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カテゴリ:山野草
☆写真整理と自然観察の振り返り(その25)は、イネ科エノコログサ属・チカラシバ属の植物です。
☆エノコログサ属は、4種類見かけることができました。合わせて、チカラシバ属のチカラシバも紹介します。 ◎エノコログサ(イネ科エノコログサ属) ☆ウォーキングコースの道端や空き地で、6月から秋までエノコログサを見かけます。(2012年6月21日撮影)。 ☆エノコログサは、日本全土の荒れ地や畑に生えるイネ科エノコログサ属の1年草です。エノコログサは、草丈が50センチメートル程度で、穂は6センチメートルくらいで直立しています。エノコログサの花期は、6月~11月です。(2012年8月19日撮影)。 ☆エノコログサ(狗尾草)の名は、穂の形が子犬の尻尾に似ていることから「犬っころ草(いぬっころくさ)」が転じてエノコログサになり、漢字で「狗(犬)の尾の草」と書きます。別名のネコジャラシ(猫じゃらし)は、この穂で猫をじゃれさして遊んだことに由来するとのこと。(2012年8月20日撮影)。 ◎ムラサキエノコロ(イネ科エノコログサ属) ☆ウォーキングコースの道端に、エノコログサと一緒に、ムラサキエノコロが咲いていました。ムラサキエノコロの花期は、6月~11月です。(2012年6月29日撮影)。 ☆ムラサキエノコロは、日本全土に分布するイネ科エノコログサ属の植物で、エノコログサの変種だそうです。変種は、他に、海岸にはえるハマエノコロがあるとのこと。(2012年6月30日撮影)。 ☆ムラサキエノコロの名は、エノコログサの仲間は花穂の基部の剛毛にさまざまな色があり、ムラサキエノコロはその部分が紫褐色で、穂全体が紫色に見えることから。(2012年6月30日撮影)。 ◎アキノエノコログサ(イネ科エノコログサ属) ☆9月に入ると、ウォーキングコースで、草丈が50センチメートルから1メートルくらいでエノコログサより大きく、穂先が垂れ下がっているエノコログサが目立つようになります。アキノエノコログサです。(2012年9月5日撮影)。 ☆アキノエノコログサは、日本全土の空地や道端に生えるイネ科エノコログサ属の1年草です。(2012年9月5日撮影)。 ☆エノコログサは穂が6センチメートルくらいで直立していますが、アキノエノコログサは穂が10センチメートル以上あり、穂先が垂れ下がっているのが特徴です。アキノエノコログサの花期は、8月~11月です。(2012年9月5日撮影)。 ◎キンエノコロ(イネ科エノコログサ属) ☆9月中旬になると、ウォーキングコースで、キンエノコロが目立つようになります。(2012年9月13日撮影)。 ☆キンエノコロの花穂は光を通してみると、花穂の基部の金色の剛毛が美しい光景を作りだします。(2012年9月13日撮影)。 ☆キンエノコロは、日本全土の道端や野原に咲くイネ科エノコログサ属の1年草です。キンエノコロの小穂。(2012年9月13日撮影)。 ☆これで、ようやくエノコログサ属4種をウォーキングコースで観察できました。 ☆イネ科には、エノコログサと似た花穂のチカラシバがあります。エノコログサ属は1年草ですが、チカラシバは多年草です。 ◎チカラシバ(イネ科チカラシバ属) ☆9月に入ると、ウォーキングコースでチカラシバを見かけるようになります。(2012年9月6日撮影)。 ☆チカラシバは、日本全土の道端に生え、どこでも見かけられるイネ科チカラシバ属の多年草です。穂は熟すると、ひっつき虫になるそうですが、よくわかりません。(2012年9月6日撮影)。 ☆チカラシバ(力芝)の名は、引き抜こうとしても簡単に引き抜けないことから名付けられたそうです。10月中旬には、ウォーキングコースの原っぱをおおいつくしています。(2012年10月14日撮影)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.01 03:53:04
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