お嬢の愛と欲望のささやき

（前の前の前の前の日から続いてますので、先にそちらをお読みください）

その２，３日後、あたしはえいじくんとバーにいた。
えいじくんはあたしの友達（５２歳！）の息子様で、たまに遊ぶお友達。
１コ下の２５歳、Ｂ型。なかなか激しい性格の人です。
この『今度産む事件』を、相談というか、報告して、
「で、お嬢はカレシが浮気してないってほんとに思ってるわけ？」
というので、
「信じたいもん」
と答える。
「信じたい、ってことは信じてないわけだよね」
というので、
「うーん」
と唸る。
「もう、、、ゼッタイ他の女とヤッてると思うけど？」
うーん。
だよね、、、、、だよね。。。
でも、あたしはほんとにやってないんじゃないかって思う気持ちもあるんだよね。

《浮気した！とおもうワケ》
１．ゴムがなくなっているという事実。しかも１個ずつ２回無くなっている。
２．この歳になってゴムをあげる/もらう、なんてやらないでしょ。
３．ゴムをあげた相手、一晩で３回！？ウラヤマシイ　３０代じゃせいぜい２回な気がする。
　それに３回したいほどのやりたがりならゴム自分で買うと思う。
４．１月は仕事が忙しいっていう理由であたしたちほとんど会っていなかった。（やりたい放題！？）

《浮気してない！とおもうワケ》
１．何気ない言葉に彼の愛を感じる（笑）
２．仕事多忙な中インフルエンザにかかり熱が続いて死にそうになっていた。
　そんな状況でセックスしたいか・・・？
３．もともとそんなにセックスがすきじゃない
４．めんどくさがりだから二股なんてしそうもない

「あ～・・・・お嬢。オマエさ、熱３８℃でても食欲落ちないって言ったよな？」
「うん」
「たとえばさ、オマエが３８℃の熱だしてるとするじゃん。そんなときにさ、目の前にさ、まだ食べたこと無いめちゃめちゃうまそうな料理があるとするじゃん。おまえ迷わず食べるだろ」
「うん」
「それと一緒だよ。３８℃くらいならｘｘｘはたつぜ」

・・・・すげぇ納得(￣Д￣;;

うん、でも・・・・でも・・・と何度かそんなやりとりしてたら、
「おまえ不幸になるよ。オトコも駄目になる」
・・・・(_ _。)
「わだかまり残してもしょうがないしさ、オマエのなかでまだ納得いってないんだったらもっと話し合ってこいよ。俺はさ、別れた方がいいと思うよ。そいつ（あたしの彼氏）俺なんかむかつくわ」
・・というか、えいじ君がむかつく相手だとあたしは別れた方がいいんでしょうか(ーー;)

とにかく、あたしの心中おだやかでなく、ぐるぐるまわる気持ちがとまらない。
この間、彼氏の説明（？）きいたときは何も考えられない状況だったので、次はおちついてもう一度話し合うぞ、と心に決めた。


えいじ君の何気ない一言。
「今別れたほうが楽だぞ。俺が一緒にいてやるよ」
・・・(〃∇〃) 　口説かれたのでしょうか。。。