可愛いに間に合わない(ファッションと猫と通販な日々)

それにしても、
昨日地元のいろんな方たちから聞いた
「明日は富士山見られると思うよ」
というお言葉はほんとうだったなぁと
どうしてみなさんわかったのかなあ
すごいなあ
不思議です


そして、ホテルの方が仰っていた
「9時頃が一番よく見えると思いますよ」
というのもほんとうでした





9時半頃の富士山





♪もくもくもくの雲が～


この通りどんどん湧き上がってきて、
ロープウェイ始発じゃなかったら
あんなに綺麗に富士山の頂を
見ることは出来ませんでした







志村さん


富士山、逃げなかったよ



名残惜しい気持ちを引きずりながら、
天上山(てんじょうやま)山頂を後にしました





行きの時には気付かなかったけど、
ロープウェイの車体上部に
可愛いうさぎさんコンビが！









帰りのロープウェイからの眺め


また来ます



ホテルに戻り、フロントの方に
「富士山、ばっちり見えました！
ありがとうございました！」と報告すると、
「よかったですねぇ」と
心なしか弱々しい笑顔で
労りのお言葉を返してくださいました


フロントに預けていた荷物を受け取って、
そのままチェックアウト
ホテルの方に河口湖駅まで
車で送って頂き、
駅では富士山をバックに
家族の記念写真撮影までしてくださって、
最後の最後まで、本当にお世話になりました





フジサン特急と富士山


次来る時は乗れたらいいなあ













大月駅まで向かう途中、
結構長い間、向かいの窓から
こんな風に富士山が見えていて、
月や太陽みたいに
富士山がずっと付いてきてくれるなんて
贅沢なことだなぁと
満たされた気持ちでそれを眺めていました


この旅行記の最初の方でも書きましたが、
私は自分の家が一番好きな人間なので、
どこか楽しい場所に出掛けて行っても、
いつも「早く家に帰りたい」と
思ってしまう気持ちが消えないのですが、
今回の旅行では、
帰り道ずっと「まだ帰りたくないなぁ。
はやくまたここに来たいなぁ」と思っていました


こうして文章を書いている今も、
「あの場所に『帰りたい』」と思っています


私の帰る場所は『ここ』なのに、
あの場所に『帰りたい』と思ってしまうのです


あの街は、それほど素敵な場所でした



帰り道、新幹線の中でふと思い出した言葉があります


よしもとばななさんの
『哀しい予感』という小説に出てくるのですが、
主人公のおばが突然失踪し、
主人公がおばを捜して行き着いた場所に
残されていた書き置きの中の言葉です






「本当にここまで来てしまいましたか」



「旅は愛を深めますね」



その言葉が、帰り道、
ふっと胸に落ちてきたのです



ここまで来てしまいました



旅は愛を深めますね







志村さん



また会いに行きますね





取り急ぎ富士吉田記事 早見表

志村正彦さんの故郷、富士吉田市へ行ってきました 早見表












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