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カテゴリ:essey
おじさんの仕事は「営業」である。 日頃から言葉には気をつけて話をするのが習慣と なっているのは仕事の特性上仕方がないというか 必然である。 特に、年配の方々や若年の方々にはとりわけ神経 を使うものである。 また、その方々の性格により「尊敬語」や「謙譲語」を 使いこなさなくては変な会話となってしまう。 最近では特に若い方々には「丁寧語」と「謙譲語」を 振り分けないと慇懃無礼にあたってしまうので注意 が必要である。
表現として面白いのがおじさんの事務所の若手の 言い方である。 『駅まで来て下されば、お迎えに参上致します』 これはおかしいのは分かっていただけるだろう。 ただ素直に 『駅までおいでになれば、お迎えに参ります』 「致します」という表現が全てがカバーできるかと 思う年代なのだろうか。 昔、怪傑ライオン丸というヒーロー物と時代劇が ミックスしたTVドラマがあったのだが、そこで主人公 が登場するときに「見参」や「参上」など決まり文句 としてあったが、当時は格好いいと思っていたが なんのことはない、へりくだって登場を述べているだけ の話であり「謙譲語」の一種だと気がついた時には 体から力が抜けたものである。
話がそれたが、尊敬する=つまり自分より上に見る のか、へりくだる=相手に合わせる(何も自分を落とす わけではない)のかで言葉は変わってくるのは必然 だろう。
やはり、スムーズに綺麗な日本語でお客さんと会話が できればうれしいのである。
おじさんもまだまだだが、万人の方に、せめて不快には なってほしくないのが第一であり、交渉事がスムーズに すすむよう潤滑油になってくれれば幸いなのである。
営業という仕事ではあるが、言葉を勉強しつつもいずれ コンシェルジュのように、色々と気がつく、気がまわる ようになりたいものである。
ただ、気の置けない仲間とは「べらんめぇ」「関西弁」 のオンパレードで飲みたいものである。 その差も楽しみたいものである。 さぁ、明日からまた修行だ。。。。。
今日のBGM 中 幸介 「花」
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