オジさんは怒ってるんだ!

2007/05/21(月)21:36

言い回しの妙

essey(300)

 おじさんの仕事は「営業」である。日頃から言葉には気をつけて話をするのが習慣となっているのは仕事の特性上仕方がないというか必然である。特に、年配の方々や若年の方々にはとりわけ神経を使うものである。また、その方々の性格により「尊敬語」や「謙譲語」を使いこなさなくては変な会話となってしまう。最近では特に若い方々には「丁寧語」と「謙譲語」を振り分けないと慇懃無礼にあたってしまうので注意が必要である。 表現として面白いのがおじさんの事務所の若手の言い方である。『駅まで来て下されば、お迎えに参上致します』これはおかしいのは分かっていただけるだろう。ただ素直に『駅までおいでになれば、お迎えに参ります』「致します」という表現が全てがカバーできるかと思う年代なのだろうか。昔、怪傑ライオン丸というヒーロー物と時代劇がミックスしたTVドラマがあったのだが、そこで主人公が登場するときに「見参」や「参上」など決まり文句としてあったが、当時は格好いいと思っていたがなんのことはない、へりくだって登場を述べているだけの話であり「謙譲語」の一種だと気がついた時には体から力が抜けたものである。 話がそれたが、尊敬する=つまり自分より上に見るのか、へりくだる=相手に合わせる(何も自分を落とすわけではない)のかで言葉は変わってくるのは必然だろう。 やはり、スムーズに綺麗な日本語でお客さんと会話ができればうれしいのである。 おじさんもまだまだだが、万人の方に、せめて不快にはなってほしくないのが第一であり、交渉事がスムーズにすすむよう潤滑油になってくれれば幸いなのである。 営業という仕事ではあるが、言葉を勉強しつつもいずれコンシェルジュのように、色々と気がつく、気がまわるようになりたいものである。 ただ、気の置けない仲間とは「べらんめぇ」「関西弁」のオンパレードで飲みたいものである。その差も楽しみたいものである。さぁ、明日からまた修行だ。。。。。   今日のBGM       中 幸介 「花」 

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