2021/01/26(火)19:29
お辞儀のしぐさ愛らしく ジョウビタキが越冬
お辞儀のようなしぐさがかわいらしい
冬鳥ジョウビタキ(ヒタキ科)が、
和歌山県紀南地方各地で越冬している。
日本野鳥の会県支部会員によると、
雌は地味な体色をしているが、
雄よりも縄張り争いに強いことが多いという。
ジョウビタキは全長約14センチでスズメぐらいの大きさ。
シベリアで繁殖した後、越冬地として日本を訪れる。
繁殖期以外は単独で行動し、縄張り意識がとても強い。
普段はくいや木の枝などに陣取り、
「キッ、キッ」や「カッ、カッ」と鳴いて縄張りを主張する。
雄の体色は派手で、頭が銀白色、顔は黒色、
腹は赤茶色をしている。和名の「尉(じょう)」は銀髪を指す。
木の実も食べるが虫も好む。白浜町の農家の男性によると、
まきを割っていると木の中にいる昆虫の幼虫を狙って、
手の届く所まで近づいてくるという。
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