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玄奘三蔵は、目的を達成し帰途に着いた時、
高昌王との約束を果たそうと急ぎました。 帰りに必ず寄ると誓っていたのです。 玄奘は、インドでも熱心な王たちに度々引きとめられ 思うように旅を急ぐことができなかった時 高昌王を思い出し、王たちに話して聞かせていたようです。 彼がいかに熱心な仏教の帰依者であったか、 いかに玄奘を大切に思っていたか、 それ故に自分の強い望みより玄奘の大望を、優先したのです。 そうしなくても誰も妨げることのできない力ある王であったにもかかわらずです。 帰路の頃には玄奘も経験を積み四十近い男盛りでしたから、 度が過ぎる要求には手厳しい言葉で拒絶することもあったようです。 ですが、あの頃、高昌王との別れが簡単でなかったのは、 若かったとばかりは言えない、 玄奘の方にも気持ちの揺れがあったからだと思えます。 人との縁は不思議なものです。 初めて会ったその日から、恋の花咲くこともある。。。 です。 強く惹かれあう、心が通い合う相手というのは、 前世からの縁なのか、 初対面から、十年来、二十年来の仲であるかのように 急速に親密になれるものなのです。 また、高昌王ほどがむしゃらに玄奘を求めた人は、きっと それまで居なかったことでしょう。 早くに父を亡くし10歳で故郷を出て 13の歳には出家していた(幼くして 特別に出家を許されていた)玄奘は、 信仰と学問ばかりで世俗に疎かったと想像され 高昌王のなりふり構わぬ執着や 財産を分け与えるほどの無償の想いが 新鮮に強烈に心深く届いたことだろうと思います。 しかし、玄奘の帰りを待つことなく、高昌王は亡くなっていました。 高昌国も既に唐軍に滅ぼされていました。 再会すれば、王のもとで三年暮らす約束でした。 誓いは果たせず。。。あの日の慟哭の別れが今生の別れでした。 諸行無常です(涙) 十世輪回一路相伴 『西遊記之孫悟空三打白骨精』 10世の輪帰っていっしょにお相手をします←ウェブ翻訳(笑) 遠く玄奘三蔵が仏教のしきたりに法り身を清めています。 孫悟空は関心がない風で、実はひっそり彼を守っています(笑) 仏教から来た言葉に「親子は一世、夫婦は二世」というのがあります。 結婚した当時よく私も先輩たちから言われました。 過去、現在、未来を仏教では三世と言います。 親と子の関係は現世だけで終わる一世かぎりのもの、 夫婦関係は現世と来世の二世を契る強いものであるという意味だそうです。 劇中で三蔵法師と孫悟空は、どうやら十世を契ったようです(合掌) 高昌王と玄奘三蔵シリーズ 一目でわかる♪ 『西遊記之孫悟空三打白骨精』 一から順に(下から上へ)お願いいたしますm(__)m 四、高昌王の手紙 三、高昌王の思い出 二、高昌王の純情 一、私の肉体は支配できても、、 ウィリアム・フォン、馮紹峰、フォン・シャオフォン、ペン・シャオペン 以上全部同じ人(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.08 06:07:26
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