ヤマガラが餌を探すのに熱中しているのか、近づいても逃げ去っていきません。こんなに近くで、ヤマガラを観察するのは初めてです。最近見かけた野鳥【その5】。
☆年末・年始にかけて、ウォーキングコース(玉川上水)で、さまざまな野鳥を見かけました。「自然観察の振返り」のテーマ「名前の由来」を一時中断して、最近見かけた野鳥を連続して紹介しています。☆ウォーキングコース(玉川上水)の遊歩道で、ヤマガラを見つけました。シヤマガラは、ジュウカラ科シジュウカラ属の野鳥です。(2015年1月1日撮影)。☆ヤマガラは、いつもは警戒心が強いのか、すぐに飛び立ってしまいます。しかし、餌を探すのに熱中しているのか、近づいても逃げ去っていきません。こんなに近くで、ヤマガラを観察するのは初めてです。(2015年1月1日撮影)。☆ヤマガラの食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べるそうです。おもに樹上で採食し、夏季は主に動物質を食べ、冬期は主に果実を食べるそうです。木の実を咥えているようです。(2015年1月1日撮影)。☆ヤマガラは、標高1,500メートル以下の常緑または落葉広葉樹林に生息します。標高1,000メートル以上に生息しているものは、冬期に標高の低い場所へ移動するそうです。ヤマガラ(山雀)の名は、山に生息することに由来します。(2015年1月1日撮影)。☆ヤマガラの頭部は黒く、額から頬や後頭部(一部縦長)は白く、背中や下面は茶褐色、羽は青みがかった灰色です。(2015年1月1日撮影)。☆ヤマガラは、エゴノキの丸い実を嘴で取ると、両足の間にはさみ嘴でえぐい果皮を取り除き、種子の堅い殻(種皮)を突いて壊し、中の柔らかな胚乳を食べるそうです。また、ヤマガラは、エゴノキの実を一旦地中に埋めてから食べるので、貯蔵型散布種子といわれるそうです。