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ワシの趣向を少し知っている方は、「洋楽好き」と思っているようです。
ところがドッコイ、邦楽も好きです。 宮城道雄 / "宮城道雄" VZCG-534 (2005年)※1993年の"宮城道雄の至芸"と同一内容 邦楽、と言っても、所謂J-POPじゃないですよ。 近頃の安っぽいJ-POPはほとんど聴かないですから。 琴って、実は大好きな楽器です。 もちろん、自分が弾けるわけでもなければ、実物を触ったこともありませんが、あの音色はたまりませんな。まさに「心の琴線に触れる」感慨を与えてくれます。 楽器を習う時間と経済的余裕がもしあるならば、是非とも筝を習ってみたいと思う今日この頃。 さて、この宮城道雄さん(1894~1962年)、生田流箏曲の大家でございまして、お正月に必ず耳にする「春の海」を作曲した方です。 目の不自由な方で、東京から大阪へ向かう際、走行中の列車の扉から誤って転落して亡くなったそうです。 このCDは全て宮城道雄の演奏を収録したものです。 ほとんどが戦前に録音した音源です。 かの有名な「春の海」も、本来は箏と尺八ですが、本編には尺八ではなくヴァイオリンとの協奏が収録されています。宮城道雄を世界的に有名にしたのが、ここで共演しているフランス人ヴァイオリニストのルネ・シュメーなる人だそうで、昭和7年の録音、なんと約75年前です! こんな昔の音源が残っていて、普通にCDで聴けるっていうのは、何だか不思議な気分でもあります。 ブルーズの神様・ロバート・ジョンソンを聴いた時もそうだったけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月19日 09時39分53秒
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