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今日は、子どもの中学の「読み聞かせボランティア」の反省会があった。 中学での読み聞かせは、今年度が初めての試みで、週に1回、朝読書の時間にボランティアのお母さんたちが教室に行って、15分間の読み聞かせをしようというものだ。
おかちを含めて、10人でスタートしたが、少しずつ増えて、年度末には20人になっていた。いろいろなことがあったが、こうして反省会をやってみると、実にいい仲間だったなあ、という感じがする。 はじめのうちは、自分たちも慣れないし、子どもたちもどういう位置づけをしていいか慣れないみたいで、終わってそれぞれの教室から図書室に戻ってくると、ああだった、こうだったとひとしきりこぼしあった。 小学校でも詠み聞かせをやっている人も多く、かえってそういうお母さんたちの方が、中学生の反応のなさや、1部の子の挑戦的な態度に傷ついて、自信をなくして、やめたい・・・なんていう人もいた。 その度におかちも含めて、「まあ、中学生なんてそんなものだよ。態度と心は必ずしも同じじゃない。」って思っている何人かが、慰め励まして、足を洗わせずに1年間やってきた。 9月の文化祭には、読み聞かせのお母さんたちで20分ほどステージ発表をしてほしい、と言われ、夜も何回か集まって練習したのも懐かしい。 立派な群読などはできないから、詩を中心に読みやすい小品をいくつか選んで,その詩にあった人がひとりで読んだり、3~4人で読んだり、3グループに分けて掛け合いをしたり・・・というアレンジをして、無事20分を乗り切った。 特にテーマや統一性もなく、説明も何もなく、「早口言葉」で幕を開け、金子みすヾの「大漁」・島崎藤村の「初恋」・萩原朔太郎の「竹」といったまじめなものと、「寿限無」・「お経」といった言葉遊びをまぜて、ひたすら読んだ。 中でもおかちが忘れられないのは、「お経」。 言葉遊び歌の中にこの1連を見つけたとたん、続きを作りたくなってしまって、あっという間に遊びで出来てしまった4連。 それをみんながいたく気に入ってくれ、木魚と鐘(というのでしょうか。チーンというやつ)まで持って来てくれて、ポクポクやりながらステージで唱えた。 おかちのあたりはかなりの田舎なので、法事の時に近所の女がその家に行って、お題目を唱えるという地域が多い。その節回しで唱えると、すごく感じが出る。 不謹慎だと思う人もいるだろうか、という心配も出たが、まあ、中身で許してもらおう、ということで発表となった。 これが子どもたちに大うけで、終わるなりまだもうひとつ詩が残っていたのに、自然に拍手が起こって、終わりのようになってしまった。 自分でつくったお経は実はおかちもとても気に入っている。 何か子どもたちを応援する詩を読んであげたい、ないならつくろう、と思ったこの4連に、誰かが「青春応援歌」というタイトルをつけてくれ、みんなでその気持ちでとなえた。 読み聞かせのあとの記録の時間に、クラスの子どもたちの事や最近の学校の様子など、いろんな事を話した。 司書の先生も含めて、具体的な子どもの個人名もたくさん出して話をしたけれど、誰一人興味本位で聞いたり、聞いた事をうわさ話にすることもない、気持ちのいい仲間だった。 来年度もやろうと思っている。 青春を応援したいと思っている。 青春応援歌を紹介します。 1連目は既存のもの。 2連目からは、おかちの創作です。 「青春応援歌」 電車ー馬ー車ー自ー動車ー 人力車ー力 自ー転車ー 交通地ー獄 通勤者ー 受ー験地ー獄 中高生 合ー唱練習 土ー曜日ー 空腹帰ー宅 晩御ー飯 茶ー髪腰パンミニスカート 自己中 反攻中 禁煙中 中間 期ー末 急降下ー 三者ー面談 針むしろ おどしーすかしー泣き喚き 家ー庭崩壊 家具崩壊ーー つーわり 難産 乳不足ー 夜ー泣き朝泣き昼も泣きー 発熱骨折医者通いー 過ー労寝不足 無我夢中 健康笑ー顔 癒し系 入園入学 祝い酒ー 戦争 犯罪 天災害 逃げろーさけろー無駄死ぬなー アホ・愚図・ケチ・ワル・暗かろうとー 代替不可能 授かり者 天才秀才 ひとにぎりー 平凡青春 応援歌ー チーーーーーン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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