさんが通ってた小学校、「残照」の中で出て来た道、すべり台に寝転がって空を見上げてた公園、ちんぺいさんが一番好きなコロッケ屋・・・。「さんりんしゃ」でも自分はいつも紅茶。茶葉の種類が何種類かあったと思う。この店は「さだまさしさん」の楽曲に関係してた店。東京赤坂にあったさださんが経営してた「自由飛行館」にも何度か行ったけど、ここは梅田第二ビルの地下2階。「茶の木」さだまさしさんファンの女性がいて、その人が連れて行ってくれた店。さだまさしさんの楽曲に「パンプキン・パイとシナモン・ティー」という曲がある。その歌はコーヒーベーカリー「安眠(あみん)」で繰り広げられる出来事を歌った曲ですが、この「茶の木」にも「パンプキン・パイとシナモン・ティー セット」があった。さださんファンのその女性は俺にいろいろとその曲の説明をして、そのセットを半強制的に注文。「甘いものは、あまり好きじゃないんだけど…」と思いながら食べたのを覚えてる。でもその時、初めて飲んだ「シナモンティー」歌の通りにシナモンの枝がついてて、それでかき混ぜると一気にシナモンの匂いが広がる。シナモンは小さい頃から大好きなので、一気に「シナモン・ティー」にハマった。昔はシナモンと言わずにニッキと言ってた。子供は好きじゃないニッキ。自分は浅田飴も絶対にニッキ味、生八ツ橋のニッキの粉たっぷりなのも大好きだし、シナモンシュガーも中学生の頃には親に買ってもらってトーストにかけたりしてた。シナモンシュガーなら甘くても大丈夫だった。そうそう、たしか砂糖もバラの形の角砂糖だったように思う(曲の中の歌詞に出てくる)「♪シナモンの枝でガラスに三度、恋しい人の名を書けば 愛が叶えられると娘等は信じてる〜」と言うおなじないまがいな事もその女性が説明してくれた。結局、その曲が入ってるLPを買った。今でも好きなアルバムです。第3ビルには「ウイーンの森」という喫茶&居酒屋があった。この店にもよく行ってた。中古レコード屋巡りしてた頃に、この店で今日の収穫を友人と見せ合ったりしてた。もっと喫茶店のマッチは山ほどあるのですが、何度も通った店はそんなにはなかった。あとは「マヅラ」ぐらいか…。もっと載せたいけど、最後にここ!「ぬかるみの世界」の事を少し書いたので・・・「千房」の本店。やっぱり「ぬかる民」の聖地はここ。「ぬかるみの世界」を聴いてる人だけの合言葉があって、ミックス焼きを「ぬかるみ焼き」と注文すると、かなり値引きされてた。ぬかる民の友人たちと、「千房」本店には何度も行った。25年ぐらい行ってないなぁ・・・。久しぶりに難波に行った時に行ってみようか。もっとさらっと書くつもりが、めちゃくちゃ長くなった。神戸、大阪編、第二弾もまた書こう。第三弾まではできそう。東京にも好きな店がいっぱいあったので、次は東京編かな。さだまさしさんの「夢供養」を聴きながら書いてた。「空蝉」と「ひき潮」が特に好きな曲。「ひき潮」はライブ盤「随想録」のヴァージョンの方が好きですが。「パンプキン・パイとシナモン・ティー」が入ってるアルバムです。「療養所」では何度も泣かされた。